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はじめまして、松田高政です。

◆食品ビジネス・6次産業化の専門家です

はじめまして、私は高知県内で商品企画から試作開発・販売促進まで、食関連のトータルプロデュースの仕事をしています。

また、月の半分は高知大学土佐FBC(フードビジネスクリエーター)という教育機関で、社会人向けに食品ビジネスの教育プログラムを提供しています。

専門分野は地域資源を活用した食品ビジネス・6次産業化で、得意な手法は、生産者だけでなく販売者・消費者を巻き込んだマーケットイン型の商品開発・販路開拓です。

参考:高知新聞で食プロとして紹介されました。(短縮URL)

http://urx.blue/1wRy

◆日本の6次産業化の課題と専門家として・私の役割

私は以前、シンクタンクの研究員から脱サラして起業し、地域産品専門店の経営で大失敗を経験しています。今では、その失敗も前向きに生かして、プロジェクトが失敗しないよう、できるだけ「事前に相手先の喜ぶ姿が想像できる」商品開発を心がけています。

というのも、これまで、地方の様々な6次産業化の商品開発・新規ビジネスの現場を見てきましたが、どこの誰に届けたら最大限満足していただけるか、喜ぶ人の姿(販路・顧客)が想像できていないケースが多いと感じます。なかなか売れない状態になるのは、作り手・売り手・買い手との間に何らかの気持ちのズレが生じているからなのです。

私の考える「食の専門家の役割」は、まずは作り手と売り手または買い手をつなげる。作った人の気持ちを買いたいと思う人に届けるつなぎ役ではないかと思っています。

今、食の業界は、1次産業(農業)、2次産業(加工)、3次産業(飲食・販売)の分野のみで縦割りで進めてもなかなかうまくいきません。最終的にはお客様に喜んでもらうために、互いの強みを活かしてコラボレーションにより新たな商品またはサービス(価値)を生み出さなくてはなりません。

そのために、食品業界及び異業種も含めた幅広い人的ネットワークを駆使して、生産者が抱える経営課題に対して、最適な戦略・戦術を提示して、総合的・段階的に支援いく必要があります。また、そのための最低限必要な知識や、これまでの経験・ノウハウをすべて提供していく必要があります。

◆情報発信によって私ができること、貢献したいこと

そのために、私はこれまで独学で勉強したことや、自分が実践して失敗したこと、成功したことなどの経験・ノウハウについて、広く情報発信することにしました。

これから発信する専門分野は、食品の開発と販売の基本的な考え方と具体的な進め方で、具体的には「最終的に買ってくれるお客様が喜ぶ商品開発・販路開拓」です。

基本的な考え方は、はじめに販売先や喜んでいただけるお客様を先に決めてから、販売先やそのお客様と一緒に商品や売り方を考えます。その結果、最終的には販売者からもお客様からも感謝されるものができあがり、売れる状態になります。

仮に既存商品・サービスで売れていない状態だとしてもあきらめる必要はありません。商品開発・販路開拓の基本に立ち返り、マーケティング戦略を一から見直すことにより活路(差別化等)は見出すことはできます。

また、専門家の役割は商品戦略だけでなく、会社の経営戦略の方向性も一緒に考えることがあります。経営者としては、改善・変化に対して不安が付きまとうため、励ましながら、寄り添いながら、小さな実行・成功体験を積み重ね、さらなるモチベーションアップ、自信の創出へと導かなくてはなりません。

その上で、着実な販路の開拓、顧客ファンづくり等により、景気や社会環境に左右されない強い顧客基盤・経営基盤を構築させ、経営が改善・発展するまで良き相談役・コーチ役として常に並走していかなければなりません。

そこで、これから必要になってくるのが、異業種の業界をつなぎ合わせ、生産者と消費者の心の距離を縮める「食の専門家・6次産業化の専門家」の存在です。

私はこれまで、自分の業界での立ち位置・役割が明確になっていませんでした。でもこれからは、食プロレベル6(最高段位・国内1人)、「食の専門家・6次産業化の専門家」として、誇りを持って、自分の持っている知識・経験を伝えることで社会に貢献したいと思っています。

その際、あくまでも食の現場での主役は生産者でありお客様です。その人たちの幸せのために、私が持っている情報すべてを発信していきたいと思います。

私のこれまで、そしてこれから「人材の育成と食のネットワークで革新を起こす

動画「コロナ禍で地方が輝く商品・経営戦略」(全5回)

講座「新たな時代に新商品・サービスを生み出す能力とは」(全11回)


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