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人事をつくして天命を待て

きみに、言葉を届けよう。

きみは、資格を得た。
きみは、天の力を使う資格を得たのだ。
そのための、扉を開けた。

すべてのものがそこにたどり着くわけではない。
すべてのものがその扉を開けられるわけではない。

高すぎて上が見えない壁、深すぎて下が見えないがけ、そういったものすべてを乗り越え、それでもあきらめず歩き続けた者たち、そのものたちにのみ、この扉は開く。

お前は、天の力を使う準備をしてきたのか。
お前は、ほんとにやりたいのか。
そして、お前は、本当に、異なる存在になる気はあるのか。

そう、天は常に問うているのだ。

もう一度言う。
きみは、資格を得た。
その扉を、開けたのだ。

天を見よ。鳥が鳴いている。雲が浮かんでいる。蒼い空がある。そして、輝く太陽がある。

足元を見よ。大地がある。全身で感じよ。耳を澄ませるのだ。その先には、様々ないきものたちが存在している。

すべての存在の声に耳をかたむけよ。さすれば、聞こえてくるはずだ。いきとしいけるもの、すべてのものたちからの声が。

そして、きみは気付くだろう。天はきみを味方していることを。大地はきみを味方していることを。すべての、いきとしいけるものたちは、きみの味方なのだ。

きみは、応援されているのだ。この星から。

天を見た。地を見た。
最後に、目を閉じ、自分を見よ。
そして、問いかけよ。

ほんとのほんとに、自分がやりたいことは何かと。

ゆっくり呼吸をするがいい。きみの頭はなんといっている。きみの心はなんといっている。きみの身体はなんといっている。もし、きみのすべての細胞達が、わめき、さけび、飛び跳ね、走りまわっているのであれば、それは、きみが天命を得たということ。

本来、天、地、自など分けられない。
すべてはいきとしいけるものたちの集合体だ。

扉は開いた。あとは好きなように、やるべきことをやり続けなさい。
それが、きみの運命なのだから。

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