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マーケティング観察 #001 オンラインプログラミング学習サービス「Progate」

オンラインプログラミング学習サービス「Progate」について、観察していきたいと思います。

まずは事業内容と競合について調べて見ました。

■事業内容
1.オンラインプログラミング学習サービスの開発・企画・運営
2.プログラミングスクールの企画・運営

■競合
直接的な競合はオンラインプログラミング学習サービスだが、オフラインのWebスクールなども含まれそう。
(例)paizaラーニングドットインストールUdemyなど他多数

4P分析

個人的に気になったのは製品開発に関してでした。もう少し調べてみると以下のようなことがわかりました。

■調べてわかったこと
・初期の製品作成時に、需要のある言語のコースから作っていった(Ruby on Railsなど)
・内製でコースを作成し、そのノウハウが社内で蓄積されていっている
・製品改良のため、オフラインスクールやもくもく会でのユーザーと交流している点

※以下は参考にした資料/記事


サービスの展開の仕方からの考察

プレスリリースから情報をピックアップ→まとめました。

(1)個人向け有料プラン・法人向けプランなどの新しいプランの開始前には、無料キャンペーンを実施し、ユーザーの集客をしている

(2)サービスの初期段階にて、Progate Schoolの学習カリキュラム作成&技術的に需要の大きい言語のコースの作成/改善が「デジタルハリウッド大学大学院」での採用にプラスに働いた可能性がある

(3)上記以外にも提携しているサービスが多数あることから、「Progate」のサービスが企業での需要があり、品質が認められている
→すでに導入実績もあることから、今後も対企業への支援目的の導入が進む可能性が高い


まとめ:観察して感じたこと

今回の観察では、以下のような点が良さそうに思いました。
自分の肌感覚としては、製品の磨き込みフェーズでのユーザーとの関わり方が優れていそうに感じました。

(1)ある特定の分野の中でも、まずは最も需要がありそうな製品を作成→磨き込みを行い、知見・ノウハウを貯めてから製品展開していくと効率が良さそう。

(2)学習系サービスは、まずは個人向けにサービスを展開→改善→企業向けに展開していく流れ

(3)新しいサービスの開始/有料化のタイミングで、トライアル期間を設けて、ユーザーに使用してもらいやすい機会を作る

(4)Webサービスでも、オフラインでユーザーとの接点を継続的に持ち続ける。
→コミュニティを持続的に発展させることで「学習を挫折しない環境作り&コミュニティ自体も好きになってもらう」「ユーザーとの関係性を築きながら、サービスを大きくする」価値は計り知れないと感じた。


今回のマーケティング観察はいかがでしたでしょうか...?
自分なりに解説して見ましたが、もし何かの参考になりましたら、幸いです!

お読みいただき、ありがとうございました。

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