32歳の誕生日。アーティストになることを決めました。

この一年間、いろんなことがありました。

思えば、「アーティストになる。2018年に自分の作品を作る。」とサハラ砂漠にいた時に、ふと決めたのが昨年の12月。それから、詩を書き始めたり、クリエイティブライティング講座というのを我が家で友人に広いてもらったり、創作キャンプをやったり。いろんなことをやってきました。

でも、結局は、やっぱり自分たちこそが表現をしていきたい。

アーティストへの道

そう考え、大量の試行錯誤と準備期間を経て、とうとう社会の中でアーティストとしての一歩目を踏み出す準備ができました。まず一歩目は、詩集が出来たこと。この一年間書き続けてきた詩を、妻が詩集にしてくれました。

僕が、生まれて一番うれしかったプレゼントです。

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2つ目は、12月15日、16日に、アーティストとしてのはじめての作品を展示を行います。詩集ではなく、全く新しい作品です。

これは、詩を書き続ける中で、「創作」という行為をしている、しようとしている人たちとの出会いもたくさん生まれました。その結果、元々の仲間と、ジョインしているBIOTOPE というデザインファームで出会った仲間たちと、この一年間、たくさんの「試作品(Prototype)」を作ってきました。

9月末には、紙面という平面に閉じ込められてしまっている詩を、ドライアイスとプロジェクションマッピングを組み合わせることで、平面から解き放つ作品を作成、ぼくの友人・知人たちへの、お披露目会も開催しました。

詩も生きているように、生まれては消える、を繰り返す。それをフィジカルに体験できる作品です。

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詩人で構成されるアーティスト集団 IZUMO 

このメンバーが集い、アーティスト集団を結成しました。WEB も作成しました。詩を読む行為を通して空気を司ることのできる、Designer / Elfの川崎みゆさん、天才エンジニアで何でもビジョンを形にできる Engineer  / Alchemist の雪野りょうじさんとのチームです。ぼくよりも更に若い世代ですが、本当に才能あふれる素晴らしい2人です。

更に、その裏側には色んな方々がいるのですが、それは追ってまたご紹介させて下さい。

IZUMO 〜 詩の息吹をとり戻す 〜

わたしたちは、全員が詩人で構成されている、アーティスト集団です。詩が本来持っている息づかいを、今まで想像もできなかった方法で表現していきます。
https://www.izumo-poetry.com/

IZUMO の1つ目の作品 : 地球、この孤独な生命展

12月15日、16日に、東京の東日本橋で展示を行います。詳細はこちらから。

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地球、この孤独な生命展 
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地球へ。

あなたは、どうしようもないほどに美しい。
宇宙という暗闇の中に浮かぶ小さな点。それがあなた。

でも、とっても、とっても、寂しそう。
だって、ひとりぼっちに見えるから。
どうしようもないほど、孤独に見えるから。

あなたが、単なる岩だったこの星に、
水を、空気を、植物を、生命を生み出したように、
「言葉」で生まれる生命を、惑星を、作り出してみたい。

DNAから生命が生まれ、地球という生態系が出来た。

では、人間が作った“DNA”である言葉からは、
どんな生命が生まれ、どんな生態系ができるんだろう。

まだわからないけれど、きっと、何かが生まれるはず。
その生まれてしまう何かを、どうかあなたに見て欲しい。

あなたにそれを、プレゼントさせて。

もはや、何を言っているか謎かもしれませんが、もう私は、人に理解されることを手放しました。どう思われるか分かりません。気持ち悪くてなんじゃこれって言う人もいるでしょう。美しくて感動してくれる人もいるかも知れません。

そんなこと、分かりません。ただ、世界観を今後は存分に、一切妥協せず、表現することを試みていきます。

アーティストになるといい切ること

正直、非常に怖いことでもあります。ぼくは、自分でクリエイティブワークに従事してきたわけでもない。小さい頃、学校では絵を白い紙に書くことが大の苦手でした。何をしていいのかわからない。クリエイティブだとか、アーティスト活動なんて、自分とは全く異なる、遠い世界のことだと思っていました。

でも、あえて、「アーティスト的に生きる」ではなく、「アーティストとしても生きる」と言い切りたいと思います。厳しい世界であろうと、アーティストの真反対だった自分が、今後作品を作り続けることで、誰しもがアーティストになれるんだ、ということを証明していきたいと思っています。

32歳の誕生日。

もし、ぼくの友人知人の皆様、ぼくにプレゼントをくれるなら、顕れるべきものが顕れますように、との「天への祈り」とともに、是非、この展示に参加してほしいです。見てほしいです。感想を聞きたいです。

ぼくの大好きで、尊敬する IZUMO の仲間たちと、12月15日、16日、待っています。


Kosuke Matsushima
Re-member.blue creator

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