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東京ヴェルディサポーターの皆に勧めたい、個人的岩手県のおすすめグルメ&観光スポット(グルメ編)

2022年10月8日、ついにこの日がやってくる。
明治安田生命J2リーグ第40節、岩手県盛岡市のいわぎんスタジアムにて、いわてグルージャ盛岡と東京ヴェルディの公式戦が行われるのだ。この2チームは共に私が個人的に応援しているチームであり、応援チーム同士の公式戦ということで非常に楽しみにしているのだ。この対戦カードは6月の時点で既に味の素スタジアムで実現していた(ヴェルディのホームゲーム)が、グルージャのホームゲームでヴェルディを迎え撃つのは10月8日の試合がクラブ創設以来初めてとなる。絶対にチケットを確保して当日はスタジアムへ行くぞ!

おそらく、試合当日ははるばる東京から試合を観にいわぎんスタジアムへ遠征するヴェルディサポーターが多くいるだろう(いるよな?)。また中には、「遠征へ向かうことにしたはいいが、現地で何食えばいいか分からない」「連休を使って岩手に数日滞在するので何かおすすめの飯屋や観光スポットが知りたい」という方も多くいるだろう(いるよな?)。そんな緑サポの方がいた場合を勝手に想定して、個人的な岩手県のグルメや観光スポットを独断と偏見を交え紹介していきたい。あくまで個人の独断と偏見なので、一般的な王道コースや全体的なトレンドから外れてしまうかもしれないということはご承知いただきたい。

グルメ編

盛岡じゃじゃ麺

白龍 盛岡じゃじゃ麺 大盛

盛岡三大麺の一角である。うどんのような白く太めの麺にアッツアツの茶色い肉味噌、緑のきゅうり、真っ赤な生姜、そしてお好みでニンニクをトッピングと、パワーとスタミナが常時求められるサッカーサポーターには堪らないラインナップである。一通り食べ終わった後、肉味噌を残しつつ生卵を投入し、「チータンタン(鶏蛋湯)」を飲んで締めるのが盛岡じゃじゃ麺の王道な味わい方である。口の中に残る肉味噌とニンニクの残り香が、きっと食べた人全てに満足感をもたらしてくれるだろう。
盛岡じゃじゃ麺の店は盛岡市内に数多くあるが、個人的に好みなのは「白龍(パイロン)」である。

冷麺&焼肉

盛岡冷麺 大辛
盛岡では冷麺と一緒に食べるのが当たり前!?の特上カルビ

盛岡冷麺もじゃじゃ麺に同じく、盛岡三大麺の一角として名高い。独特の噛みごたえのある半透明の麺とほんのり酸味のあるスープとの相性が抜群である。
盛岡市に限らず、岩手県内にある焼肉店で冷麺を注文するとき、「辛さはどうしますか?」と聞かれると思うが、これは冷麺の中に予め入れるキムチの量はどうするのか、もしくはキムチは別皿にするか(=別辛)、という意味である。個人的には、後から辛さを調整できるという点で別辛での注文をお薦めしたい。
じゃじゃ麺と同様、市内各地に焼肉冷麺のお店がいっぱいあるが、個人的に勧めたいのは「ぴょんぴょん舎」「三千里」「食道園」「髭」「肉の米内」「ブッチャー軒」などなど。

わんこそば

冷麺、じゃじゃ麺と取り上げたら、三大麺の残り一つであるわんこそばも取り上げないわけにいかない。とにかく腹の中にどれだけ蕎麦を流し込めるか、己の限界へ挑むという点ではある意味わんこそばはスポーツである。フードファイトである。時間無制限ルールと時間制限つきのルールがあるらしいが、盛岡市だと前者のお店が多いかな?個人的にお薦めなのは王道だけど「東家」。

キムチ納豆ラーメン

レアチーズキムチ納豆ラーメン

盛岡市を中心に県内に店舗を構えるラーメン屋「柳家」さんの看板メニューである。全体的に味噌ベースのスープに少しピリリとした味、そして何よりボリューミーな野菜盛り付けである!10月といえど岩手は夜は割と冷え込むので、寒さに負けない体づくりのためにここはキムチ納豆ラーメンをキメてみるのはいかがだろうか。店舗ごとに異なる限定メニューがあるのも魅力の一つ。地元民にもリピーターが多い。
余談だがこのキムチ納豆ラーメン、アニメにもなった人気漫画「ラーメン大好き小泉さん」にも登場する。そこにも登場した「レアチーズキムチ納豆ラーメン」を個人的に推したい。多分どこの店舗に行っても食べられる。

満州にらラーメン

「さかえや」の満州ニラワンタン麺

略して「満ニラ」と呼ばれ地元花巻市で愛されるご当地ラーメン。ラー油の赤にニラの緑のコントラストが映える。岩手県のラーメン屋では珍しく、平日休日問わず行列ができる人気店。営業時間はお昼時のみ。その手のラーメン通の間にはこのお店の固定ファンが多く、在京の芸能人・有名人もお忍びでこのお店に通われている方が多いとか。
ちなみに、岩手県花巻市・北上市には東京ヴェルディのサッカースクールが置かれている。

福田パン

知る人ぞ知る、盛岡民のソウルフード。ただのコッペパンと侮る勿れ。本店に足を運べば、よりどりみどりの種類のパンが来訪者を迎え、どれを買うか、または持って帰るか悩ませること必至だろう。何を買えばいいか迷った時はとりあえずあんバターパンを買えばいいと思う。個人的に一番好きだったコンビーフパンは今も本店に置いてあるのかな…?

遠野ジンギスカン

遠野ジンギスカン

ジンギスカンは北海道だけじゃないぞ!遠野のジンギスカンの特徴は、なんといっても「バケツ」である。(写真はバケツジンギスカンじゃないじゃんというのはご愛敬)
ちなみに、岩手県遠野市は東京ヴェルディOBの菊池新吉氏、菊池利三氏の菊池兄弟の出身地でもある。河童や遠野物語などの伝承・民話で有名な遠野だが、ヴェルディサポにとっても聖地である。個人的オススメは「遠野食肉センター遠野本店」と「あんべ」。

前沢牛

前沢牛焼肉

高級な牛肉が嫌いな人いる? いねえよなあ!
あの二刀流メジャーリーガー、大谷翔平を産んだ岩手県奥州市が誇るブランド牛、それが前沢牛である。焼肉もヨシ!ステーキもヨシ!ハンバーグもヨシ!しゃぶしゃぶもヨシ!

ハンバーグのベル

ポテサラパケットディッシュ

あれ?このお店ってもしかして…と勘の鋭い方ならピンときただろう。ピンときただろう。ハンバーグのベルは、あの全国的に有名なハンバーグレストランチェーン「びっくりドンキー」の記念すべき第1号店である。びくドンのハンバーグはどこで食べても一緒じゃないかと思うかもしれないが、びっくりドンキーファンの方は一度ベル1号店でハンバーグを食べてみてはいかがだろうか。中に和室もあるらしい。

道の駅西根(ほうれん草カレー、ほうれん草ソフト)

ほうれん草カレー
ほうれん草ソフト

盛岡市から車で一般道を走らせること30分強。青森方面へ国道282号線を走らせていくと右手前にやがて見えてくる道の駅が岩手県八幡平市にある「道の駅西根」である。ここの名物メニューが、何と言っても「ほうれん草」シリーズ!ほうれん草カレーもほうれん草ソフトもいずれもここの食事どころの看板メニューである。何より、色が緑色!これはもう緑色繋がりで東京ヴェルディサポーターも食べるしかあるまい。

盛岡食堂

え?わざわざ岩手遠征までして大衆食堂?と思うかもしれない。
この記事で盛岡食堂を挙げた理由…それは各々のメニューのボリュームが凄まじいからである。唐揚げ定食食ってみな、飛ぶぞ。

マルカンビル大食堂

ナポリカツ
箸で食べるソフトクリーム

花巻市の中心部にある、昭和レトロの空気感を今なお残すレストラン。マルカンデパート食堂には多くのメニューがあるが、ここはやはり王道メニューである「ソフトクリーム」と「ナポリカツ」を推したい。何を食べればいいか迷って決められない時はとりあえずマルカンデパートではナポリカツとデザートにソフトクリームを頼めば良いだろう。もちろん、他のメニューで食べたいものが見つかればそれを食べても全然問題ない。どれも皆美味いから!

海鮮系(生ウニ、瓶ドンetc.)

生ウニ丼
大船渡魚市場の海鮮丼

岩手県は海の幸も豊富!
盛岡市などの内陸から沿岸部に出るには、車か電車またはバスを使わないといけないが、それでもかけた時間に見合う以上の美味を堪能できるだろう。
個人的にお薦めしたいのは生ウニ丼(種市、久慈などの沿岸北部)、瓶ドン(宮古市など)、イクラトッツォ(大船渡市など)である。

寿司(回転寿司 ※追記)

海鮮丼と来たので、そういえば寿司も書かないと思ったので急遽追記。
個人的に大好きな岩手の回転寿司は「清次郎」と「すノ家」。このうち「清次郎」は盛岡駅に隣接した商業施設「フェザン」の地下に入っているので、新幹線や電車で遠征にやってきたヴェルディサポにもアクセス面でとても優しい。三陸の海でとれた新鮮なネタに舌鼓を打つがいいさ!

前沢牛炙り
海老ピザ
中トロ

最後に

正直、ここに載せていない、もしくは自分がまだ知らないものを含め、まだまだ岩手県の名物グルメはたくさんある。と思ってる。
ヴェルディサポーターの皆様には、是非アウェイ遠征がてら岩手県内を隈なく探索し、胃袋と肝臓と予算と時間が許す限り色々なグルメを堪能して頂きたい。絶対に後悔はさせないと思う。そして、Jリーグの試合を通じて多くのサッカーファンの皆様にも岩手県を好きになって頂けたら、この記事の著者としては嬉しい限りである。
当日は熱い試合を!

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