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【旅行記】時代の変わり目をウズベキスタンで迎えてみた(その1)

2019年のゴールデンウィーク、平成と令和の変わり目に最近注目のシルクロードの国、ウズベキスタンを訪ねた旅行記です。今回は旅に役立つ情報の話。

■ ウズベキスタン旅行の基本情報

押さえておくべき基本情報は、おおむね以下の通り。

・時差:4時間(日本の方が進んでいる。日本が朝の9時のとき現地は朝5時)
・通貨:1スム≒0.013円(2019年7月6日時点)。1万円≒77万スム
・支払:スムがメインで、ホテルやお土産物屋ではドル払いが受けられることもある。クレジットカードはあまり使えない
・気候:内陸性の気候で雨が少ない。昼は気温が上がるが、朝晩は冷え込む
・治安:全般的に良好。イスラム国家なので表立って飲酒しないなど、ルールがしっかりしている。主だった観光施設や公共施設には警察官が配置されている。以前は警察官とのトラブルが多かったらしいが、トラブルらしいトラブルはなかった。
 ・通信:ホテルなどにWi-Fiはあるが、ロビーだけしか通じない、弱いなど発展途上。SIMカードは町中で買える(次回の記事で詳しく紹介予定)

■ 旅に必要なあれこれ

2018年2月10日から、日本国籍の人はウズベキスタンにおける30日以内の滞在の場合ビザが免除になったため、最悪の場合パスポートと現金さえあればなんとでもなる。

とはいえ手ぶらでウズベキスタンに行くわけにもいかないだろうから、持ち物を整理した。

【必須の持ち物リスト】
★パスポート:有効期限が滞在期間+3ヵ月以上のもの。町中で警察に提示を求められることもあるらしい
★現金:日本円は両替が難しいため、ドルをあらかじめ用意しておくこと
★「滞在証明」:現地で泊まったホテルでパスポートを渡すと、ホテル側にもらえる紙片。町中を出歩く際や出国の際に用いる。また夜行列車に乗るときはチケットを確実に持っておくこと
★変換プラグ:主要なプラグ形状が日本と異なるので、持っていこう
 
【あったら安心する持ち物リスト】
〇ポータブルバッテリー:充電効率が悪いこともあるので、あると安心
〇eチケット・ホテルの予約票を印刷したもの
〇薄手のカーディガンなど羽織れるもの:機内が長いうえ、現地の朝晩は冷え込むこともある
〇マスク:乾燥するので
〇消毒液・アルコールティッシュ:屋外のレストランなども多いので、食事前にあると安心
〇ガイドブック:安心と実績の「地球の歩き方」以外にも何冊か日本語のガイドブックが出ている。

■ ウズベクに至る道

意外かもしれないが、日本からウズベキスタンへの直行便は存在する。
ウズベキスタンのナショナルフラッグキャリアであるウズベキスタン国営航空が成田とタシケントを結んでいる。所要時間は片道でおよそ9時間。ただし冬の間は運休+週に何回かしか飛ばないらしく、今回の旅で会った日本人で直行便ユーザーは皆無だった気がする。

代わりに人気なのが、韓国(仁川)経由の方法だ。大韓航空やアシアナ航空は、タシケントにかなり便数を飛ばしている。乗り継ぎ待ちを含めても片道12時間程度と直行便とそこまで変わらないこと、仁川の空港施設が充実していて乗り継ぎに便利なこともあって、多くの日本人がこのルートを使っていた。

そんな中、我々が選んだルートはこちら!

<行き>
成田→釜山(韓国)→北京(中国)→アルマトイ(カザフスタン)→タシケント(ウズベキスタン)
<帰り>
タシケント(ウズベキスタン)→アルマトイ(カザフスタン)→北京(中国)→仁川(韓国)→成田

乗継回数:8回
往復合計:約48時間


乗継回数:8回
往復合計:約48時間


は??48時間?

…今思い返すと、どこか思考回路がおかしくなっていたとしか考えられない。旅の準備は今年の1月から2月にかけて居酒屋に集合して行われたのだが、毎回冒頭に飲みすぎてテンションを上げたままその場でチケットを予約していたのが仇になったと思しいが、気づいたらどこの予約サイトでアレンジしたか、わけのわからないルートができていた。

なんだよ乗り継ぎ8回って。
アフリカの奥地にでも行くのか。
仮にも一国の首都から首都に行くルートじゃないだろ。

費用こそ往復で10数万だったので、節約にはなるが、
その分時間とか活力とか、いろいろなものを盛大に失うので正直全くお勧めはしない。大人しく韓国経由で行かれることをお勧めしたい。

次回いよいよウズベキスタンを目指します。

ここまでお読みくださりありがとうございました!

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