本当に届けなきゃならない情報が届けられない。

これが今のＴＶの限界だと思います。

特に顕著だと思うのが、携帯ショップの闇です。

今や、スマホのサービス・料金プランに関して知識を持っている人であれば誰も近づかない携帯ショップ。

理由は明白です。３大キャリアで契約しても損しかしないから。

例えば…

『元金が減らない謎の頭金』※だいぶ少なくなっているようですが。

『どう考えても不必要な初月無料のオプション』※ユーザーの解約忘れを願い、無駄コストを払わせるのが狙い。

『ＳＤカード、スマホケースなどオプション品が高い』

『本体分割払い、でも本体は手元に残らない巧妙な罠』

※４８回払いで契約、２５カ月以降の買い替え時に、今まで使っていた機種と交換で指定の機種に乗り換えた場合、残額は免除。一見お得に見えるが、本体の半額分払ってスマホをレンタルしてただけ、手元には何も残らない…

携帯ショップに行くのは、上記の情報を知らない、言葉を選ばずに言うなら『情報弱者』です。一般に年配者に多いです。携帯ショップにいるお客さんの顔を思い浮かべてみてください。大抵がお年寄りか、馬鹿っぽい若者と、その家族です。

本来そうした情報弱者に、生活に役立つ情報を発信するのがＴＶの役割でしょう。しかしそれは絶対にできない。

なぜなら、３大キャリアは、ＴＶの巨大スポンサーだからです。スポンサーの不利益になる情報は絶対に報じることができないんです。だからＴＶだけを見ている人たちは、こうした情報を知ることができない。

若者のＴＶ離れが進み、年配者の視聴者によって支えられているＴＶが、そうした年配者にとって本当に必要で有益な情報を報じられない。もう終わってます。

僕が放送作家という仕事をしながらＴＶを全く観ない理由です。

もしあなたに田舎に暮らす年配のご両親がいるなら、この年末、スマホの料金プランを見てあげてください。よほどスマホリテラシーが高い人でなければ、大多数の人が３大キャリアで契約し、やけにたかい使用料を払っていると思います。そこを見直してあげて、月にかかるコストが５０００円でも下げられたら、ご両親の老後資金に余剰ができます。そのお金は回りまわって、あなたの人生にも影響を及ぼすかもしれません。

もっと詳しく知りたい人は、YouTubeで『携帯ショップでスマホを購入してはいけない理由』と検索してみて下さい。あなたの大切なお金を守る知識があるハズです。

ちなみに僕は、３大キャリアから楽天モバイルに変えました。いま３００万人キャンペーン中で１年間の料金はゼロ。本体はGoogleで一括購入したので分割払いもありません。精神衛生上、すごく良いです。

こうした情報も、TVでは絶対に報じないです。