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人は人なのだよ

男女雇用機会均等法(合ってる?)が
出来るまで
仕事好きの女性はイライラしていた
もっと仕事をしたくても
「帰れ」と言われる訳で

残業代稼ぎではなく
本当にあと少しで出来る!頑張りたい!
そう思っていても言われるのは「帰れ」
何を言っても通じなかった訳

そんな中、
突然一人の女性が管理職になった
転職組で入社して1ヶ月目だった
ある一定より下の社員からは
思いっきり不思議がられた

が、ある日その中の一人の女子社員が
信頼できる上司に聞いた
「1ヶ月は早くないですか?どうして?」

上司は答えた
「彼女は直談判したんだよ
  仕事をとことんしたいから
  時間制約を取りたい
  だから管理職にしてくれと」

流石にこれは思いつかなかった社員は
悔しいと思った
ずっと仕事を
男性社員と同じ様にしたかったのに
自分はどうして気付かなかったのかと


もう昔の話になった
そんなお話
『虎と翼』を見ていると
この話を思い出す
女性だからと
なかなか信頼してもらえない、
重要な仕事がなかなか回ってこない、
給料は男性より下、
うーん、
書き出したら止まらないのではないかな

猪爪寅子さんのモデルになった
三淵嘉子さんは、
男女雇用機会均等法より前の
先達となられた女性だが、
女性の括りに縛りたくないと思う
人を正当に判断する目が一番必要な仕事
(ない人もいるのが怖い)

だから、
真実の天秤に恥じない人だったろう


その様に頑張られた方が居ても
男女雇用機会均等法が出来ても
まだまだ格差は縮まらない

そして今の日本の様な国には
奇妙に性別を気にしないルートが出来た


政治家というルート
そこでは
男性が強い立場を占める率がまだ高いが
女性は男性に負けず劣らず
金銭を、大金を手にする
勉強会に出ても
報告書すら数行で済ますか
出さないにもかかわらず、だ


先達の意気は見えない今
『虎に翼』が元気をくれる
寅子さんの言葉に男女の卑下はない
正当に生きよう、
仕事をしたいという思いが溢れている


あ、ふと思った
“正当”と“政党”、
同じ音でも全然違うやん、
いろんな意味で、と


閑話休題


体の機能としても異なる男と女
心は人それぞれ
カクカクと仕切っているのは
人の心で
仕切り方を間違えているのだ
能力を発揮できるなら
性別等蚊帳の外でいいのだ
そうする為に必要な環境さえあれば
男女雇用機会均等法等
そもそも不要なのだ


人は愚か者だ
全員とは思わないけれど
それぞれの生きやすさの為に
カクカクと法律固め金固めするのは
本当に非効率且つ不憫だ

そう思うのだ

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