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【アーティストに10万円?】「アートにエールを!東京プロジェクト」って何? わかりやすく解説と申請方法について

みなさんこんにちは!
前回はエンターテイメントの未来についてお話をさせて頂きましたが
今回は東京都が行う新型コロナウイルス感染症緊急対策として
芸術文化活動支援事業「アートにエールを!東京プロジェクト」について
記事を書かせていただきます。

「アートにエールを!東京プロジェクト」

はじめに見たときはびっくりしました。
日本もこうゆう対策が出来るんだと!
何故そのような事を思うか、日本は芸術に対してすごい遅れてると言われてます。私もエンターテイメントを発信する仕事をしてるので、それは感じる部分がすごくあります。
エンターテイメント×ビジネス
何よりこれの難しさに尽きてしまいます。
今はアートなど、芸術を取り入れる企業や一般の方にも見たり体感する機会が段々多くなってきてる世の中ですが、これだけ技術があり、どんな事でも世界トップクラスのスペシャリストになれる日本人なのに、どうしても日本では、それだけだと経済が動かないとゆう日本の悲しい現実があります。
偏見があったらダメですが、ショー業界で見ると芸術性よりエロ色を重視してる方が生き残ったりします。(エロを否定してる訳ではないです)
あとは基本は真似っこ。二番煎じになっちゃいますよね。NYで流行ったものが、一年後に日本にやってくるとよく言われてますよね。
エンターテイメントはパクってアレンジしてどんどん良いものが生まれていく世界ですが、素質であろう

日本人は0から1を生み出すのが不得意で、1から100を生み出すのが得意。

と、何年か前に中国で仕事をしてた時に、尊敬してる方が言ってました笑
確かにー!っとかなり刺さったのを覚えてます。
でもそれが日本人の強みでもあり、真面目さやホスピタリティは世界でNo. 1だと思ってます。これは留学や海外で仕事をして感じた事です。
そしてご飯が何より美味しい!コスパ最強。
日本人はどんどん海外で活躍するべきだと、特に芸術に関しては外でやった方が絶対評価されると個人的に思います。
私も海外目指して、日々奮闘中です。←Help me

話が少し外れましたが、何を伝えたいかと言うと
日本には本当に沢山のアーティスト(芸術家)達がいますが、悲しい事にお金を稼げる場所がなく、どこか軽視されていて冷たい世の中だなっと感じていましたが
都が(日本全体ではなく残念)アーティストに対して支援を行うとゆう驚きの内容です。一方で海外の文化・芸術に対する支援はすごいですが・・
まぁそこは置いといて。
今回は都の支援を受ける為に、わからない方もいらっしゃると思いますので、そんな方々に向け解説させて頂きます。(実際に担当者とも話したのでリアルに解説してます※4/30現在)

支援の内容は?

一つ一つ整理していきたいと思います。
まずこの支援の目的です。 ※東京都生活文化局サイト引用

新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、芸術文化関係の展覧会・公演・イベント等が中止・延期となり、日頃、芸術文化の分野で活動されている方々の制作や発信の場が失われています。このような中、東京の魅力の源泉でもある文化の灯をともし続けるため、「アートにエールを!東京プロジェクト」を立ち上げました。
プロジェクトを通じて、アーティストやクリエイター、制作スタッフなどの方々の自由な創作活動を支援するとともに、東京の多彩な芸術文化の魅力を多くの方へお伝えしてまいります。

↑なるほど、なるほど。
次に概要です。

・プロとして芸術文化活動に携わるアーティスト、クリエイター、スタッフの方々から、自由な発想を基にした動画作品を募集し、専用サイトで配信します。
・動画作品を制作した方々には、出演料相当として一人当たり10万円(税込)を支払います(1作品につき上限100万)。

↑10万円もらえる。うん、欲しい笑
では、対象者です。

新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に伴い、活動を自粛せざるを得ないプロのアーティスト、クリエイター、スタッフ等で、以下の要件を全て満たす方(個人または10名以内のグループ)
ア 以下の領域で活動していること
(ア)分野
音楽、演劇、舞踊、美術、映像、写真、伝統芸能、複合(核となる分野を特定できない芸術活動)等
(イ)職種
音楽家、俳優、舞踊・舞踏家、美術家、カメラマン、伝統芸能実演家、演出家、脚本家、舞台監督、照明家、音響家、舞台美術家、制作者、キュレーター、メイクアップアーティスト、舞台衣装家、その他アートワーク、クリエーションに関わるプロフェッショナル
イ 過去1年以上継続して、プロフェッショナル(主に芸術文化活動に係る収入により生計を維持している者で、不特定多数の観客に対し対価を得て公演・展示等を行う者及び当該公演・展示等の制作に携わっている者)として芸術文化活動を行っていること
ウ 都内居住者又は都内を主な活動拠点にしていること(自身が関わる公演・展示等の活動の過半が都内で行なわれていること)

↑アーティスト・パフォーマー・クリエイター・テクニカルスタッフなど、芸術・文化関係を仕事にしてる方を幅広く対象ですね。
但し、注意点はプロでないとダメ。
プロとはなんだろうか? 私が考えるプロとアマチュアのラインですが
お金が発生してるか、してないか
1円でも発生してればそれはプロの仕事です。
だからとゆって、先ほどお話しした通り芸術・文化関係では生活が成り立たない方々はいっぱいいらっしゃると思いますので、他にバイトをしてる方でもokとの事でした。ポイントは主に芸術文化活動に係る収入により生計を維持している者になります。そこは確認しました!
そしてもう一点心配な点は 都内を主な活動拠点 この線引きはどこだろう?
って東京住まいじゃない方は絶対思いますよね。
確認したところによると、後ほど申請方法について詳しく説明しますが
応募する際に経歴を書く欄があるらしく、そこの活動が過半が都内で行われてるなら大丈夫みたいです。つまり住まいは←書き方注意ですね。
更に芸術文化活動に当てはまらない(今回の支援に)活動もあると教えてくれました。それは教室やスクール。いわゆる教養です。
講師、先生、インストラクターの事を言いますね。
但し、数ある中の一つとしての活動としてはありらしく、経歴欄を書く際に教養のみで書くのはやめましょう。

次に応募する対象作品はどんなものが含まれるのか?

ア 応募者自身が創作する、未発表の新作であること(新型コロナウイルス感染症の感染防止のため、動画作品上も、いわゆる「3密」を避けたものとしてください。)。既存作品の場合は、今回の新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、未発表となったものであること。
イ 5~10分程度を目安とする動画作品(3分以上、30分以内とする。)
ウ スマートフォンなどで撮影したものも可
エ 絵画などの静止画のスライドショー等の作品も可

参考:動画作品のイメージ

・パフォーマンス(ダンス、音楽演奏、朗読、合唱、寸劇、作品の一部等)
・美術などのライブ制作
・自身が関わった作品についての紹介、解説
・プロフェッショナルとしての専門分野についてのトーク
・アニメーションやドキュメンタリー等の短編映像
・新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に伴い、中止・延期となった活動に関わるもの(ゲネプロなどの一部映像等)で未発表のもの

グループで応募する時のポイントは、誰が何をしてるか(役割)が明確になってるものが望ましいのかなと。
ただ注意しなければいけないのが、応募までの期限が限られてるので
それに間に合う作品でないとダメです。
なので、これから新しく創るより既存の作品を上手く編集した方が労力的にはおすすめです。
でもこれを機に新しい作品が次々と生まれそうなので、個人的に楽しみです!
個人的にもアーティストである以上、新しい作品を創りたいとゆう思想は誰もが持ってる事だと思います。
もしあなただけの作品を創るとしたら、あなたはどんな作品を思い浮かべますか?
これを考えるだけで少しワクワクしますよね。

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申請方法

さて肝心の申請方法についてです。
大きく分けて全部で3段階ございますが、その前にこちらをチェック。

募集人数:4000人程度
応募出来る数:1回まで

募集人数は4000人程と、個人的にがひっかりますが
どちらにせよ狭き門になりそうと思った方がよいですね。スピード勝負です。
そして、ここは公式のHPに掲載してませんが、応募出来るは一人一回まで。
つまり、当たり前ですがゲームなどではないので、発行出来るIDは一人につき一つ。今回ありえる事としては、個人として申請していて、団体でも申請している。
これはアウトですので、どちらで申請するかまず悩みどころですよね。
まずは個人から団体にするか決めた後に

■ステップ1 個人登録
専用のサイトにて個人の登録を行いIDを発行します。
期間:令和2年5月15日(金曜日)~同年5月31日(日曜日)

これは個人で申請する場合でも、団体でも全員必要になるので
必ず登録の手続きを行いましょう。ここで先ほど説明した経歴などを書く欄があるみたいです。ちなみに専用サイトは5月15日(金曜日)時間未定に出来る予定との情報です。

■ステップ2 企画応募
作品の企画を応募します。
期間:令和2年5月20日(水曜日)~同年6月12日(金曜日)期間中随時受け付け
※募集人数に達した段階で、個人登録及び企画応募の受付を中止する場合があります。
※外部の有識者等も加わり、対象者の要件を満たしているか等について審査を行います。

ここが一番混乱するんじゃないかなと思います。
まず書面上で作品について応募します。要するに字だけで作品の説明を行う。
団体の方は代表者が応募するとゆう情報です。
ここで疑問に思うのは、応募がものすごい数だった時の選考方法は?
ずばり聞きました!
「応募が募集数以上あった場合どうするんですか?
ぶっちゃけ、内容や人で決めますよね・・? ね?笑」
『いえ、基本的には応募順と今回の趣旨に該当してるかになりますね』

なるほど、つまり先着順が基本みたいですね。
これらの選考を通過すると、作品提出の連絡がありステップ3に進ます。

■ステップ3 動画作品制作及び専用ホームページでの配信作品の企画を応募します。
※動画作品提出後、内容の確認を経て、専用ホームページで配信します。
※作品制作に関わった個人またはグループ構成員に対し、出演料相当として一人当たり10万円(税込)を支払います(一人1回限り。1作品につき上限100万円)。

ここまで来ればもう大丈夫!
あとは作品が掲載され配信されるので、変な作品はだせませんよね。
これらの出演料として、10万円(税込)が支払われます。
補足ですが、団体でもお金を振り込まれるのは各個人になるので
変な心配も必要なさそうです。

まとめ

芸術・文化関係でお仕事されるみなさんへ
日本の芸術を支えてるのはあなた達です。
少し手間かもしれませんが、もらえる支援はありがたくもらっちゃいましょう!
これらに関係のない皆さんもこれを読んで、もし周りのそうゆう人がいたら教えてあげてください。

沢山の方が知って、応募して
「日本にはこんなに沢山いるんだよ」って教えてあげましょう
支援額や募集人数ももしかしたら増えるかもしれないから。

わからない事があれば松本匡史が無償でサポートしますのでご連絡ください!

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コロナという

闇の魔法が取り巻く世界に

見える先は一体何が待ってるのか?

それは誰にもわかりません

でもそこに光の魔法を与えられるのは

きっと

アーティストである。

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