見出し画像

新米デザイナーでも分かるCXOnight#2 レポ

はじめまして、WEBデザイナーのまつみさんです。先日、『スタートアップにCXOが必要な理由 - CXO Night #2』に参加しました。

登壇者も参加者も華やかな面々で、特別なスキルも経験もない私が行ってもいいのかな〜と気後れしつつの参加でしたが、とても面白くて勉強になったので、なるべく簡単な言葉で共有しようと思います!


そもそも「CXO」って何??

実は今回、「尊敬するデザイナーさん達が登壇するから」というミーハーな理由で参加しており、「CXO」が一体何なのかもよく分かってませんでした。

事前勉強として、前回のCDOnightのレポートを確認。

CXOとは、「CTO(最高技術責任者:Chief Technical Officer)のデザイナー版のようなもの」のようです。
CXOの他にも、いくつか似たポジションがあるとのこと。

CXOとその仲間

CXO=Chief eXperience Officer(UX設計の責任者)
CDO=Chief Design Officer(デザインの責任者)
CCO=Chief Content Officer(コンテンツの責任者)

責任を持つ部分をどこに置くかで名前が変わるし、同じ「CXO」でも、企業によって実際の業務内容には違いがあるみたいです。

うーん、よく分からん笑
デザイナーのキャリアパスって、ディレクターや、アートディレクターくらいしかパッと出ない…。
CXOって一体普通のデザイナーと何が違うの?どんなスキルが必要なの?と、分からないことだらけでした。
     

会場の熱気が凄かった!

会場は凄い熱気で、皆さん、一字一句聴き逃すまいと真剣そのもの。
以下では、noteを運営する、piece of cake 代表の加藤さんと、CXOの深津さんの対談から、気になったことを纏めました。


「CXO」ってどんな人?

CXOは、ユーザー体験を良くするための責任者。
これからのプロダクトやサービスを作る企業に居るべき存在で、
「経営の知識があり、権力と資金を動かせる最強のデザイナー」のようなもの。

AppleやSonyといった、ユーザーに愛される偉大なプロダクトを作る企業。
これらの企業では、経営がデザインの役割を重視し、CXO/CDOの役割を果たす優秀な人物が存在する。

CXO不在の企業では、目先の数字や損得といった狭い視野でデザインを進めてしまいがち。
短期的に利益が出ない施策は経営層から許可が降りづらいため、改善に時間がかかったり迷走したりすることも。

CXOが居れば、ユーザーの使い心地(UX)ベースにプロダクトを作っていけるため、本当にユーザーが求める改善が行えるようになる。


「CXO」は何をしているの?

企業や作っているプロダクトによって様々。
noteの場合は

・KPI設定をはじめとした、サービス全体の成長モデルの設計
・UI/UXの監督
・制作チームの育成
・行った投資改善のレビュー
・ユーザー調査(Twitterで話題になったゲリラ式のも含む笑)
・採用、広報活動

…のような感じ。
とにかく、なんでもやる!

経営層と目線を合わせながら、プロダクトの方向性を決め、制作チームをまとめ、動かす。

CXOはデザイナーという枠にとどまらず、
「部の垣根をまたいで横断する人」とのことです。


CXOがいると何がいいの?

CXOがいると、プロダクトが効率的に、ユーザーにとって使いやすい形で改善できます。
CXOは、肩書という権力があって、資金を動かす力もある。

普通のデザイナーだと、施策を実行するために経営層を説得する必要があり、
そこにエネルギーの殆どを使ってしまう。(ここ、死ぬほど頷きました笑)

その労力と時間を無くし、持っているリソースの全てを必要なことにつぎ込み、スピーディーにプロダクトを進化させられるのが、CXOの一番のメリット。

その他にも、チームの意識が良い方向に変わったり、部署の違う同士が同じ視点を持てるようになる等のメリットが。


CXOってどうやったらなれる?

デザイン業務全般に対する能力に加えて、経営への知識等、様々なスキルが必要なので、日々の業務から自然とステップアップしてなれるものではなさそう。必要なスキルをどのように学び、経営層にCXOの必要性をどのように示していくかは、色々と課題がありそうです。

これから徐々に日本企業にも導入の動きが広がっていくし、
是非そこを目指すデザイナーが増えて欲しいとのことでした。


まとめ

―自分はどんなデザイナーになりたいのか考える

CXOの日本社会への浸透は、デザイナーとしても、一人のユーザーとしても、非常に楽しみです。

そして、肩書の有無に拘らず、CXO/CDOのように、デザイン+アルファのスキルを持つ人の需要は、今後どんどん大きくなるように感じます。

4年前は、「とにかく綺麗なデザインを作れるようになりたい」というくらいの浅いビジョンしか無かった私ですが、昨今のデザイナーを取り巻く変化と今回のイベントを経て、「今後自分が何を身につけたいのか」「何をしていきたいのか」改めて考えさせられました。

―誰もCXOというポストを用意してはくれない

デザインを望む形で提供できるようになるには、待つのではなく、自分から周囲に働きかけていくことが大切。そしてそれは、特別な肩書がなくてもいくらでも出来ること。

そのためのヒントをたくさん得られたと感じます。


【オマケ】普通のデザイナーでも明日から変えられること

イベントを通して「これは自分でも出来そう!」と思ったことを列挙。これはほんの一部。本当名言のオンパレードでした…。

相手の言葉で話す

全ての基本で一番大切なこと。相手の立場になって、一緒に考えられるようになること。ビジネスに限らず、価値観は人それぞれ。
自分の意見を押し付けるのではなく、自分の叶えたいことと、相手の解決したい課題が重なるポイントを探ること。

経営、マーケ、デザイナー、エンジニアで、共通の言語やノリを作る

多部所で価値観を共有する文化が、互いの理解を助け、よりよい仕事を可能にする。noteでは「こんなnoteは嫌だ!」という大喜利風のアイディア出しで、ユーザーがされたら嫌なことをみんなで考えたりしたそうです。

オーナーシップを持つ

提案をするときに、無責任なアイディアを出さないこと。
自分が経営に入って、それでも最後まで責任を持ってやりたいと思えることを提案すること。

デザイン以外のことにも興味を持ち、積極的に関わる

デザインという自分の作業の範囲にとらわれず、発言していくこと。
CXOは、部署を横断してコミュニケーションがとれる人。
ユーザーやエンジニアとの会話が苦にならない人がgood。

自分で物を売ってみる

プロダクトを作って売るという一連の流れ(デザイン、生産、売り込み、販売)を体験することで、UXや経営について学べることは非常に多い。(原価や人件費等)
ハンドメイドでも同人誌でも、なんでもいいから「売る」という経験は
CXOに必要な様々な知識を得ることができる。

営利目線ではない、デザイナーの評価軸を作る

ABテストの結果ばかりを気にするデザイナーが生まれないように、
安心して成長できる環境を整える。

UXのチェーンが切れていないかチェックする

UXを改善するとき、例えば珈琲屋なら、店の前に立って、雰囲気を感じて、ドアを空けて、空間の広がりを感じる、列に並び、メニュー見る…といった一連のマップを作る。
その一連の流れの中に、地雷のような大きな見落とし(珈琲がマズイ、トイレが汚いetc)がないかを確認する。


もっと知りたい!という方は、同様の内容をスワンさんがまとめてくださっていて、かなり充実していたので紹介させていただきます( ˘ω˘)


最後に、この度貴重な機会をくださった坪田さんを始めとした登壇者の皆様、スタッフやスポンサーの皆様、本当にありがとうございました!




この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

37

まつみさん

WEB制作会社に勤めて4年のデザイナー。1歳の娘を持つワーママでもあります。

#デザイン 記事まとめ

デザイン系の記事を収集してまとめるマガジン。ハッシュタグ #デザイン のついた記事などをチェックしています。広告プロモーションがメインのものは、基本的にはNGの方向で運用します。
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。