【金銭トラブル回避】ベトナムのマッサージ店には気を付けよう
ベトナムの記事最終回です
前々回、ベトナムで食事をする時は料金を確認しないと相手の言い値を払うことになる場合があるということを少し書きました。
ベトナム。ぼくが体験したのは安宿が集まるファングラーオ通り近くのマッサージ店での話。
計2回同じ経験をしたので、今度ベトナムに行く予定のある人が同じようなトラブルを回避できるようぼくの体験を書きます。
カンボジアに劣らず、ベトナム安宿街のマッサージ店も価格が安いです。
カンボジアほどではないにしろ1時間10ドル程度でマッサージを受けることができます。人によって当たりはずれがあるけれども1時間も見続けてもらって1000円程度だと思えば安いもんです。
ぼくは1時間マッサージしたら千円あげるといわれても断ります。
カンボジアでは1ドルが4000リエルというほぼ公式のレートがあり、自国通貨のリエルだけでなくアメリカドルが使用できるのですが、旅行者が集まる地域ではベトナムでもアメリカドルが利用できます。
2019日3月1日現在のレートでは
1ドル=23282ドンです。
100円が20000ドンと覚えておくといいかもしれません。
屋台などの場所によっては1ドル=20000ドンで計算されることもあります。
前置きはこれまでにしておいて、安宿街に行くと1時間10ドルのマッサージを見つけて中に入ったとします。
マッサージを受けた後、店員に10ドルを渡そうとするとなぜか受け取りを拒否されます。
なぜ?
ですよね。だって表に書いてある料金を払おうとしているのですから。
店側の言い分としては
10ドルと書いてあるけれどもベトナムドン払いにしてくれ
とのこと。
しぶしぶ了承するとさらに店側が
うちの店ではドルのレートを設定している
と言ってきます。(言わない店もあります)
公式レート
1ドル=23000ドン
店側のレート
1ドル=25000ドン(
なのでこの店で支払うのは
25000ドン×10ドル分=250000ドン!
店外の看板には10ドル表示だったのに支払いの段階になるとなぜか11ドル近くになります。
今回は適当にレートを設定しましたが、ぼくは計算したところ2ドル上乗せして払わされていたことがありました。
初回にひっかかったときにはベトナムはそういうシステムなのかと納得していたのですが、別店舗で同じ目に2回遭ったときにこうやって観光客から多めに金を巻き上げてるんだなという確信に変わりました。
なのでベトナムの安宿街でマッサージを受けるときは
・ドル表示だった場合、確実にドルで払えるのかを事前に確認する
という一手間をかけることで嫌な思いやトラブルを回避できますよ。
アメリカドルしか持っていないと伝えるのも有効だと思います。
ちなみに昔深夜にハノイに到着したぼくがラオスのルアンパバーン行きのバスチケットを購入するのと引き換えに泊まった宿では通常よりもかなり高い価格でチケット代を払わされました。
そこまではいいんです。
バスターミナルまでは少し距離があったし代理で申し込んでいたので想定内です。
問題はそろそろバスターミナルまでの迎えが来るという段階で、宿のオーナーとその友人と思われる人物が
ベトナムから陸路で国境を超える場合は20ドルが必要だ。
ここで払って行け。
と言ってきたことです。
しかもかなりしつこく。
そもそも国境を超える際にお金が必要なら宿で払う必要はないのと、ぼくはそれ以前にも数度ベトナムからラオスやカンボジアへの陸路移動をしたことがあったのでそれがウソだと知っていたので回避できましたが初海外旅行だと騙されてしまう可能性が高いので気を付けて欲しいです。
ぼくの知る限り東南アジアで賄賂的なものを要求されるのは、ラオスのパクセー・ドンデッド島からカンボジアに抜ける国境での1ドルの徴収くらいです。
ここでは変な押し問答をして1ドルをけちるよりもさっさと支払ったほうが賢いと思います。
わずかなお金でも払う必要のないものだとわかっているものに対しては、旅を続けている間いやな思いをし続ける原因にもなりえるので事前に手に入れられる情報はしっかりと集めて楽しい旅をしてほしいと思います。
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