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マデイラ島とデジタルノマド

マデイラ島は大西洋上にあるポルトガルの島でデジタルノマドの受け入れを積極的に行なっているエリアです。コロナ禍のなかで特にここPonta do Solが打ち出した「デジタルノマド村」はさまざまなメディアに取り上げられ有名になりました。

Ponta do Sol

島の南岸にあるPonta do Solに1週間滞在してきました。こちらの村は徒歩で15-20分もあればだいたい行ける範囲に収まります。村のコワーキングスペースは文化センターに併設されていて無料です。食事などお店はそこまで多くはないのですがその分価格は抑えられています。そのため生活コストはかなり抑えられます。滞在場所もColiving Spaceからホテルまで宿泊は結構整っているので滞在期間や気分で選択の幅は広いと思いました。

Ponta do Solの海岸
Ponta do Solのコワーキングスペース

Funchal

1日だけですが島の中心都市Funchalにも足を伸ばしました。こちらはPonta do Solとは異なり、クルーズ船も寄港するなどにぎやかな雰囲気です。人通りやお店も多くこちらが好みというDigital Nomadもいそうです。

Funchalの街並み

マーケットもあり、花や果物、魚介などさまざまな食材が並んでいます。こちらは多くの観光客が訪問しています。

Mercado dos Lavradores

Coworking Funchalはスタッフにお話を伺ったところ元小学校の校舎を改装したもので2017年からと比較的新しい存在です。こちらはかなりのオオバコのコワーキングでドロップイン1日12ユーロ、月額プラン130ユーロもありなどしっかりビジネス。weekluプランがないということから利用者orターゲットは月単位が多いのかなという印象です。

Coworking Funchal外観
Coworking Funchal内観

Digital Nomad Madeira Slack

より詳しい情報はDigital Nomad MadeiraのSlackにあります。マデイラ全般からPonta do Sol, Funchalなど各地域まで宿泊やコミュニティイベントなどより細かな情報はそちらでチェックできます。訪問しなくても参加できるのでどんな情報が提供されているか、会話がやり取りされているか日本でも参考になる部分はあるかと思います。

地域の方々に聞くとイギリス人、ドイツ人が多いということで近くのスペイン・カナリア諸島に近いものがあるなと思いました。飛行機で3時間くらいと、日本でいうと沖縄や台湾と似た位置づけかもしれません。もちろん日本と単純に比較できませんが、特にPonta do Solは何があるというわけでもないけれどそれを逆手に取って付加価値を見出していくという戦略は日本の地域にとっても参考になる部分が多いのではないでしょうか。

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