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【Day312】イタリア🇮🇹→クロアチア🇭🇷

あの細やかに過ごした年越しから早くも1ヶ月。

いよいよこの旅も終わり方を見据えながら、移動を考えていくようになりました。

さておき。

イタリアでの2日目は嫁御の友達でバリスタ兼ソムリエの愛ちゃんとフィレンツェで美味しいワインとご飯を堪能した後は、旅を始めて10ヶ月&10カ国目にして遂に僕の1番行きたかった国クロアチアへと移動となります。

フィレンツェの美味しいレストラン




クロアチアまではイタリアのアンコーナからフェリーでアドリア海を渡り、クロアチアのスプリトに辿り着くルートという道のり。




何もないと言われていたアンコーナ。
たいした期待を背負わすいったところ、どっこいこれがまさかの穴場スポット。

イタリアでも中南部に位置しアドリア海に面したこの街は気候も穏やかで割と暖かい。

ややゲットー感はありつつも自然と歴史が重なる素敵な街で、フェリーまでの8時間もの時間潰しは十分堪能でき、娘も3万歩近くも歩くという頑張り。

森を散策したり
森でダンスしたり




この旅では2度目となるフェリーでの国境越え。


東方見聞録でも知られるマルコポーロからあやかったであろう名前の船は閑散期という事もありフェリーはがら空き。



話しかける事はできなかったけど、1人だけ日本人の女性もいて、日本人同士の軽い会釈をしてグルーヴを生み出すものの、がら空き故に飛行機やバスよりも有意義な移動となりコモンスペースを我が物顔で占領する我が家の横を通り過ぎた彼女は、気まずさからかもう2度と僕らの前を通る事はなかった。
なんか本当すいません。


リビングか
娘feat.バッグスバニー



船内での探検を一通り終えた後、お酒を飲みながらゆっくりしていると、どうやらフェリー内で映画?ドラマ?の撮影をしているらしく、エキストラとして出演して欲しいとの依頼が。


何故僕に?と思いつつ、これは自分でもまだ知る事のない「演技」という新たな可能性が開花する時なのではと思い奮い立って快諾。



神父さんらしき役者さんから、洗礼をされるという役者Aとなった僕。
「15分で終わるから」と言われ、未だ見ぬ可能性に満ち溢れている僕は「1テイクで終わらせる」と心に誓い、いざ本番。



残念ながら1テイクでは終わる事はなく、セリフが無いにも関わらずNGを叩き出しながら、なんとか完遂し時計を見るとすでに1時間が経過。



スタッフも大勢いる本格的な撮影現場
この白いものを神父さんから口に入れられるというシーン。
何枚食べたことか。



役者Aの可能性は花開く事なく静かに潰え、一眠りした所でクロアチアに到着。


港町スプリト。


初日は度重なる移動の疲れもあり、軽く散策したのみで、僅か2日程の滞在となるこの街を、一般人Aはしっかり観光して楽しみたいと思います。

フェリーから見たスプリト
マルヤンの丘からのスプリトの景色。

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