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特撮ヴィラン語り ~その111 究極生命体アブソリュートタルタロス~

昨年末から今年にかけてYoutubeで毎週配信された「ウルトラギャラクシーファイト 新たなる野望」。
登場キャラの多さやスケールのでかさ、率直に言って

こんなん無料で公開したら逆にダメだよお金とろうよ

ってくらいにスゴかったです。

そんなこの作品において全てを仕組んでいた黒幕が、この

究極生命体アブソリューティアンの戦士、アブソリュートタルタロス

です。紹介が!長い!!
いやだってしょうがないじゃないすか。こいつ姿を現して「誰だ!」って言われたら毎回律儀に

「我は究極生命体アブソリューティアンの戦士、アブソリュートタルタロス」

って名乗るんですよ。省略もしないし、嫌そうにもしないし、クソ真面目過ぎるくらいちゃんと言うの。だったらはしょるの失礼じゃないですか(え)

さてこの究極生命体アブソリューティアンの戦士アブソリュートタルタロス、見た目から明らかにウルトラ戦士のライバルとしての要素たっぷりです。
銀の体色をメインカラーとするウルトラマンに対しての金の鎧兜。胸元にはカラータイマーのような配置でアブソリューティアンの紋章が刻まれていて、顔つきもかなりウルトラマンに寄せてます。
ウルトラ戦士に真っ向から立ちはだかる悪の存在感をデザインであからさまなほど表現する、それが究極生命体アブソリューティアンの戦

ああめんどくせえ!!!

もうタルタロスにします呼び方(爆)

果たしてこのタルタロスが何をしたのか。結論からいうと本当に真正面からウルトラ戦士に喧嘩を売りました。
なんとタルタロスはナラクという異空間を通して様々な時代を行き来できる能力を持っており、その力を生かして各時代でウルトラ戦士に倒されるはずだった悪の宇宙人や怪獣たちをナラクに転送。自らの軍勢を増やしていきます。

その中にはなんと、ウルトラ戦士でありながら悪の力に魅せられたベリアルとトレギアの2人も。
まだ本格的に光の国から立ち去る前の過去に現れたタルタロスは、それぞれ2人に未来の記憶を見せて「将来的にお前ら結局闇に落ちても死ぬよ」と語り、そうならないために共に来いと勧誘します。

人生のネタバレってだいぶツラいよねそれ
しかも割とリアルに黒歴史だよね

2人は誘いに乗り、アブソリューティアンの力を授かってパワーアップします。
さてこういうタイムスリップモノだと、過去が変わったことで未来にも影響が出てーーみたいなタイムパラドックスが起こるのが定番ですが。さすがにそれをやるにはウルトラ戦士の歴史が長すぎる。何十万年ものレベルの歴史でやってたらキリがない(爆)
なので2人は元の歴史から外れた別の存在「並行同位体」になります。これならタイムパラドックスは起こらない。セーフ(何)

そんな時代をまたにかけた手間のかかる計画を仕組んで何がしたかったのか。
タルタロスの目的はーーウルトラ戦士を抹殺して光の国を乗っ取り、第2の母星として「ザ・キングダム」とすることでした。

家探しの手間!!(何故急に霜降り明星)

強大な戦闘力でウルトラ戦士と互角以上に渡り合うタルタロス。「新たなる野望」は光の国への宣戦布告を出したところで話が終わり、決着は続編に持ち越しとなりましたが。
ベリアル、トレギアを筆頭に悪の軍勢を集めたタルタロスが次にどんな攻撃に出るのやらーー続編が楽しみですね。

matthew

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