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龍の気配を感じる川と出逢った

ふた月まえに、37歳のお誕生日を迎えたのですが、直前まで38歳になると思っていました。もう一回やるような気持ちが抜けないですが、2回目の37歳を楽しみたいと思います^^

誕生日前日から当日にかけて、家族や友人が祝福してくれて幸福な時間でした。当日はパートナーがバイクでお気に入りの場所まで連れてってくれました。

GOLD WINGという、後部座席に背もたれと肘掛けまであるラグジュアリーなバイクを借りてきてくれました(驚

鳳来の滝

お気に入りの場所というのが、『鳳来の滝(ほうぎのたき)』という小さな滝。自宅からは30分くらいです。

木々が空高くまで伸びて生い茂り、やや荒れた岩場を抜け、その奥でひっそり佇む滝で、深い蒼緑色の美しい清流の滝壺があります。

ここは居るだけで、身体が透明になっていくような不思議な感覚があって、わたしの中では節目のときに訪れて、清めてリセットするような場所です。

この滝を見つけたのは、Googleマップを見ていたとき。
中央の細長い湖は班蛇口湖というのですが、この形がみたい、と思ったのです。

頭が下で、尾が上の龍に見えませんか??

この地域には龍にまつわる有名な神社『神龍八大龍王神社』があったり、「龍門地区」や「竜門ダム」など、地名に龍のつく場所が多いです。

鳳来の滝は、その龍の尾に位置する地点。

清流あるところに龍の気配あり、

龍のつくった道のあとに鳳凰来たり


この文章自体はわたしが勝手に作ったものですが、龍と鳳凰のお話をされている方がいて、そのお話を元にまとめた一つの詩です。

それをそのまま表現しているかのような場所だ!と思って、わたしの空想の中で、一人で納得&興奮していました。

それから、ここは龍に関連づく地域だと考えて観察するようになりました。

千と千尋のハクも、川の神様でしたよね。
清流には川の神様、龍がいる

この滝と出会ってから、清流に頭までとっぷりと浸かりたい、という願望が芽生えて、全身浸かれる川を探していたのですが、今年の夏、ついに出逢いました。

そこはご縁のあった梨農家さんのお家へ遊びに行った時に教えていただいた、その集落の民家の間の裏道を抜けてしか行くことのできない穴場の川でした。

こんなふうに仰向けに寝れるほどの浅瀬と、大人が立って首まで浸かれる程の深度があります

川の流れはとても緩やかで、小さなお魚がたくさん泳いでいて、肌をツンツンと突かれたり、サワガニがいたり、奥の深いところまで行かなければ子供も楽しめます。

早速入って、写真を撮ってもらったのですが…

2枚の写真を見て、2枚目の左端下に細長い青い筋のようなものが写っているの見えますか?

3枚目はわたしたちを包むような光に。

この写真を見せたある方に”間違いなく龍だ”と言われました。
(ちなみに別の方には鳳来の滝にも龍の気配がある、と)

それからこの川が気に入ってしまい、梨農家さんにもいつでも来ていいよと言っていただいたので、涼しくなる最近まで、毎週のように通っていました。

ここだと写真に不思議な光が入り込むのも印象的です

清流に頭までとっぷり浸かる、という願望は1年越しに成就し、思う存分泳ぎました。

最後に泳いだ日には、川の中にいる方が呼吸が楽に感じるほど心地よくて、その瞬間に龍と繋がったような気がしました。

そんな気がする、と思うのは自由な世界です。

この地域の龍と鳳凰の名の由来、歴史的背景などを調べている最中です。ネットで調べても一切出ていないので、図書館などで文献を探るしかなさそうですが、独自の仮説ができるほど情報が集まったら、また記事に書きたいと思います。

お付き合いくださり、ありがとうございました。

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