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悪循環の沼にはまる前に「身体を休ませる」


以前の仕事を辞めて、各段に良くなったものがあった。
それは、健康診断の結果。
理由は分かってる。
こちらに引っ越して、私は寝ているからだ。

前は、帰りが遅くて朝は早かった。
単純に、家にいる時間が少なくて、寝る時間も少なかった。
毎朝、睡眠不足なのが分かっていて、それでも無理に起きた。

睡眠不足で働かない頭で、残業をして、家に帰る。
自分の生活は二の次になって、出勤に最大の体力を使うようになった。
悪循環なのが分かっているのに、どうしようもなかった。

今ならば大きい声で「いや~、つらかった…!」なんて言えるけど、
前の私は「他の人はもっと残業してる。私はまだ楽な方だよな。」って、
本気で思ってた。

そんな中で受けた健康診断は、悪かった。
特に血液検査。

社会人になって2回も手術したから、食生活は気をつけていたのだけれど。
圧倒的に睡眠が足りなかった。

その仕事を辞めた後、私はとにかく寝た。
朝の5時かと思ったら、夕方の5時だったこともあった。

たくさん寝たから、祖父のお葬式へ行くこともできた。
あの時、仕事を辞めていなかったら、私は帰らなかったと思う。

何より、生きていくための仕事なのに、
身体を悪くして、大切な人を大切にできない。

単純な悪循環なのだけれど、この沼は今でもこわい。
今の職場だって、悪循環の沼ができない保証はない。

だから、地味だけれども、自分の身体を休ませる。
これを大事にすると決める。
たくさん寝たら、沼を飛び越える方法を思いつくかもしれない。


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