収監前のご挨拶。(念のため、マジモンの収監ではございません)

気付けば3/30。
明日の休日を過ごしたら収監され。。。違います違います笑
有難いことにPh.D持ちの友人に恵まれ
幼馴染の同期も、
うちの地薬カイチョも、
勿論池下先生も、
そして私の所属する劇団には阪大工学部→院卒の才女も居るので
大学院についての相談が容易だったので助かってます。
と同時に経験者たちが声を揃えて言うのが「地獄へようこそ」。

自分の性格を恨みますよね。
興味なかったらとことん興味ないので、実は去年の今頃までは
大学院は学生を続けたい人や研究職に就きたい人や教授になりたい人が行くところ。くらいにしか思ってなかったですから。
修士と博士で分かれてるとか、1年前は知りませんでした。
これは今でもですが、博士とる人って、ほら、TVとかでコメントする大学教授とかが後ろにズラーーーーーーーーーーって本棚背負ってるじゃないですか。
あんだけ本読まないと無理なんだワイ絶対無理やと思って...あ、今でも思ってます笑
再度申し上げますが、興味が無いことには全くのノータッチなんです。
でも、
興味を持ったら邪魔が入らない限りはスコーンと進んでしまうんです。
昔からですよこれ。ただのヤバい奴ですよね。

池下先生がPh.D取った
→ へー、大学院ってなにすんの?(説明受ける)
→ え、なんかオモロそうやな(向いてるよと言われる)
→ (その気になって)え、行こうかなぁ。
これです。
アホさ加減が40越えても全く治ってない。
そこから以降、受験と合格に関しては別で書いておりますので割愛しますが、
来た波にはきちんと乗ってくスタイルでここまで来ております。
あとは出会い運が非常に良かったし、院行くならどうしたもんかと懸念していたことがすべて受験するまでに整理されるという強運にも恵まれました。
常時、人様にチャンスをいただき、人様に励まされ、人様に導いていただいています。

とはいえ。
他人さまから見れば順風満帆に見えやすいタイプらしく
陰でやってる努力なんぞ見せるはずもなく。
若いころはお門違いな嫉妬も受けたことはあります。
成功してる横でどれだけ失敗してるかなんか、そういう人たちには関係ないんですよね。
今回も薬剤師が薬学の院に進むわけではないという部分にイチャモンはどこかでつくもんだろう、誰かは必ず言うはずだというのは認識していました。
SNSで言われる分には全く気になりません。
(言われたかどうかも実は知らないです)
ラッキーだったのは、リアルの世界で直接言われたこと。

基本的に大学院へ行くことは、伝えないと仕事上問題がある場合しか言わないのですが、その関係上の方で飲みの席でそれは起こりました。
目上の方で
「薬学の人間が薬学で戦わないのはおかしい。僕が納得する理由を言うて」
ときた。
ほら、あたし、アホやないですか。忖度はある程度までしかしない性格なので、自分が「あ?」と思ったら「あ?」という態度に出る性格です。
「別に先生にわかってもらおうとは全く思ってませんけどね」
って言っちゃった。
その前にその人の部下の方が
「いや、たけ先生の場合は●●先生が思う範疇の理由ではないと思いますよ」と庇おうとしてくださったんですよ。
知ってます?薬剤師の男性社会って変な体育会系ノリがあるところもあるんです。
上司は絶対なんだけど、それでも助けてくれようとしたんですよ。
でも、それなのに、
「あんたに理解してもらおうとは思ってねぇよ」と言い放つという。
オトナになれよなと思うけどその前に「面倒くせぇな」と思っちゃったんだもん。
ほんと申し訳ない。(その部下の先生に心から謝罪)
だけど、これは良い機会だったと思いました。
目の前でそういうことを言われるのって結構大事じゃないですか?
改めて自分が何をしたいのかをしっかり認識させてもらえたわけです。
なのでまぁ、たまに面倒くせぇなと思ったりはしてますが笑
私はその先生も大好きです。

経済系に進むと聞くと
MBA取れよとか一歩下がると少し「ん?」というアドバイスをされる方もいますが、正直MBAはどうでもいいです。
自分の残りの薬剤師現役人生をかけ、今、薬剤師として真摯に働き薬剤師という仕事に誇りをもっておられる諸先輩や同期後輩たち、
そして、これから薬剤師業界を背負っていく若手や学生のために
「制度」の問題に取り組んでいきたいと思います。
敢えて申し添えますと、選挙には出ませんwwww
毎度言ってますが、私は裏でコチョコチョやりたい人なので
オモテに立って目立つのは出来れば避けたい。
このSNSも、こっそり愚痴るだけのつもりがフォローしていただく機会が増えてしまい、申し訳ないなぁと思いながら細々とやってます。

進学の目的としては、いわゆる線路の小石です。
表現は悪いですが、最大の目的は脱線です。
が、小石すぎて車輪にガシャ!と潰される可能性のほうが高い。
だけど、もしかすると電車が軽く揺れる位は影響を与えられるかもしれない。
少しでも揺らせたらいいなと思って進んでみます。
何も成せなかったとしても、それはその時です。
私の力量がそこまでだったということですから後悔は無いと思います。

余談ですが、
今何かを言ったりやったりしたところで何も動かせないとわかっている場合、
じーーーっとそこが崩れる瞬間を待つんです。
割と私、気長なんですよこう見えて。
狙っているものが3日で手に入る場合もあれば10年かかる場合もある。
でも見極めるために重要な時間だと思って、臨みます。
無理に進めた事案はどこかで必ず綻びが出たり、初動の体力以上の消耗を強いられる事が、後から出てくる可能性あります。
誰も傷つけることなく、自然とその出来た隙間にガシっと入っていく準備だけはしておくんです。
それを待っている間に自分も戦略のアップデートやいろんなことを整理できますし。

今回の場合は、まず第一の結果が早かったです。
院というものを知る→行こうかな→自分に合ったところを探す→受験する→合格
までの全行程が半年です。
ここからまずは2年かけることになります。
これから、本当に勉強をしっかりされてきたであろう、頭の良い方々と席を並べます。
アホすぎて迷惑かけないようにしなきゃな...と緊張しています。
今日の今日まで真剣に勉強してこなかった自分を、初めて恨んでますよ笑
受験勉強もしなかったし、国家試験も大して勉強して無いです。
大学が用意してくれたカリキュラムしかこなしてません。
いつか勉強しなかったことを後悔するよって色んな人に言われたけれど
はて、まだ後悔して無いなぁと思ってたんですよ。
・・・急に来たわ 笑

来週オリエンテーションがあって、授業は4月の第2週目から始まります。
コースによっては月曜日から始まるのですが私は週の後半です。
何とか、何とか2年、頑張れますように。
私が進学することで協力してくれる職員の皆にも絶対にナニかを返したい。
皆さんも、やりたいと思ったことは、どんどんやっていただきたいです。
準備とか周囲の協力を仰ぐことは必須になりますが、特に「強い気持ち」なんか要りません。
前に進むための圧倒的なチカラは「感謝」だと思っています。
私にも、皆さんにも、素晴らしい春が訪れますように。
今後ともよろしくお願いいたします。