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松の葉は、いつも翠(みどり)

常に変化して、同じみどりを保つ

住職の話が身にしみた。

桜や紅葉は、その季節に「いろ」を見せ、そして枯れていく。
その季節になると、私たちにきれいな姿を見せてくれる。

でも、松は、”みどり”の葉を保つ。
しかし、”みどり”が変わらずにあるように見えるけれど、そこには常に”変化”はある。
常に、みどりが保たれるよう、新しい芽吹きがあり、命が入れ替わっていく。

諸行無常、諸法無我

すべては変化し移ろいゆく、そして、永遠で変わらないものはない。
だから、外にばかり目を向けるのではなく、自分の内面に目をむける


自分は変わらずにここにあるかもしれないが…

日々、自分の中の何かが新しく芽吹き、命が入れ替わっていく。

住職の法話を聞き、自己の内面にしっかりと目を向け、自身の中に起こる変化と対峙しようと強く感じた。
置かれた環境の変化など、わかりやすい変化に流されてしまいそうになる4月。
でも、自分の内面にも着実に”入れ替わっていく何か”はあるはずだ。

いまここにある自分。

この存在は変わらないかもしれないけれど、日々新たな”人”や”情報”などの何かに出会うことで、自分を構成する何かは変化している。

昨日の自分と今日の自分。
そして、明日の自分は、どれも自分ではあるけれども、異なっている自分だ。

自分の内面に目を向けて、自分に生じる変化というものを受け止めたい。
そして、その変化というものを楽しみたい
そして、その変化を与えていただいていることに感謝したい。

住職の法話が、身にしみた。

今日も新しい気づきをありがとうございました。

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