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ビジネス・パートナーにはどんな人を選ぶべきか?

ビジネスを始めるに当たって大切なことはいくつもありますが、中でも「誰と組むか」は特に重要です。一番大事なのはもちろん「何をやるか」ですが、「誰とやるか」はそれと同じくらい重要です。

ここを見誤ると、苦難に際したときにビジネスが空中分解します。ですので、「何をやるか」が決まったら、しっかりと時間をかけて最適なパートナーを探しましょう。僕の親戚でも外国人パートナーに資金を持ち逃げされた人がいます。ちょうどバブル崩壊期で、あっという間に倒産に追い込まれてしまいました。本当にひどい話ですが、そういうことをする人が現実にいるのです。業績が良い時は誰だって笑顔でニコニコやれますが、パートナーとの関係性が本当に試されるのは、苦しい時なのです。

これは夫婦関係でも同じことです。どちらかが病気をした。失業した。子供がグレてしまった。子供が重い病気になった。そんなときにこそ、二人の関係が試されます。無責任な配偶者は、仕事を理由に面倒なことから逃げ回ります。

陥りやすい間違い

パートナー探しというと、多くの人が自分にはない経験や才能に着目しがちです。確かにこれは非常に大切なことで、自分にはない才能や能力を持った人と組むとお互いを補い合ってビジネスを躍進させることができます。例えばアップル創業者のスティーブ・ジョブズとウォズニアックは、片方がマーケティングの天才で、もう片方がエンジニアリングの天才でした。ソニー創業者の盛田昭夫と井深大も同じような関係です。

ですから、この人選方法が決して間違っているわけではありません。むしろ非常に正しい方法だと言っても良いでしょう。

では一体何が問題なのでしょうか?

実はお互いを補い合う特技や才能あるかどうかだけでは、パートナー選びの適切な指針にはなり得ないのです。もちろん大切な要素ではありますが、大切なポイントは実は3つあるのです。それでは順番に説明しましょう。

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