社会に溶け込めない人ってどうしても一定数存在します。そういう人は大人になってからそうなるのではなく、まだ幼稚園や小学校低学年の頃から集団生活に馴染めずに苦労する人が大半です。僕もそのうちの一人でした。どういうわけだか、みんなと同じように振舞ったり、揉め事を起こさずに仲良くやるのが苦手だったのです。友達も少なかったでしたし、先生や親には怒られてばかりいました。

僕のこの社会不適合者ぶりはその後も治ることがなく、中学に行っても高校に行っても同じことの繰り返しでした。先生や親に言われたことを粛々とやったり、なんの疑問も抱かずに「みんなと同じ」に振舞うことがどうしてもできなかったのです。いちいち言わなくてもいい一言を言っては先生や親を激昂させたり、友達の和を乱したりしていました。別に乱そうと思ってやっていたわけではないのですが、つい思ったことをはっきりと口に出してしまい、それが災いの元になっていた感じでした。

多分僕と同じような苦労をしている人は、世の中にはたくさんいると思うのです。そこで今日は、そんなふうに上手に社会に馴染めない人はどうすればいいのかを考えてみたいと思います。

※この文章は単品で100円ですが、1000円でこのマガジンを購入すると、１ヶ月25本くらい読めるので1本40円です。