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「一生懸命に働く」よりも大切なことがあります

「正直者は報われる」

「一生懸命働ければ、どこからか誰か偉い人が見ていてくれていて、やがてきっと報われるに違いない」

僕らはこんなふうに純朴に考えがちです。ところが残念なことに、現実には、そんなことは滅多にありません。うまく立ち回ったり、適度に手抜きしている者が報われるのが現実なのです。要領のいい者が先駆けて出世して、僕らは不公平感を抱きます。

しかし、「長時間一生懸命働けばいつかは報われる」という考え方は、あまりにも牧歌的です。19世紀以前の鍬を振るって畑を耕していた時代ならば確かに普遍的な真実だったかも知れませんが、21世紀でも通用する考え方ではないのです。

例を挙げてみましょう。交差点の角にあるコンビニのオーナーは、もしかすると先日ZOZOを売り抜いた前澤友作氏よりも、長い時間、より熱心に働いているかも知れません。しかし、現実に大金を手にしたのは前澤氏であって、コンビニのオーナーではありません。こうした例はいくらでもあります。僕よりもずっと短い時間で、僕よりもずっと稼いでいる人などいくらでもいます。また逆に、僕よりも長時間働いて、僕よりもずっと稼ぎが’少ない人もたくさんいます。

つまり、「長時間懸命に働く」よりも大切なことが、明らかに存在するのです。それを不公平だに感じるかも知れませんが、知恵を絞ってビジネスを生み出した人と、一店舗のオーナーが全く同じ賃金だったら、それは社会主義です。

そこで今日のこの記事では、一生懸命長時間働くよりも大切なこととは何あのか、解説してみたいと思います。

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