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虎と翼の時代は私の既視感と共にある

某国営放送に時に嵌る筆者の私です

4月1日という
綺麗な切替タイミングで始まった
『虎と翼』

日本初の女性裁判官
堅いお仕事に見えますが
天秤を正しく持ち心を平らにして判決を言い渡す、
そんな仕事は堅い人にはできないと思う私です
寧ろ柔らかな心とぶれない心棒
これが必要な職業と思います

ぶれない、という所は、
ある種の堅物って感じかも知れませんが

何故って、
何かに興味を持つ人は五万と居ますが
その全てを知り尽したいと願い、
とことん知り尽くすからぶれないわけで
それは堅い意志の表れだからです

親友であり実兄の婚約者である
花江さんは“賢いしたたか”と
よく言われている様ですが、
彼女は沢山の興味ではなく
寅ちゃんのお兄さんの事だけを
とことん知りたい、尽くしたいので、
芯が強いとかではなく、
したたかでもなく、
ただただ純粋な乙女さんなのです
とにかく、一人の人の事だけで十分
その幸せの為にできる事をしている、
だけ、と言えばそうなのです
(でも好きです、私)


寅ちゃんを見ていると
私の昔を思い出します

スクラップブックに
興味ある記事を纏めたり、
疑問に思ったらとことん突き詰めて、
やはり、言いたい
言える環境ならば言いたい
(言えないと思う重さが時代にある)

私もいろんな事に興味があり、
いろいろ調べては
頭の引き出しに入れて、
その話が合う友達と話したものでした
合う人がいないと黙るしかなかったけど

理不尽な事についてとことん考える
何故?どうして?が沢山ありました
でも、言い合える状況が
なかなかなかったのです
家の中等全くなかったです

昭和そのものの父と母
それをうまくかわす兄は世渡り上手
でも私はかわせなかったです
それでも言いたい顔をしていると
「生意気な!」と、
平手だけでなくグーで殴られました
(今なら考えられないでしょ)


寅ちゃんと私は年齢が離れていますが
私にとっては
見たことのある、感じたことのある景色

だから、
寅ちゃんには
もっと話して欲しくなります
私の代わりにもっと話してとなります
それが私より前の話なのにね


4話でこれだけハマってるのですから
これからがますます楽しみな
『虎と翼』
きっと
挫折感を味わう事もあるだろうけど、
寅ちゃんに沢山話させてあげてください

それ、きっと
私のトラウマの解消になりますから

楽しみに観ますよ

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