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ぼくのKindle本の設計図を公開します

こんにちは。
これまで16冊のKindle本を出版した
Kindle作家、ミツと申します。

じつはわたくし、
noteの下書き機能を使って
Kindle本の原稿を書いています。


・・・で、本を書くにあたって
本の設計図になる目次を、
これまたnoteの下書き機能で書いているんです。

実際に原稿を書く際、
別ウィンドウで目次noteを見ながら執筆していきます。

普通の読者はまず絶対 目にしないデータです。

今回、この目次データを公開することにしました。
例えは大げさですが、
あの天才・宮崎 駿監督が映画作りに入る前に書く
『イメージボード』のようなモノです。

これは16冊目のKindle本
『世界はそういう風にできている』

目次noteはこちらです。


第1章:うつなんて誰でもなる
港町の廃校の保健室
これからメンタルクリニックに行こうとしている
会社員の(名前)
保健室で待っていたのは、フリーランスで生きる(名前)

うつの予兆
なぜ中々認められなかったのか
「自分だけはうつなんかにならない」という
間違ったマインドセットがあったから。
心が弱いとか関係ない

第2章:うつの原因とは?
人から必要とされない、と思ったら自己肯定感が下がって
誰でもうつになる
よく分かっていないうつの原因
ぼくが考える原因

第3章:メンタルクリニックってどんな所?
初めてのメンタルクリニック
曜日の注意
怖くない 怖くない
ドクターショッピングもあり、
ちゃんと話を聞いてくれる先生
優しすぎない先生がいいです
自立をうながしてくれる先生

薬の注意点
いつか眠剤はやめられます。
それまでは薬の力を借りましょう。
いきなり湯治とか、マインドフルネスとかやらない方がいい
かえって時間とお金がかかります。

第4章:うつは太りますよ
面談の約束をすっぽかす
やっと現れるが、ちょっと太ってる

気にする必要はない。
闘病中の注意点
良くなったり悪くなったり
うつは365歩のマーチ

第5章:うつを悪化させるもの
2回連続すっぽかされる
こちらから会いに行く

義理の父からひどいことを言われた
打ち明ける相手は慎重に選ぼう
たとえ、家族だとしても
60代以降の男性、ジジイは危険。
でもこれは仕方ないこと。
高度成長期を生きた たくましい人、
うつを理解できない人も多いのです。

第6章:空気を読まない練習
うつになる人って
空気を読む人が多い。
まわりの雰囲気が悪くなることを恐れて
自分を殺して立ち回る。
その結果、八方美人になって気疲れする。

周りも「こいつはサンドバッグだと思われる」
だから平気で殴ってくる。
それが言葉でも、殴られ続けると心が痛む、
だから「少しだけ自分勝手に生きよう」
空気を読まずに生きよう。

第7章:答えは自分で探すしかない
たしかに体調は戻った。
・・・でも、漠然とした不安な気持ちは消えない。
一体どうすればいいのか・・・
答えを言うのは簡単だけど、
それはやらない方がいいと思っている。
ヒントを言うと・・・
答えは最初に教えている(自己肯定感)

第8章:人生を支える柱は何本あってもイイ

最終章:潮風の保健室


エピローグ:娘の言葉


補足:これはタイトルもラストシーンも変わりました。
   第5章以降は、ほぼアドリブで書きました。
   試行錯誤しながら書いた作品だったので
   目次が役に立ったのは前半ぐらいでした。


続いてこちらのKindle本。
『あなたも1週間で書ける!
 Kindle初心者は対話形式で1冊目を書け!』

目次noteはこちらです。


対話形式のメリット

書きやすいは読みやすい
絵がないマンガを読んでる気分

ぼくの本のレビューも紹介

書き方

登場人物の作り方
ペルソナに対して教えてあげるが基本
ペルソナの属性は
「初心者」「常識人間」「疑り深い」
「ちょっとだけバカ、でも素直」


その①「理由」を聞かせる
なぜ喫茶店
なぜウーバー配達を休んでいたのか?

その②不安に思っていることを聞かせる
ウーバーは恥ずかしい仕事じゃないが伝えたいこと

その③ペルソナの不満から始める
ウーバーのお客ってどうしてみんな無言で
オートロック開けるの?

その④極論を言いやすい
反射板はクソの役にも立たない

その⑤相手の不備を突っ込んで展開
文章革命最初のやり取り

その⑥結論から言って理由を展開
文章革命 文章はパッと見なんです

その⑦ペルソナに成長させろ!
砂利道を自転車を押していこうと提案する
リンタロウ

本の巻末についてる

Q&Aをやり取りにすればできちゃう

やっちゃいけない書き方

作者が言いたいことだけをズラズラ書いて
相手は「すごいですね」「そうですね」というだけの
うなづきマシーンにしてしまう。

予定調和で話を進めると、ペルソナが何も考えてない
バカな人に見えてきます。

時には作者の極論に対して反論させ、
その反論を説き伏せることで、
より説得力を強めていくのが理想。

・・・といういうか
「ビットコインってもうかりますよ!」から
「よーし! ぼくも明日からやってみよー!」だと
あまりにアホすぎでしょ。

最後に聞き手が成長して
あなたを助けるという展開が理想であり
分かりやすいゴールです


オウム返し

普段の会話で使わない難しい言葉は使わないこと

それは皆無ですよね

それはほとんどないですよね

すべらない話を見るべき

特に上手いのは、まっちゃん、千原ジュニア、兵動大樹


補足:この本はわりと設計図通りに書き進められました。
   ただそれぞれのパートをもう少し丁寧に書けば
   本チャンで書く時にラクだったなあと思いますね。




続いてこちらのKindle本
『ぼくがKindle作家と
 ウーバー配達員をやる7つの理由』


目次noteはこちらです。




やってみて気づいた
意外と相性がいい


①まずお金がちゃんと稼げる
 Kindle出版だけじゃ食えないという現実
 8月は月収20万超え



②本のアイディアが浮かぶ
 煮詰まった時、散歩していたらアイディアが出ることがあった
 たごさんの畑の話
 ウーバーで書いたKindle本がある
 ウーバーという味付けがなかったら
 毎日が自転車びよりは平凡な本になっていたと思う
 Kindleは頭を使う作業 だから体を使う作業もした方がイイ


③うつ解消
 僕は3年前にうつになった。
 その時、完全な引きこもり状態。
 少しずつ回復して、遅まきながら自転車に乗れば良かったと気づいた。
 以来、午前中に外で自転車こげれば「今日は勝ったな」と思えた。
 ウーバーをやると太陽の光を浴びながら自転車をこぐことになる。
 部屋にこもってKindle本だけを書くのは正直怖い。
 


④時代の風を感じられる
 部屋に閉じこもっていてはダメ

 町の写真を撮影できる


⑤Kindleで稼いだお金で
 コロナ後、お客さんとして行きたいお店を探している。
 住吉にある「菓子工房 福どら」
 浅草にある「パンの田島」
 台東区清川にある「お弁当屋さん ひやく亭」サイコロステーキ弁当
 浅草にある「とんかつ いとう」
 葛飾区四つ木にある「Paris Kebab」ケバブサンド食べたい

⑥東京じゃなくとも生活できるかも?


補足:これは目次の項目だけでは足りず、
   一度書き上げた後にさらに2章分を加えました。
   そういう意味では目次が粗すぎました。反省。



続いてはこちらの本
『さらば、放送作家』

目次noteはこちらです。


テレビとラジオのイラストを使って表紙

全く知らなかった世界

大宅文庫

筋肉番付
オーベルジーヌのカレー、津田屋の のり弁
番組内でのいじめのこと 見て見ぬフリしてしまった
大人の世界にもいじめがあるんだ・・・

スポーツマンNO1決定戦
武田修宏さんがめっちゃいい人だった件

クイズマンショー 同期がうつになった

ラジオの世界 

松尾雄治さんのこと

斉藤由貴さんのこと

中居くんの番組 柔道田辺陽子さん

生島ヒロシさんのこと
子供がそのまま大きくなったような人
でも声の素晴らしさ、裏のない素直な人柄
僕は人間的に生島さんのことは好き

山本さんの凄さ 対応力、字がうまい
山本フォントって作れるんじゃないかってぐらい

楽しかった仕事
テクノマエストロのこと
自分クイズで着ぐるみに入ったこと
吉岡美穂さんの番組で着ぐるみに入ったこと

ナレーションとは?書くのタイヘン!

報道ステーション
古舘さんに最高に叱られた一夜
プロ野球アバンというしんどいルーティン
だからみんなちゃんと見てあげてね

どんどん居づらくなった
空気を読むとしんどい

カジサックチャンネル 高須さんの言葉

コロナ禍で見えたテレビの愚かさ


一番つらった仕事
つらさの質が違う2つある
自分の無力を思い知らされる仕事 スポーツマンNo決定戦
心がずたずたにやられる仕事
会議に参加していただけの若手作家がやめたぐらい

一番変な仕事
着ぐるみ入りましたよ
自分クイズ
吉岡美穂の独り言

古舘プロジェクトの忘年会
柔道対決で実況してもらったのがイイ思い出

添田さんのこと

座付き作家

腰山さんの墓前に報告


補足:これはかなり荒い目次。
   ・・・というか、覚え書きに近いです。
   使っていないネタもたくさんあります。
   見返していたら、もう1冊ぐらいかける気がしてきました。
   そういう発見も目次にはあります。


続いてこちらの本
『毎日が自転車びより
 素晴らしきおりたたみ自転車の世界』


目次noteはこちら




僕の自転車に対する考え方

なぜ駐輪場でため息をついていたのか

でも仕方ない、だってみんな自分の自転車に
愛着をもってないんだから

その自転車なんですか?
ミニベロです

僕がママチャリに乗らない理由
▽ダサい
▽重い
▽乗ってる姿がカッコ悪い

ではママチャリの代わりに何に乗っているのか?
ミニベロです

ミニベロとは?

ミニベロの良さ
▽衝撃の一言「自転車は使い捨てのガジェットではないんですよ」
▽オーバーホールを続けていけば
 半永久的に乗ることができる
▽片道だけ走ればいい

愛着が持てないのが問題
▽大事にしないから
 どんどん自転車がボロボロになっていく
 使い捨てのガジェットという意識

僕がきらいな自転車の扱い方

コロナ時代の楽しみ方

道の駅

うどん屋さんへの旅

霞ヶ浦

印旛沼

ペダルをこぎだした瞬間、
あなただけの旅が始まる



補足:これはかなり荒いですね。
   よくこれで書き始めたものです。
   なんとか書けたのは
   自分の中で「見えていたから」でしょう。
   万人にはオススメしませんが、
   「書きたい!」という思いが強い時は
   目次はザクっと書いてとっとと書き始める!
   これも時には必要なのです。


続いてこちらの本
『文章革命
 世界一残酷で 世界一優しい文章講座』

目次noteはこちら




価値があるのは美しい文章じゃない
読まれる文章だ

取り扱い注意! 難しい言葉という劇薬
ここはあなたの「難しい言葉知っててスゴイでしょ」の
発表会ではない

文章は見た目
三角形の極意

文章は曲のようなもの。
同じリズムを刻むな。


くさびを打て

五感から入る

映像から入る

時系列の文章はつまらない
アバンという考え方

文章のリズムとは、淡々と事実を並べて
ためてためて ⇒ 人間なんてやめちまえ

一行目で世界を作れ
水滸伝の一行目を沢山紹介。光がなかったとか。

デビュー作とか読者には関係ない

井の中の蛙な文章を書くな
読者は全て一見さんと考えろ
空の青さを知るまでこだわれ

半角スペース “”と

文章は自由だ 星新一の精神
ドンドン会話が少なくなってきて
最後は消える
スゲー!


補足:もう書いた本人以外 意味不明な文章です。
   「おまえよくこれで書き始めたな!」
   ・・・って感じです。
   これも「書きたい!」って気持ちが強かった本です。
   だからこそ何とかなったのかもしれません。


目次の完成度は7~8割ぐらいが良い

改めて見直してみると
『文章革命』あたりの目次はわれながらヒドイです。

だから書く時はすっごく大変でした。
目次の完成度で言えば、せいぜい『2~3割』でしょう。

いま編集作業をしている17冊目の最新刊は
かなり目次を丁寧に書いたので、
実際、原稿を書く時はとってもラクでした。

ただ思うのは『目次は10割にしなくて良い』
・・・ということですね。
目次の完成度にこだわっていたら、
いつまでたっても書き始められません。
人間の情熱や集中力は、あなたが思っている以上に持続しません。

だから、目次は7~8割にして
とっとと書き始めることをオススメします。
残り2~3割は、書きながら自然と生まれてきます。

・・・というか実際に書いていくことで
『本当に必要なことが補完されていく』ことが多いです。

なので、準備に時間を使い過ぎず、
まずは書いていきましょう!


なお、17冊目の最新刊の目次については後日 加筆いたします!


読んで頂き ありがとうございます!


































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