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40年前のフィルムカメラ

どうもこんにちは。松千代のイナダです。
先日小説家の方と知り合いました。私の完成しない小説を完成させてもらう約束をしました。(ガチです)

さて、今回は珍しいフィルムカメラのことを書いていきます。
珍しいって何が?というと、これです。

蛇腹で、この形のフィルムカメラは大体大判カメラといって4×5サイズがメジャーなのですが、これは中判カメラなのです。

4×5カメラは、通称シノゴと呼ばれていて、シート型のフィルムで撮影します。ところが、今回紹介するカメラが中判で6×9サイズとなっております。

TOPCONという和製メーカーのHORSEMANと呼ばれるカメラなのですが、全く知らないメーカーでした。このカメラは友人のお祖父様が生前使用していたカメラだそうで、出世払いという名目で譲ってもらいました。

使い方は通常の大判カメラと似通っているのですが、変わっている点がフィルムのセットの仕方です。

ファインダーとフィルムが分離しており、本来は専用のピントグラスを装着した状態でピントを合わせ、取り外してフィルムマガジンに付け替えて撮影するという手間がかかるのですが、これは特殊なアタッチメントを装着しています。

どうなっているかというと、ファインダーとフィルムマガジンが上下に連結されており、ピントを合わせた後、下方にスライドすることでフィルムを装着できる仕組みになっています。

ファインダーは上下が反転しているので、反転してみました。なんだかノスタルジーですね。
使い方に全く慣れずにミスショット連発しましたが、なんとか撮影できた写真がこちらです。

一本のフィルムで8枚しか撮れないのに、4本撮影してまともに写っていたのはたったの3枚、、、近頃のフィルムの高騰を考えるとかなり痛い出費でした、、、
とはいえ、やはり解像度は中判。具に色が写っていてとても美しいですね。

もっと使いこなせるようになって、このカメラで撮影会など開きたいですね。

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