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久々に、In-basket test を受けてきた!

In basket test とはなんぞや?と思われた方、In basket testとは、口頭面接とセットで実施されるスキルテストのことであります。日本でも中途採用であれば実技テストがあるのかどうか定かではないのですが、過去カナダで私が受けてきた面接(学校の事務職)には全てIn basket testがありました。
大学や短大職員のポジションだと、30分から1時間ほどの口頭での面接に続き、30分から1時間ほどのIn basket testがスタンダードです。

In basket testの目的は、応募者がポジションに必要なスキルを持っているかを見極めることです。そのポジションのメインタスクに類似した問題が出題されます。例えば今日受けたのは、
1. Business letter writing 
2. Database Management - Excel
3. Editing 
の3つ、制限時間は30分でした。

ビジネスレターは、Situationが与えられ、それをふまえた手紙を書きます。因みに今日のSituationは、カスタマーからSubscriptionの申し込みがあったが、使用されたクレジットカードがデクラインされたので、新しい番号を至急知らせてもらうようにお願いする、というものでした。Letter Writingでは、手紙の形式にのっとっているか、定型文を知っているか、必要事項が全て網羅されているか、文法力、語彙力などがチェックされます。

Excelは、1)こうこうこういった目的で使用するDatabaseが欲しいというゴールとDataを渡され、Databaseを一から作成したり、2)あらかじめ作られたDatabaseから必要事項を読み取ったり、3)渡されたDataを入力して、あらかじめ作られたDatabaseを完成させる、といったものが多いです。今日のテストは、3)のタイプでした。けっこう複雑で(条件によって値段や割引率、税率が変わる)ややてこずりました。Excelのテストでは、Excel自体のスキルプラス正確さをチェックされます。

この度応募したのはEditing skill が必要となるポジションでしたので手紙のEditingをさせられましたが、Word+Excel+プラスαの部分のテストは、バラエティーに富んでいます。以下は、私が過去に実際受けたことのある主なプラスαのテストです。
Prioritizing: 10ぐらいのコモンタスクに優先順位をつける
Problem Solving: 難しいSituation(失敗した、同僚とケンカした、締め切りを逃しそう等々)をどうやって切り抜けるかを示す
Planning: Goalを与えられ、そのために必要なタスクを洗い出し、それぞれのタスクの順番とタイミングを決定する
Project Managing: 提示されたプロジェクトに対し、必要な要素を考え、計画を立てる。また、全体の計画をtrackingする方法を示す。

Entry Positionなどでは、タイピングのテストや英語のテスト(文法と単語)が課されることも多いです。ある程度以上のポジションになってくると、総合力をテストされるので、タイピングや英語といった単体のテストは少なくなり、その代わりにいくつものスキルを一度にチェックできる問題が多くなる印象です。

いやはや、久々に緊張して今日は疲れました!


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