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晩婚・晩産化がもたらす僕らの未来

少子化が叫ばれてもう30年くらいになります。ご存知の通り、日本の人口は2008年に1億2808万人でピークを迎えて以来、減少の一途をたどっています。

少子化がかなりマズい問題であることは、今や多くの日本人が認識しているのではないかと思います。国家の財政は火の車で、社会保障費用も上がる一方です。消費税も31年間で0%から10%へと、とんでもないほど上昇しました。それもこれも、人口減少が最大の原因です。

少子化の原因としては様々なことが言われてきました。医療の発達、女性の高学歴化や社会進出が進んだこと、晩婚化や未婚化が進んだこと、給与が減ったこと、安定した正規雇用が減ったこと、などなどです。その他、都市化が進むと出生率が下がるというデータもあります。こちらは各国の都市化の推移をグラフ化したものですが、世界各地で都市化がかなりのスピードで進んでいるのが見て取れます。そして都市化が進んだ国では同時期に少子化が進んでいます。

Our world in Data: Urbanization by Hannah Ritchie and Max Roser より

こうした様々な原因と言われる出来事の中で、僕が一番身近に感じるのは晩婚化と晩産化です。僕は保育園を経営していますが、20代のお母さんは本当に数える程しかいません。30代のお母さんが一番多く、40代の方も少なくありません。中には45歳で妊娠し、今48歳で子供が2歳などという方もいます。

この晩婚化、晩産化なのですが、国レベルの視点で語られるいわゆる「少子化」以外にも、実は僕ら一人一人の人生にものすごい変化をもたらします。今日は晩婚、晩産が具体的にどのようなインパクトを人生にもたらすのか、具体的にお話ししたいと思います。

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