金運上げ掃除の話 3

3回目は排水口をきれいにしましょうという話です。
家の中に水を流す排水口、いくつあるでしょう。台所、洗面所、トイレ、お風呂、洗濯機、ベランダの6つくらいでしょうか?

何年か前にトイレを素手で洗うと運気が上がるという話が流行したことがありました。貧しい暮らしから成り上がって有名人やお金持ちになった人の実名と一緒に、このメソッドはひと時とても流行ったので知っている方も多いでしょう。でもわたし、この話を聞いたときに、商売人だった祖父のことを思い出しました。うちの祖父は普段すごくケチなんですが、ここぞというときにお金を周囲の人にちゃんと使う人だったです。使うべきところでちゃんと使えば、ぐるっとまわって戻ってくる、それが商売の基本だ、みたいな感じで。

素手でトイレ掃除をするのは抵抗があります。でも抵抗するようなことをやることで、自分の中にあるプライドを壊せば、無意識的にどんな仕事でも喜んでできるようになるので、大物になれる的な説明も聞いたのですが、まあそれもあるのかもしれないけれど、結局は「流れだな」「水の流れだよ」と思いました。我が国に上下水道がそれなりに整備されたのはここ40年くらいのことで、私が学生のときはまだ汲み取りのトイレがそれなりにありましたから、汲み取られて畑の肥料になってという循環が、なにより大事だったのだと思います。雨が地中に染みて井戸水になるように、本当に大事なもの・必要なものは社会の中を循環している、ひとつの場所に止まっていることはないということです。

タロットの数札にコインの4というカードがあるのですが、これはお金というものは、安定した数字である4の位置にくると、停滞してしまうという意味のカード。不景気になりみんなが将来を不安に感じ、お金を使わなければ経済は冷えて停滞してしまいます。水もお金も環境の中においては循環して、とりあえず水は、上下水道がそこそこ整って、生活用水に関してはいい感じとなっている昨今です。

上下水道が整ったことによって、さして労力は使わなくても循環は確保されています。蛇口やレバーをひねれば水が流れる。流れていく水は、洗い物やらなにやらに「消費」の水です。金運の良さというのは、いかに必要なことに過不足なく使えるのか、というのがポイントだと思うので、まさにおもいのままに湯水のように使うのが一番幸せ。もちろん貯水池のことや、もっと全体の環境を考えて、意味のない無駄使いは控えなければなりません。それにしても、必要な水を流すために、排水溝が汚れているならまだしも、詰まってしまっていたらどうでしょう。必要な水を出すために蛇口やレバーをひねるわけにはいきません。

排水、流れていく先、使う先がきちんときれいで流れていくからこそ、必要なきれいな水がどんどん使える、流れてくるわけです。
お金はしょせん人が快適に生きていくための道具なので、なくなると命にかかわる本物の水になぞらえるのは、少し違うかなと思うのですが、排水口が常にきれいな状態は、必要な分は入ってきてOKという意味です。排水口の掃除をして、水の流れ先を心配ないようにしておくということは、お金の出口、ようするに使い道がきちんとわかっていて、その分はかならず入ってくるはずなので、心配ありませんということとシンクロするのです。

なんの目的もなく蛇口をひねり、水を流しっぱなしにする人は少ないと思います。食事の支度、洗い物、洗濯、掃除、入浴、洗顔、水は用途があるから蛇口をひねる。お金も同じように用途があり、使う分だけ入ってくれば問題ないでしょう。貯金も不安から貯めようとすると際限がない。スキー板を新調しよう、旅行に行こう、勉強をしよう、引っ越しをしよう、子どもを上の学校にやろう、家を買おう、こういうふうに“何に使うのか”という用途があればこそ、どこまで貯めれば良いのかが明確になり、それが金遣いに関する排水口がきれい、という状態になるのだと思います。

不安はいくらあれば解消するのでしょうか。1億でしょうか10億でしょうか。そして不安のためにプールするお金は、排水口に流してはいけないので、日常的に蛇口をひねるのではなく、まったく別の回路と施設が必要になります。1億10億の単位で扱うお金は“不安”の回路や施設とは全く違う、1億10億失っても問題ないという回路です。
貯金というのは、基本的に不安だからするものではなくて、趣味があってこそ貯まるものなので、ここは切り離して考えたほうが日常必要なお金が支払えて、趣味の部分の貯金も貯まっていくという繋がりになるんですよ。

お金は結局「自然のもの」とは違い、人間が便利のために発明した道具です。わたしの祖父は、お金は流れているところに立っていれば大丈夫だ、といっていました。流れてないなら流れているところに移動する、家の排水は流れがよくなるように掃除する、です。

というわけで、
机やテーブルの上を片付けて、頭の中をクリアにする。
玄関と靴の整理をして、どこにでも臆せず出かけられようにしておく。
最後に排水口をきれいにして、水の循環を意識する、の3点が
金運アップに関するポイントで、祖父がいっていた「流れの中に立つ」という準備になっていると思います。
お金は稼ぐよりも、実は使うのがたいへんな道具なんですよ。試しにある一定の金額を超えた桁の金額の使い道を聞くと、ほとんどの人が貯金するとか、投資するとか寄付するっていいます。自分では使いこなせないんですよね。

とにかく家の中むちゃくちゃで、物が溢れていてもOKなので、まずはこの3点気を付けて暮らしてみてください。ここがきれいだと気分に余裕ができて損はないです。この3点をとっかかりにして、周辺から少しずつでもきれいになっていけば儲けものでしょう。まあここはそういうつもりで書きました。

このテキストをアップしたら(3点はだいたいきれいをキープしているので)明日の資源ごみの日に備えて、古雑誌やら空き缶瓶類を収集に出す準備をしようと思います。こういうものが室内にちらばっているお金持ちは、見たことないからーというのが片づけ掃除の原動力になるし、部屋を片付けていると、なんだかんだいって、雑誌やら缶ビールやら、自分の欲しいものは手に入れているんだなあ、と思えて安心できます。

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金運上げ掃除の話 3

まついなつき

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まついなつき

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