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言葉の偉大さ

こんばんは。
皆さんは、大事にしている言葉や座右の銘のようなものはありますか?僕は中学3年生の頃からたった1つだけ、大切にしてきた言葉があります。今日はその言葉の意味や、言葉の大事さという部分を、自分の感覚の中で紹介していこうと思います。

「意味」
早速ですが僕が大事にしている言葉とは
「疾風に勁草を知る」(しっぷうにけいそうをしる)という言葉です。まぁ聞いた感じ「なんじゃそりゃ」という言葉だと思いますので、まずは「疾風に勁草を知る」という言葉の意味を説明していきます。

この言葉は「強い風が吹いた時に、本当に強い草が分かる」という意味をもつ言葉です。
皆さん1度、目の前一面に草原が広がっているイメージをして下さい。そこに激しい風が吹いたとします。その時、飛んでいってしまう草がある中で、強い草だけがその場に留まり続ける。そこで初めて、同じ種類の草の中でも弱い草強い草が見極められるということです。
つまりこれを人間に置き換えて例えると
「苦しい時や、逆境に立たされた時に、その人物の本当の価値や、人としての強さ、意志の固さが分かる。」というようなことを比喩した言葉になります。

「言葉」
僕は「疾風に勁草を知る」という言葉に、
大きく人生を「変えてもらった」と思っています。
特に高校3年の秋頃からでしょうか、少しづつ物事に対する考え方や、野球に対する向き合い方などが変化したという感覚があります。それもこの言葉が大きく関わっていたのではないかなと思います。

「言葉の偉大さ」
そう考えてみると、人って案外そういった言葉や尊敬しているものに影響されるんじゃないかなと思います。
では皆さん、今ここで大事にしている言葉や、尊敬している人物を思い浮かべてみて下さい。
そして次に、何気なく無意識に送っている自分自身の生活を思い浮かべてみて下さい。どうですか?尊敬している人物や、その言葉の意味と同じような生活を送っていませんか?その言葉や人物への想いが強ければ強いほど、大きく影響されているのではないかなと思います。

「実感」
特に大学時代は、3軍時代から横浜スタジアムで引退するまで、1度も気を抜けない環境だったこともあり、常に気持ちが張り詰めていました。4年間、変わりゆく環境の中で、それ相応の大きな重圧を感じながら生活を送っていました。だからこそ「疾風に勁草を知る」という言葉は、かなり意識していましたし、何度も助けられました。そして特にそれを実感したのは、秋のリーグ戦の最中でした。大学の指導者である、辻コーチが本人著作の本をプレゼントして下さり、その際にこんな言葉を本の見返しの部分に書いて下さりました。

これは嬉しかった、本当に泣きそうになりました(笑)
まさにこの言葉は「疾風に勁草を知る」という言葉の意味そのもので、その時僕は「あぁ、体現出来ているんだな」と安心しました。誰かに自分の生き方を褒められるのももちろん嬉しいですが、それ以上に自分がなりたい人間像通りの人間だと認識してもらう事の方が何倍も嬉しいんだなと感じました。
そして改めて、この言葉通りに生きてこられていることに大きな充実感を感じることが出来ました。

「まとめ」
今回は僕自身が大事にしている言葉の紹介と、そういった言葉が与える自分自身への影響の部分を書いてみました。僕自身の経験も含めて、そういった言葉などを大事にすれば大事にする程、想えば想う程、その通りの人になっていけるのではないかなと思っています。
誰しも生きている中で、上手くいかない期間というのは必ず存在すると思います。どんなスーパースターも億万長者でも同じだと思います。ただ、そんな中で自分が大事に出来る言葉を1つ持ってみると、その状況は一変するのかも知れないですね。言霊って本当にあるのかも🤔

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