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ある土曜の午後、Seawallを歩く

今日は暑くなりました。午後は26℃くらいまで気温が上がり、一気に夏っぽく。7、8月でも平均最低温度が14℃、平均最高温度が22℃という、日本の猛暑とは比べ物にならないくらい穏やかな(笑)Vancouver の夏に慣れてしまった私。去年久々に日本の夏を体験したのですが、溶けるかと思いました!

道すがら、Garage Sale(ガレージセール)の看板が。陽気がよくなってくると、週末はあちらこちらでGarage Saleが開かれます。家の前の庭や、道路に品物を並べて売っています。ご近所さんと合同セールをやることも。今日のセールも3家族合同でした。売られているものは「これ、売る~?」といったガラクタから、たまに見かける掘り出し物まで、ありとあらゆるモノ。洋服、おもちゃ、絵、食器、本、家具、自転車、キーボードなどなど、たいてい中古品ですが、時には新品に出会うことも。

目的地のOlympic Village(オリンピックビレッジ)に到着。2010年のVancouver Olympicの際に建てられた選手村跡です。選手たちが使った宿泊施設は売りに出され、たくさんの人が引っ越してきました。同時にレストランやパブ、マーケットなどもつくられ、市民の人気スポットとなっています。ここはパティオからの眺めが良いこともあり、週末はいつも入口に行列ができているパブ。

学生のDragon Boat Race(ドラゴンボートレース)が行われていました。VancouverはDragon Boatが盛んで、学校の仲間、会社の同僚、ブレストキャンサーのサバイバーのグループなど、いくつものチームがあり、まだ寒くて雨の多い3月ごろから夏の本番にむけて練習を始めます。Recreationリーグに属するチームは緩めの練習ですが、Competitionリーグに属するチームの練習は、気合がはいったそれなりに厳しいものです。1チームは22人。ボートの先頭で太鼓をたたくDrummerが1人、漕ぎ手のPaddlerが右左それぞれ10人ずつ、最後尾に陣取って舵をとるSteererが1人です。

道の真ん中にライフジャケットの山!

レースからちょっと離れたところでは、静かにカヤックを楽しむ人たちも。

Olympic Villageにあるサイエンスワールドは子供たちに大人気!展示だけではなく、科学的体験ができるゾーンが広いのが魅力的。春休みや夏休みは大がかりな展示が催されます。「レゴ」や「人体の不思議」他にもいくつかの展示に子供やお友達を連れて行きましたが、大人も楽しめるクオリティーでした。参加型の科学ショーも人気です。

結婚式の写真を撮っていました。真ん中がBrideとGloom、そして両脇にBridesmaidとBest man。陽気のいい時期は、至る所で見られる光景です。

モダンなデザインのブリッジを渡って…。正面に見えるのはコンドミニアム。水面には、人気スポットを結ぶように運航されているポンポン船のようなアクアバス。観光客に人気です。

Olympic Villageから人気観光スポットのGranville Island(グランビルアイランド)を結ぶSeawall(シーウォール)を歩きました。地元民に人気の遊歩道。対岸に見えるのがVancouverのダウンタウンです。ビーチチェアーのような椅子。読書を楽しんでいるオーナーさんの横にいるわんちゃんと目があいました(笑)。

ドッグパークもあります。放し飼いオーケイで、喜んで走り回る犬たちを見るのも楽しい!

おじいちゃん、おばあちゃんカップルも良く見かけます。アクティブなご老人多し!バイクに乗る人、犬を散歩させる人、ジョギングする人、おしゃべりしながらだらだら歩く人… 楽しみ方は人それぞれ。

眺めの良いパティオが人気のシーフードレストランにジェラート屋さんがオープンしていました。美味しそうだったけど、値段にびっくり!シングルスクープ$6.5、ダブルスクープ$8.5は、ダウンタウンよりもお高い。黒いワッフルコーンが非常に気になり、何でつくられているのか聞きたかったのですが、とても忙しそうだったので聞きませんでした。残念。

Olympic Villageまで戻ってきて、お気に入りのCafe、 Terra Breadsへ。ここは各種ペイストリーはもちろん、サンドイッチもピザも美味しいお勧めベーカリー。こんなにすいているのは珍しい。さくさくとした生地が美味しいブルーベリータルトとコーヒー(もうひとつはチョコレートクロワッサン)を楽しんだ、のんびりとした午後でした。


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