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人間・新庄 剛志がもっと好きになる本 彼は宇宙人なんかじゃなかった

先日、このKindle本を読みました。

ちょっと前に
日本ハムファイターズの新監督に電撃就任した
新庄 剛志さんの本、『わいたこら。』

スターの知られざる素顔が赤裸々に

ぼくは現在46歳、
年代的に、新庄さんが日本球界で大活躍していた頃を
知っています。
巨人・槇原投手の敬遠球をヒットにした場面などは
リアルタイムで見ていたのです。

その後、メジャー挑戦、日本球界に復帰、
オールスターゲームではMVP獲得を大胆予告!
まさかのホームスチールで、見事 有言実行!
ヒーローインタビューでは
「これからは、パ・リーグです!」
・・・とブチあげ、日本球界を盛り上げました。

そんな “新庄劇場” をずーっとみてきたので
「あの人は僕たちとは住む世界が違う人」
本人も言っていましたが、
「宇宙人」だと思っていたのです。

決して宇宙人ではなかった

類まれなる野球センス、
持って生まれた身体能力で大した努力もなく
スターへの階段を一気に駆け上がり、
その後も、気ままに生きている。

そんな勝手なイメージを持っていました。

でも、この本を読んで、それが間違いだったことが分かりました。
一人の人間・新庄 剛志が本気で悩み、
苦しみもがき、這い上がってきた姿がありました。

普通の人間なら全てを投げ捨てそうな状況の中、
「一寸先は光」と言い聞かせながら
歩んできた人生がありました。

この本を読むきっかけになったツイート

たまたま見かけた本でしたが、
その前に、ぼくは新庄さんのツイートに触れていました。

投稿されたのは11月12日

僕が若い時
ヒーローインタビューで
(お客さん)が沢山来てくれたので嬉しかったと発言した時

ある少女が僕に(お客)じゃない 新庄選手を見たくて来たんだよ
涙を溜めながら言われた

お客さんじゃなく
ファンなんだ

その日からお客さんと言った事は1度もありません
教えてくれて有難う。

「お客さんじゃなく
 ファンなんだ」
なんてステキな言葉でしょう。

このツイートで新庄さんのことが かなり好きになり、
この本を読んでめっちゃ好きになりました。

いま苦境にある日本球界

日本シリーズの最中に寒いこと言うなよ、
・・・って突っ込みたくなる気持ちわかります。

でもぼくはそう思っています。

ハッキリ言って
ここ5~7年ぐらいの日本球界に面白さを感じません。
選手はみんなどこか小粒になり、
シーズン中、セ・リーグ1位はどこなのか、
      パ・リーグ1位はどこなのか、全く興味がわきません。

でも、新庄さんが日本ハムの監督になったと聞いた時、
「面白くなりそう!」って思えたのです。

本人もこの本でも書いていますが、
“苦境であればあるほど燃える男” なのです。

だからぼくは期待します、
2022年のプロ野球はきっと面白くなると。

新・新庄劇場を見せて下さい!


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