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気になったフィンテックサービスについて調べてみた

先日、家計簿プリカ「B/43(ビーヨンサン)」について調べてみた。その過程でフィンテック業界についても、興味がでてきたので、まとめてみる。

そもそもフィンテックサービスとは?

金融とIT(情報技術)を融合した新サービスや、その新サービスを提供する事業者。finance(金融)とtechnology(技術)を組み合わせた造語で、2008年のリーマン・ショック以降、アメリカを中心に発展した概念である。決済、融資、送金、資産運用・管理、会計、保険、暗号資産、経営・業務支援など、これまで金融機関がほぼ独占していた金融サービスをインターネット、クラウド、スマートフォン、ビッグデータといったITを活用することで、より便利に、より低コストで、より迅速に提供しようという動き全般をいう。

コトバンクより引用

ちなみに2019年時点のフィンテックカオスマップはこちら。

日本はこれからキャッシュレス化を進めていく

調べてみると、経済産業省のキャッシュレスの現状及び意義という資料を見つけた。この資料の作成時(2020年1月)だと、「日本のキャッシュレス決済比率は約20%程度であるが、2025年までに4割程度、将来的には世界最高水準の80%を目指す」ということが記載されている。

ちなみに2019年に作成された資料だと、日本はかなりキャッシュレス決済比率が低いことがわかる。主要各国では40%〜60%台が多く、日本も伸び余地があることがわかる。

これからフィンテックサービスも進んでいく。

現在、日本のキャッシュレス化は「2025年までに4割程度、将来的には世界最高水準の80%を目指す」としており、現在の既定路線となっている。その
ため、よりキャッシュレス化が進み、フィンテックサービスも同時に拡大していくと思われる。

またキャッシュレス化が進むと利便性が向上するというだけでなく、日本はこれから労働人口が減っていく中で「店舗の効率化」であったり、「インバウンド需要取り込み(売上拡大)」や「データの利活用」等の様々な文脈でキャッシュレス化が必要であり、フィンテックサービス推進の追い風となっている。


キャッシュレスの現状及び意義

個人的に気になったフィンテックサービス

投資サービス


1 / ウェルスナビ
ロボアドバイザーによる自動の資産運用サービスを提供しているサービス。6つの質問に答えるだけで、最適な運用プランをご提案してくれる。世界約50か国、1万2000以上の銘柄に自動で分散投資できる。

2 / FOLIO
ロボアドバイザー「おまかせ投資」サービスや複数社で構成された「テーマ投資」のサービスを提供してくれるサービス。テーマ投資は「VR」「京都」「シェアリングエコノミー」など80種類以上の旬なテーマにカテゴリ分けされている。

決済・送金サービス

3 / kyash
アプリで発行できるプリペイド式のバーチャルカードサービス。決済・送金ができるデジタルウォレットアプリです。直近では、2022年3月にシリーズ D ラウンドで49億円を調達しており、さらに消費者向けのサービスを展開していくと思われる。

4 / バンドルカード
誰でも作れるVisaプリペイドカードサービス。基本的には、支払いの前に、使いたい金額をチャージしてから使います。ポチっとチャージ機能を使えば、チャージした分を後払いで支払うこともできます。

5 / UPSIDER
利用限度額は最大1億円以上の法人カードサービス。利用料・年会費基本無料・外貨手数料無料、申し込みはWebで完結できます。

決済・ECサービス

6 / STORES
ネットショップ開設・POSレジ・キャッシュレス決済・オンライン予約システム・店舗アプリ作成など、お商売のデジタル化を支援するサービス。

クラウドファンディング

7 / キャンプファイヤー
国内最大のクラウドファンディングサービス。プロジェクトオーナーはCAMPFIRE にプロジェクトを掲載することで、支援という形で資金を集めることができ、支援者はプロジェクトへ支援することで、モノや体験などのリターンを得ることができます。

ソーシャルレンディング

8 / Funds
企業に資金を貸し出す形で投資ができる貸付投資のサービス。

個人資産管理

9 / Revolut
国内外でのオンラインや店舗での買い物、お取引へのアクセス、給与の振り込み、通貨の両替、お金の積み立てなど、お金の管理ができるサービス。

10 / B/43
チャージ式Visaプリペイドカードと家計簿アプリがセットになった「家計簿プリカ」サービス。

最後に

あらためてみてみると、フィンテックサービスといっても、C向け/B向けであったり、社会のインフラとなるようなサービス〜特定のニーズを解決するものまで幅が広いなと感じました。(また、自分が知らないサービスなどもあると思います)

ビジネスモデルも近しいが、B向け/C向けでターゲットが異なるなどもあるので、業界別の分析なども今後機会があればやって入れければと思いました。

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お読みいただき、ありがとうございました。
自分なりに調べてみましたが、もし何かの参考になりましたら、幸いです!

(終)

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