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僕の人生は旅で構成されている

僕は現在、旅行会社で法人営業と添乗員をやっている。新卒3年目だ。

主にスポーツ団体の手配、教育団体の修学旅行、法人の社員旅行などを担当している。時には添乗にも行くし、出張にも行く。
成績は2年目の昨年はかなり良かったほうだと自負している。

一応、総合旅行業務取扱管理者という国家資格を持ってはいるが、これは旅行会社を一から興す者と支店のトップに立つ者以外はぶっちゃけ必要ない。僕自身、この3年間で役に立ったことが一度もないし、周りの社員で持っている人も極めて少ない。だからと言って持っていない社員が優秀でないかと聞かれると、全くそんなことはない。
所謂「教員免許」や「医師免許」のような“必ず持っていないといけない資格”ではないということだ。

そんな旅が好きで旅行会社にまで入社してしまった僕のステータスだが、23歳の夏に、国内47都道府県をオールプライベートで制覇した
最後の最後は鳥取県と島根県だったわけだが、この2県はたまたま行くタイミングがなかっただけで、鳥取砂丘や大山、石見銀山や隠岐などを始めすごく楽しかった思い出しかないし、個人的にもやはり思い入れがすごく深い。

鳥取から島根へ抜け、その夜は奥出雲町という小さな街の民宿に泊まったのだが、「島根県が最後でした!」と伝えたところ、若女将がお祝いで冷酒をプレゼントしてくれた。そして、一緒に写真も撮ってくれた。

日本って最高だ」って。改めて思ったね。
こんなに旅のし甲斐がある国が他にあるのだろうか。日本の旅の経験を重ねる度に、自分の心がどんどん豊かになっていく実感を得られる。

そして、日本を全て周り終えた僕は、ようやく世界に出ることを決意した。
もともと「日本も知らないのに海外に出る資格なんてない」という持論を持っていたので、ある意味ここまではコンセプト通りのカリキュラムを歩んできたわけだ。

47都道府県制覇の直前にもちょいちょい異国の地へは出てはいたのだけれども、本格的に極めた旅をし始めたのはそのあとからだったんだろうなと思っている。

前述にもある通り、僕は組織に属する会社員でありながら、添乗員という第二の顔をも持っており、台湾、韓国、タイなどの近場には仕事でも行かせてもらっていた。
しかしそれはあくまでもオマケのようなもので、ここ数年は「旅人」を名乗って週末の休日や代休などを利用して主に東アジア、東南アジアをメインで個人の旅をしてきた。

早速、備忘録として発動させてみよう。
軽くここ2〜3年間の渡航歴をまとめてみた。

・2017/2/11~2/16
 イタリア、バチカン市国
・2017/2/28~3/10
 タイ、カンボジア、シンガポール、マレーシア【一人旅】
・2017/5/5~5/7
 韓国、北朝鮮(板門店)【一人旅】
・2017/8/20~8/22
 香港、マカオ【一人旅】
・2018/3/2~3/4
 台湾 ※添乗
・2018/4/23~4/25 
 韓国 ※出張
・2018/5/3~5/7 
 韓国 ※出張
・2018/7/28~7/30
 フィリピン【一人旅】
・2018/9/15~9/25
 ミャンマー、タイ、ラオス、カンボジア、ベトナム【一人旅】
・2018/11/22~11/25
 インドネシア【一人旅】
・2019/1/11~1/15
 タイ
・2019/2/12~2/15
 タイ ※出張
・2019/2/23~2/25
 タイ ※出張
・2019/4/29~5/9
 インド【一人旅】
・2019/6/28~6/30(予定)
 ブルネイ・ダルサラーム
・2019/7/2~7/6(予定)
 スペイン ※出張
・2019/9/7~9/10(予定)
 ロシア

自分でまとめておいてアレだが、社会人でほぼ単発だけでこの回数は行きすぎている気がすると改めて思った。

しかも、この期間にさらに国内の離島に遊びに行ったり、弾丸で四国に行ったり、毎年末福岡に帰省しながら旅をしていたりもするわけだから、やはり僕は生粋の「旅人」なのだと自覚した。これからも新しい光景を求めて、旅を続けていきたい。

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