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’85の阪神タイガースを彷彿させる、オリバーゴールドスミス コンスル3連発 ②

一度あることはニ度ある

急にフリマサイトで商品を探しだしても、ベストなものは見つけづらい。

心と時間の余裕がいるのは、この前の購入で学びました。

買ったコンスル-Sが我が家へやってくるまで、つぎの候補になりそうなブツを物色していたときのこと。

前と似たようなモノが、目の前にあらわれたのです。

同じ新品未使用、“マッキントッシュ ロンドン”別注のサングラス、“オリバー ゴールドスミス”コンスル-Sが、17,800円という破格の安さで売りに出されていました。

おい、嘘だろ…

①のコンスル-Sより、1万円近くも安いじゃねぇか!

フリマの神様、どうして数日前にこの商品をオススメしてくれなかったのでしょう?

①とおなじものならこれを買う必要がないので、自分自身を納得させるだけの『買う理由』がほしい。

メルカリの陰謀を疑いながらも、この別注アイテムの詳細を見てみると…レンズの色がちがうのは置いといて、フレームカラーがブラウンデミと①のダークブラウンデミより若干明るい。

ただ、この微々たるディテールの差はファッションに興味のない者から見る、ジーンズのバックポケットに施された“リーバイス”『一谷』アーキュエイトステッチと、“ラングラー”『二谷』サイレントダブルステッチのちがいくらい、どげんでもよかことでしかない。

せめて、①の色をブラックフロートにすればよかったと、後悔するも先に立たず。

どうしよう…



楽しいロンドン 愉快なロンドン

別注してきた“マッキントッシュ ロンドン”は、日本の三陽商会が展開しているライセンスブランドで、本家は言わずもがな『ゴム引きコート』で有名な英国ブランド“マッキントッシュ”。


アメリカの高級オーディオメーカーや

“アップル”のパソコンとは関係ありません。


三陽商会の『マッキントッシュ』は、現在『ロンドン』と『フィロソフィー』の2ブランド体制で、セカンドラインとしてはフィロソフィーが早く誕生しています。

フィロソフィーから遅れること8年、“バーバリー ロンドン”と破局をむかえた三陽商会は、その後釜(DNA的には、“ブルー/ブラックレーベル”が本線なんだけれど)に、フィロソフィーの上位互換ロンドンを据えました。

“バーバリー”にしても“マッキントッシュ”にしても、どんだけロンドンが好きやねん!という話ですが…

分家の“マッキントッシュ”は、アニキ分が後発のなんともいびつな構図です。

さらにややこしくしているのが、英国の本家にもディフュージョンブランドの“トラディショナル ウェザーウェア”が存在しており、その本家筋を牛耳っているのが日本企業の八木通商だという…血縁関係が分かりづらい複雑な家系図でございます。


そんな、黒い目の『日出ずる国』“マッキントッシュ ロンドン”ですが、コラボ先の“オリバー ゴールドスミス”も復活後は鯖江産「ハンドメイド イン ジャパン」なので、青い目のイギリス製じゃないことに目くじらを立てるほどでもありませんが…



そして、購入へ

①の商品を購入した9日後、前回は『値切り』が通用したので今回も調子にのって、ディスカウントできるか?出品者にお伺いを立ててみました。

メルカリの慣行からして、してもらえるなら端を切り捨て17,000円決着かと思いきや…

千円引きの16,800円にしてくれました。

ありがたや、ありがたや。

半値以下で買えた、②コンスル-S別注モデルのドーパミン放出83%の高得点ですが、相対的に高く感じる①のオリジナルは55%に下方修正。

ちなみに、純正ケースはオリジナルと別注で大きさと内張りの色がちがいました。



noteを書いている中の人はファッショニスタではありません。レビュアーでもありません。 あえてたとえるなら「かろうじて美意識のあるオッサン」といったところです。 自分が買いたいものを買っています。 サポートしなくていいです。 やっていることを遠くから見守っていてください🐰