見出し画像

愛しい娘の誕生日

今日4月13日は、ムスメの誕生日
19歳になります…生きていたら
2年前に亡くなった愛しい子
ヨークシャーテリアの女の子、もか
(写真はお借りしました他の子
  とてもよく似てます)


一目惚れしたのは2005年の春
4匹の子供達と戯れていて
しかもその姿は女王様!
「わたちがうえにのるの!」とばかりに
3匹の上に乗ってた子

その頃私は仕事を辞めて
(辞めないと休みやれないと言われた)
時間と余裕はあった
家で穏やかに過ごす時間を
この子と居た

逃げ回られたけど
そのうちお爪も切らせてくれて
良い子だった

女の子だけど“麿”模様だったのが
徐々に白くなり
綺麗なブルースチールタンに近付いた
クリクリお目目の可愛い子
散歩ではクン活の為道の両側に行った
まっすぐ歩かない子で、
そこは難しかったなぁ

お風呂にもよく入った
カットしてもらっていつも可愛かった
遠くにもよく一緒に行った

引っ越してからは坂の多い道を歩いた
物凄く長い斜面の階段も登り降りした
自分のリュックにお弁当を入れて
ピクニックにも行った

いつも一緒にいたかったけど
仕事もしてたから
でも良い子にしててくれた

10歳を超え
お散歩を嫌がりだした
よく寝てた
ご飯もあまり食べなかった

だんだん粗相も増えた
目の色が悪くなったり
元々の耳の中の悪さもあり、
耳を触られるのをますます嫌がった


夏に一度、
外で体温が上がり過ぎてしまい
緊急入院した
酸素を常備した


あの日
体調が悪そうで
かかりつけ医に連れて行った
お口がかなり臭っていた

入院

先生に
「仕事が大変と思うけど、
  出来れば毎日会いにきてあげて」
そう言われた
無理と思っていたが
仕事を頑張って片付けて会いに行った

もう閉院の時間
先生は待ってくれた
30分程抱っこして
声を掛けて
チュッチュして
先生に託した

1週間
月曜日に会いに行った
次の日は祝日だった

連れて帰れば良かった
お家を味あわせてあげれば良かった

水曜日も会いに行った
何故か
帰りに寂しそうな顔をした様に見えた

木曜日朝、通勤電車の中、電話が震えた

もかが死んだとの知らせだった


後悔が尽きなかった

大切な子を失う気持ちは
みんな同じなのだろうな


土曜日
小さな体を荼毘に付した
小さな骨壷は
まだお墓に入れられないでいる


いろいろ思い出すもんだ
本当に可愛かったから
ちょっと嫌われてたけど
大好きだったから

お空の虹の橋で
今日も走っているのだろう

あの子の笑顔が好き
ずっとずっと、
一生の宝物


もかへ
また暮らそうね
いっぱい走ろうね
愛してるよ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?