スクリーンショット_2019-06-11_16

愛と狂気と笑いと人情、時々SFつまりパンクな「元町ロックンロール・スウィンドル」が最高すぎる件

神戸ローカルのサンテレビが開局50周年を記念して、なんともロックなドラマが放映されている。ついに明日24日が最終話・・寂しい・・
標題にもした「愛と狂気と笑いと人情、時々SFつまりパンク」な展開が目白押しなのですが、目線が優しいのですよね。。(これが島田節なのか!)
毎回、あっという間の30分です。

神戸元町の裏通り、古着屋オーナーのマリア(鳥居みゆき)の元にはやっかいな悩みや問題を抱えた様々な人々がやって来る。 愛する人のためにスカジャン狩りを続ける女(後藤まりこ)、人々に希望を与える80歳のストリッパー(星光子)、バンドメンバーが見つからない孤独な男(マツモトクラブ)、 鬼畜バンドの過去を封印して教師として生きる男(松永天馬)、偽警官として偽の人生を送る男(森田展義)など、強烈な個性をもつ面々がぶつかり合い、助け合いながら、毎回思いもよらない展開で世知辛くも愛のある結末を迎える…
全編ロック&パンクで彩られた群像劇。“きらめくカオスの中で、愛を叫べ!!”最高のサウンドとセンスで、泣き笑いのドラマが、老若男女すべてのロック&パンク魂に閃光をともす!
https://ichibankobe.com/ja/mrs/

とこんなストーリーなのですが、文字だけみてもさっぱりわからないかもしれません。全13話、1話完結のドラマ。

最終話をのぞいて、好きな回ベスト5を(勝手に)振り返ってみます。

11話 さらば愛しき憎悪

鬼畜バンドの過去を封印して教師として生きる男(松永天馬)の11話。

思い切って小学生の息子にこの回をみせたら、めちゃくちゃ楽しんで最後じーんとして、YouTubeのユの字も言わずにホクホクしながら就寝した。
「(杖と足音が)すでに音楽だし!」「ふんころがしなのにダンゴムシ・・」と、彼はサウンドに着目していた模様。
歩けるようになったのはどうしてなの?と聞かれておりますが、そこは想像しよう。

3話 愛しのストリッパー

人々に希望を与える80歳のストリッパー(星光子)の3話。美しい回。
命を削りながら人に与えていく、こういうの手塚治虫の漫画でなかったっけ・・思い出せないけれど、だんだん星さんが神々しく感じた。

12話 溺れる犬

(ついに)シリーズを通して時々登場する、ヤクザ者の木戸(古市コータロー)のストーリー、12話。溺れる犬は石もて打て?
弟分が「兄貴が暴れている姿がほんまに美しいんですよ」というセリフがあって、兄貴=古市コータローさんだからこそのセリフだ!と頷く。

6話 みかん畑でつかまえて

連続無差別殺傷事件によって愛妻を失った男が、妻とそっくりな女と運命的に出会う、6話。
ツイートにも書いたけれど、聡子の最後の表情が本当に綺麗で。

2話 迫撃!ダムド迫田監督

エコ・ロケーションによって人の気配だけを敏感に感じているという盲目の映画監督、ダムド迫田のストーリー、2話。
ちなみにこの第2話をみて、これはやばい最後まで観よう!と決意しました。あとガンズ'nローゼズ好きだったので。

最終話、どんな風に描かれるのか。全く予測不可能ですけど、楽しみです(でもやっぱりロスになるよね)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?