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僕が日本CTO協会(CTOA)をつくった理由

2019年9月、日本CTO協会(CTOA)を設立いたしました。
パワフルな理事の方々と主に、日本のDXに貢献して行きたく思います。

各種取材に対しての感謝

日経クロステックさんに最近の動きを取材していただきました。
とてもキャッチーな見出して、改めて文章に向き合うと襟が正されます。

前身となったCTO会(FBグループ名 CTO's)も取材いただき、日経産業新聞で2019年9月19日に一面で取り上げてくださいました。

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CTO会設立当初、私は今以上に未熟で、多くの先達にご指導いただきました。
その感謝の気持をお返しすべく運営を続けたものがここまで大きくなったことに、運営を手伝ってくれた方々、登壇してくれた方々、毎回写真を撮ってくれた方々、何よりも参加してくれた方々に感謝しております。
(でたら忘れるので名前が出せないんですね><)

なんでやるのか

実はレクターを営んでいる中でもどかしく感じる部分がありました。
どうしても技術組織や経営のコンサルティングというのはアートの領域が大きい。
かなり解明されてきたと思っているのですが、それでもまだ正直アートです。
コンサルティングでスケールするには大変な難易度があり、結果としてレクターという会社は3年間でさほどの貢献を社会にできていないと考えております。

取り巻く環境

その中で日本を取り巻く状況は良いとは言えません。
もちろん良いニュースもいっぱいありますが、ITについて多くの「むむむ」となるニュースが耳に入ることはやみません。
時代は進み、企業がITを使っているか?、という問いの時代からIT(特にソフトウェア)中心で企業活動しているのか、ということが問われる時代になりつつあるように感じています。
 
もっと日本の技術や経営に貢献したい。
社会に貢献したいという思いがあります。

根源的な思い

自分の根源には、唯一の未経験の人間として新卒でエンジニアとして採用してくれたヤフー、そしてそれを取り巻くインターネット業界に対しての感謝があります。
当時の自分は建築系学科の人間で、就職活動に失敗しにっちもさっちも行っていませんでした。
多くの自分より優秀な方がいる中で、たまたま自分は当時にヤフーに拾われ、たまたまミクシィでチャンスを頂いただけのごっつあん人間という自覚があります。
 
だからこそ業界に貢献したいという思いがあります。

そこでエンジニア上がりの人間として、コンサルティングの会社という殻を一つ脱ぎ捨て、Exitを目標としない社団法人を作る。
そしていま世の中にないデータを集約し、業界全体に貢献できる活動を別の形で進めることにしました。

活動について

文中にもございますが以下のようなことかと考えております。
・技術が経営に生かされている企業とは何かということの、めちゃめちゃ具体的な項目が羅列されたクライテリア
・国内会員企業に対しての調査と集約を等しての、今どきの水準のレポート
・海外ナレッジの翻訳許諾の取得と翻訳
・CTOやそれに類する方々のネットワーキング、のみならずビジネスマッチングや学びの場の提供
・正直やったことないんですが、いろいろ今どきのソフトウェア開発とギャップの発生している事柄に対しての政策提言

この他にもやれたらいいなという活動は多くあります。
まだ十分な報酬を用意できる状況にございませんが、お手伝いいただける方がいらっしゃいましたらぜひお声がけくださいませ。
技術者の方、管理者の方、事務の方、多様な方の支援を求めております。

謝辞

多くの非常にパワフルでピュアに自分が尊敬できる方々が理事に就任してくれました。
また今まで一緒に盛り上げてくださった多くのCTO’sの方々には「ええよええよ、なんか手伝うよ」と暖かくお言葉を頂いています。
 
本音を言いますと、自分はほんと怠惰で基本釣りか狩猟だけしていたいんです。
ただ多くの方に期待いただけるということはめったに無いことであり、人生をかける価値のあることとして向き合います。
未熟の極みのもう一つ極みではございますが、どうか皆様ご支援ご指導くださいますようお願いします。

おまけ

あ、
これは新たに立ち上げるって話で、レクターはレクターでやめるわけじゃないですよ><

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