平成が終りを迎えて

今日は、2019年4月30日。

今日平成が終りを迎え、明日から令和が始まります。元号は象徴に過ぎない部分もあると思いますが、一方で変化を加速するきっかけにもなるだろうなと思っています。

そこで、ふと、平成の最後に、令和で実現したいことを書いてみようと思いました。今まで一度も明確には言語化していなかったのですが、どの程度の解像度が頭の中にあるのか、一度可視化しておこうと思います。

大きなことを書くのって勇気がいりますが、でも僕は「決める」と実現すると思っているので、あえて書いてみたいと思います。

令和時代に実現したいこと

【アート】
・ミラノサローネに出展する
・アルス・エレクトロニカで賞を取る
・五大陸すべてで個展を開催する

【詩】
・毎年一冊、詩集を発行する(今のところ、1冊完成。今年は、「時間」をテーマする。)
・童話と絵本を出版する
・「詩」をテーマにした大規模な展示を開催する(今までに実施した、「触れる詩」「刻む詩」「食べる詩」のみならず、様々な新しい「詩の表現」を試み、それを一気に大規模に開催する展示の開催)

【仕事】
・アート作品を中心としたデザインファームを創業する
・アート作品で問いを想起し、そこに共感する企業と新しい具体的なプロダクトを生み出す(「時間」のアート作品から、時計メーカーと新しい「時計」の開発など)
・新しい創作のプロセスに関する本を執筆する(生み出す創作(作為の創造)ではなく、生まれてしまう創作(無我の創造))

【家族】
・家族と世界中を旅する。晴が世界中に友達がいるようにする。
・トランジッションとしての長期間育休の価値を伝えていく
・「新しい家族観」「パートナーシップ」をテーマにした本を出版する
・ひ孫を見るまで長生きする

【学び】
・海外の大学院で学ぶ
・日本の大学でゼミを持って学生に教え続ける

【暮らし】
・海外に家族で住む
・くうハウスを、世界中からいろんなアーティストやクリエイターが集まる場所にする

【その他】
・情熱大陸に出演する
・地球を外から見る
・月の大地を踏む

【感想】
書いてみて気づいたのですが、「その他」部分以外は、多くは5年〜10年スパン位のビジョンだなと思いました。まずは、そこから一歩ずつ、一歩ずつ。

今後意識したいこと

"変える" から "作る" にフォーカスする

何かを変えようとすることを手放そうと思います。

そのかわり、さっさと新しいシステムや表現、プロダクトを作る。そこに完全にフォーカスしようと思います。僕の周りで起きていることを観察すると、ぼくが「作る」にフォーカスすることで、その作品に触れた人や、プロセスを一緒に歩んでいる人たちが、結果的に「変容(トランジッション)」が起こります。そして、彼らなりの文脈で、解釈・意味付けを行い、その個人やチーム、組織に向けた翻訳をして、トランジッションを促していきます。

だから、トランジッションは「作る」ものではなくて、新しいものに出会うことで結果的に「起きる」ことであるという意識、そしてむしろ、「トランジッションを促してしまうもの」を作っていくことを目指します。

分野を決めず、興味関心のある分野で、常に多作であり続ける

最近分かってきたのは、創作は創作を呼ぶこと。

だから、詩を書いたり、本を書いたり、インスタレーションをやったり、テック系の作品を作ったり、人を対象としたプログラムを作ったり。とにかく、作る、作る、作る。挑戦し続ける。

すべての作品が、他の作品のインスピレーションになる。どこかで質を目指すときが来るのかもしれないけれども、人生において、多作であり続けることを意識する。

「作る」を中心に、「インスピレーション」の循環を作る

すべての中心を、「作品」に置きます。作品を作ることを通して、世界を観る解像度を上げ、未来を想像し、実際にその未来を作品として具象化していきます。

更に、その「作品」を「活かす場」をつくり、その作品が僕たちの手を離れた自己進化を遂げていく場をデザインします。また、更にその作るプロセスを通して見えてきた暗黙知を常に可視化・構造化し、人材育成のプログラムとしても多くの人に提供し、様々な人に、創造する喜びを届けていきます。

結果、創造する喜びと、インスピレーションが循環していきます。

「生まれてしまう」創造プロセスと、「生み出す」創造プロセスの使い分け

前者の創作を僕はアートとよんでおり、後者をデザインと呼んでいます。すべての起点を前者に置きながら、そこを市場とフィットさせるものを後者の形でデザインしていきます。

ここの両方の循環を自分たちで実践していきます。

あえて、有名になる、成功を目指すこと

僕は、12月のはじめてのアーティストとしての展示を経て、「有名」になることを決めました。これは、この時展示にもお越しくださったスマイルズの遠山さんの影響です。

彼も、33 歳で初めての個展を開催し、成功することを決めた、と本に書いてありました。僕もそう決めました。この「有名」「成功」という意味を定義はしていないですが、しっかりと、アワードで賞をとったり、メディアに露出するということを意図してきます。

かなり暑苦しい投稿な感じもしますが、平成最後の投稿でした。

以上、令和に向けてのコメントでした。こんな僕ですが、こんなこと一緒にできたら嬉しいよ!これお願いしたいよ!という方、いらっしゃったら、ぜひお気軽にご連絡くださいませ。

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