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魔女のタロット体験したよ

業界の大先輩の山吹海帆さんがトナカイに入店してくれるかもしれず、ちょっと気持ちがばたばたしています。こんな素人同然の私が店長をしているような店に、なんだかどうもすいませんという気持ちで、10月5日(日)にとりあえずトナカイの座り心地を試してもらうことになりました。

打ち合わせと称してお店に来ていただき、いろいろ話しているうちに、どうしても山吹さんのタロットを体験してみたくなって、その場でお願いしてしまった。山吹海帆さんは、日本魔女界の重鎮・ヘイズ中村さんの直系のお弟子さんです。「占いというより、オカルトから入ったんですよ、タロットは」ということで、わたしみたいに2日間の集中セミナーでとりあえず技術押し込んで、いきなりイベントで100人鑑定して、実地で覚えましたー!なんとなくできているから、まあいいや!とかいうチンピラさまとは、出自が全然違います。「伝授された本式の方法だと、まともやろうと思うと1回2時間くらいかかるの、78枚全部読むから。でもカードの出方の条件が揃わず、途中で答えをあきらめて、おしまいにしなきゃならないことの方が多い。それをそのままお客さんにはお出しできないので、そこはね…」と微笑む山吹さん。

かなりワクワク!では、普通の質問をしますね。今、9月なので残り3か月の今年の仕事についての流れを教えてください。*上の画像は山吹さんのお手元ですが、この質問時の展開ではありません。イメージ画像です。

まず、指をさっさっと動かして空間を浄化。(こういうのカッコイイヨネ)

そしてテーブルの上にみなれぬスプレッドが出現しました。ああなんだろうこれ、まったくみたことない(適当にしか勉強していないので、あたりまえ)ゴールデン・ドーンのスプレッドだそうです。山吹さん、どんどん読んでいきます。

「お仕事の現状は客観的にみると落ち着いています。でもその分物足りない。まついさん的には、新しい思いやきざしがたくさん出てきていて、それと現実とのギャップがあるのね。そういう意味で今が一番たいへん。これは9月いっぱい」(がーん!そうです。ひとりで犬みたいにきゃんきゃんまわっている。まわっているだけです)

「10月に入ると、周囲の環境に関するイライラがある。まついさん個人はがんばる。その分…もっと〇〇の〇たちにがんばれと強く思う。あと選択が多くなり、決定していくことに頭を悩ます。」(思わず伏字にしました)

「10月中旬以降は、新しい企画を持ってくる人が出現。お仕事上で長い付き合いになる男性が出現します。身内ではなく外部から、良いアドバイスがもたらされる。ライティングの方の仕事で新しい展開があります。すごく儲かる仕事ではないけれど」(がっくり儲からないのかー、でも展開あるのはいいね)

「11月にかけては、お店に専念。現状維持はできるけれどお店のエネルギーが下り坂なので放置はできない。お店、お休みする人が多そう。ライティングか〇〇の企画が一時ストップがかかる。」(これは聞いておいてよかった。というのは現状のマンネリはこのあたりで現実化するだろうというのは納得できるし。店はこれまでも何回か、こういう波があり、そのたびに初心に戻りあれこれいじるというのを繰り返してきたから、そろそろまたかという印象で前向きに考えられる)

「12月から年末にかけて、問題点の仕切り直し。お店の売り上げは伸びていく。ただその分、占い師さんたちに疲労がたまる。やめる人がいる」(ヒッ!といって椅子から落ちそうになりました。実はすでにおひとりの占い師さんが、来春に向けてフェイドアウトすることは決まっているのです。それが早まるのか。でもそれ以外にも…ということだよなあ…と思っていたら)「おやめになるのは複数の可能性が」

やめてー!そこは当たらないでいいよー!…まあ良いんですけどね。元々、この店はみんながジャンプするための踏み台だし。場としての役割が違うと思ったら、健全が移動。移動が健全。でも同時期に一度に卒業されてしまうと、同時期に卒業、卒業が同時期。ぐるぐる。

とにかく具体的過ぎるでしょ。で、具体的なのだけど突拍子もないことは出てこない。そしてほんとうに私の仕事に関する現状をよく言い当てている。そもそも店は、わたし個人が飽きると終わりなので、みんながそれなりにがんばって、安定を維持してくれているという素晴らしい状況が継続すると、わたしが飽きてくるという諸刃の矛盾した運命を最初から持っているのだ。なんでわたし、こんなんだろうということで、山吹さんのもうひとつの飛び道具、魔女を魔女としてたらしめる数秘の登場です。

「数秘は性質を当てていくのは、的中率としてはすごいと思うのですけど、対面鑑定の現場で使うのは、やっている方がたくさんいらっしゃるし、書籍やネットでも気軽に調べられるますよね。なので、他の方があまりやっていないけれど、これは…という秘術を海外の文献でみつけて、少し臨床的に研究したものをメニューに入れています」

なんと不足しているものは何かということを明らかにする術だそうです。タロットで運命の先読みをすると、ここまでお読みになった方はわかるように、とても不安定なんですね。良いことも悪いことも何もおこらないことも何かがあることも、ギザギザに波のようにわたしたちの生活と人生は継続していく。そこを「わたし」という個人が性質のオールでうまく乗り切っていくわけです。急激な運勢を乗りこなすのに適した細い小回りのきくオール、ゆったりとした流れを重い役割を載せて進んでいくのに適したオール、いろいろあるわけです。でも、まついさんのオールは、こういう利点があるよ、ということよりも、実は大事なのは、機能として備わっていないのは何か、という弱点だったりするのです。

たとえば商品を購入するときに、これがあったらこれとこれができる!だけでなく、できないこと、無理なこともちゃんも説明されていれば、いいのにと思ったことはありませんか?山吹さんの数秘は、このできないことすなわちウィークポイントをあぶりだすのです。

「まついさんの運命数は6 バランスを取る能力強い。俯瞰でものを見る力があり、高い視野からみて判断します。ウィークポイントは、細かいところを見落とす、自分のことを後回しにする、金銭感覚がゆるいというようなことです。そして全て自分でなにかしないと気が済まない。さきほどタロットで場に出ていた大アルカナは、全て流れに任せることに関するカードばかりでした」…状況的には流れに任せる期間、それなのに、自分で全部やろうとすると…うわ、恐ろしい!「3と5が欠けているまついさんは、交渉事、相談しない、抱え込むというのが一生通じてのウィークポイントとなっています」あ!では10月中旬以降の外部からのアドバイスを授けるという男性との出会い、これが今年後半の仕事に関しては、けっこう重要なのでは!とすぐに結びつきました。(もうひとつ金銭面に関しての欠けもあるのですが、それはこの時期は問題となっていなかったようなので詳細省略です)残り3か月は抱え込まずに、素直に誰かに相談する、これを肝に銘じれば良い感じになるのではないかと。備わっていない機能ですが、意識すればこのくらいのことはなんとかなりそうです。

そして最後に、ルーンの石をひとつつかんで、一言〆のアドバイスをいただきました(これは内容ヒミツです)。山吹さんが最初と同じように指のサインで場を解除して、終了。

魔女タロットと数秘の連動、実用オカルトだ!おもしろーい!

山吹海帆さん、ありがとうございました。                トナカイでのお試し鑑定を、山吹さんもお客さまたちも、ぜひ楽しんでください。



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