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サービス精神が旺盛で自分で放った自虐ギャグが仮面になって帰ってくる。

ペルソナを被ってしまうから、自分が本当はなりたくないキャラクターになるような発言はやめようって思ったお話し。

いらっしゃい、松ノ湯です。

とある会合の中でちょっとウケを狙うつもりで、「私って好戦的だからさ~w」ってチラッと言ったのですね。
注)断じて、私はすぐ喧嘩をふっかけるようなおっかない人とかではないですよー。
本当よ、本当。信じてー。

なるべく自分の意見はハッキリ言おうと心がけてるし、毒舌もするから、高圧系のキャラとしては確立されておるのよね。

そのキャラ設定の延長での「私って好戦的だからさ~w」発言だったので、周りも異を唱えることもなく、ちょっとした笑いも発生したりして、当初の目的としては狙い通りとも考えられるわけですが。

これを唱えた自分の中に何かモヤっとしたものが生まれたのです。
高圧系キャラはいい、ぜんぜんいい。だけど、好戦的なキャラっていうのはなんか嫌だよ。

私、別に好戦的じゃないもんなー。
どっちかって言えば、戦や揉め事は好きじゃないから、周りの揉め事も調整して回ってるほうだし。
生育環境においては、家庭不和のおりにはしっかり者の長女として調整役を引き受けまくっていて。不和、嫌いなのよ。本当は。 

しかし、である。

「私、好戦的なんで。(キリッ)」

とか言って、そのまま周囲に受け入れられちゃうと。
しかも、ややウケながらの受け入れだったりすると。
どこかでその好戦的キャラ出さないといけないような気がしてしまう。
私のサービス精神がやる気を出す。

周囲の期待に沿ってペルソナを被って、求められるキャラになることは特別なことじゃありませんが。

自分でなりたくないキャラまで引き受けることはないな。と。

今回のことで考えたのは、自虐ギャグもほどほどにしようってこと。
「毒舌なので」とか「好戦的なので」とか「中身おっさんなんで」とか、その場をちょっと盛り上げようとして言いがち。

そして。
なぜか、言葉に出したペルソナって被りたくなってくる。不思議。
自分の言葉を真に受けて、やりたくもないキャラクターを引き受けることはないよね。

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