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第4回カードラッシュCS 3位アルギラピカレシピ解説

挨拶

はじめまして。マッツoff(@mattuoff)です。
この度、第4回カードラッシュCSにて3位入賞いたしました。

ポケモンカードの自主大会にて上位入賞は初めてとなりますが、
以前遊戯王OCGで、CS優勝やBEST4を複数回経験したことがあります。

CL愛知も近く、本デッキは一撃ルギアが台頭したことにより立ち位置が
良くなってきたということもありますので、少しでも参考になればと思い
デッキ解説していこうと思います。

本記事の構成

1.本デッキ解説
アルセウス+ギラティナ+そらをとぶピカチュウデッキのデッキ解説
カードの枚数や採用経緯について
2.各対面での意識しているポイント
私が考えている対面での意識しているポイントを解説

この2点を主に記載していきます。よろしくお願いいたします。


1.本デッキ解説

デッキ選択について

今回アルギラピカを選択した理由ですが、
一撃ルギアの台頭によるものです。
一撃ルギア対アルギラは相性があまり良くなく、
アルセウスはイシヘンジンで、ギラティナはバンギラスvで
倒されてしまい、デッキコンセプト上どうしても
不利寄りになってしまいました。
そこでそらをとぶピカチュウの存在が浮上し、
相性が五分以上まで持っていけること、
そらをとぶピカチュウを入れることで、他のデッキにも有利になること
が判明し、今回このデッキを選択いたしました。

当日のマッチアップとデッキレシピ

当日のマッチアップは、このような結果でした。

1回戦から
火アルセ×
ルギア○
アルセバレット(悪れんげきウーラ型)○
ロストギラティナ○
ルギア○
ロストギラティナ○
ロストバレット○

予選20位上がり
決勝T1回戦から
れんげき○
ミライドン○
ロストギラティナ○
ルギア×
3位決定戦
ロストギラティナ○

となりました。当たったデッキはミュウに当たっていないこと以外は
ほぼ想定通りでした。

続きまして、デッキレシピはこちらになります。

【デッキコード】VFfvkV-PldmoY-11kkwd

よく見るアルギラピカのレシピとは少し違うと思います。
枚数の違いとしては、
・そらをとぶピカチュウ2ライン採用
・ビーダルラインの不採用
・頂への雪道の1枚のみ採用
・サポートの配分
・ツールジャマーの採用
こういったところかと思います。
なぜこのような採用枚数にしたかを解説していきます。

そらをとぶピカチュウ2ライン採用

そらをとぶピカチュウは1ラインとしている構築が良くあると思います。
今回は一撃ルギアがシェア率上位になることが予想されたからです。

一撃ルギアに対して、そらをとぶピカチュウVMAXはダイバルーンで
ルギアVStarを弱点込みで倒せるほか、バンギラスV、イシヘンジンからも
ダメージを受けずに戦うことができるため、盤面を有利に動かすことができます。

また、逃げるエネルギーが0であることから、スタートポケモンとなってもアルセウスに繋げることが容易となるため、2ラインの採用といたしました。

ビーダルラインの不採用

個人的にビーダルが嫌いということもありますが、
今回はそらをとぶピカチュウラインを採用したことで
サイドラインの2→3→1をさせたくなかったというのがあります。
アルセウスというデッキの性質上
・2-2-1-2
・2-3-2
の高耐久を押し付けるデッキなので、VMAXを採用する場合は
ビーダルの採用を見送ることが多くなります。
今回のマッチでは、一度もビーダルラインが欲しいとは思わなかったため、
不採用であることは、このデッキでは正解であったと思います。

頂への雪道の1枚のみ採用

頂への雪道が有効に働くデッキが少ないことが理由となります。
現在流行しているデッキで有効に働くデッキは、ミュウVMAXと一撃ルギア、ミライドンぐらいでしょうか。ですが、ミュウVMAXデッキはロストスイーパーが複数枚投入されている型が多く、有効に働く場面が少ない
一撃ルギアに至っては、アッセンブルスターを使われるまでとなるため
旬となる時期が余りにも短いので複数枚の採用は必要がない。
ミライドンは終盤で1枚使うので、それまで温存すれば良い。
こういった理由で、スターバースでサーチする可能性がある1枚のみ採用といたしました。

サポートの配分

サポートの配分ですが、今回はこの配分でした。
・アクロマの実験   3枚
・博士の研究          2枚
・ボスの司令          2枚
・ツツジ                  2枚
・クララ                 1枚
・チェレン              1枚
・キバナ                  1枚
・ジャッジマン       1枚

当日使用しなかったサポートは、チェレンとクララでした。
チェレンはミュウとロストバレット対面で使用する可能性があったので入れましたが、ロストバレット対面でも使用するか微妙なラインであったため
チェレンは不採用でも問題ないかもしれません。
クララに関しては、博士の研究で仕方なく捨ててしまったvstarと基本エネルギーを回収する手段として入れていました。現在のプールでは、つりざお関係のグッズがないため、デッキの安定性を考えると必要なのかなと考えています。

ジャッジマンの1枚採用ですが、理由は2点あります。
1つ目はビーダルライン不採用による安定性の欠如です。
ジャッジマンは不確定の4枚であるため、とても安定性に欠けるサポートとなります。
相手を事故らせるために使用しても、自分まで事故ってしまっては
意味がありません。
それを回復できる手段がビーダルとなるのですが、ビーダルは前述のとおり採用していないため複数枚投入することはいたしませんでした。

2つ目は、使うタイミングが1回しかないことです。
複数回使うと、自分が必要なカードが手に入れられません。
サーチできるのはスターバースの一回のみとなるので、それ以外は
手札のみのリソースで戦わなければいけないのです。
安定性の高さが売りのアルセウスデッキで、この点は見逃せません。
自分が使っても良いというタイミングでのみ使えるジャッジマンは1枚のみ採用ということになりました。

ツールジャマーの採用


ツールジャマーは同型、ロストギラティナ対策としていれました。
ロストインパクトをVガード込みで1回耐えることが、ギラティナ相手にとても有効となります。
ロストギラティナは特にですが、ロストというデッキの性質上リソース管理がとてもシビアになります。
デッキの中にあるエネルギーの総数から、ロストインパクトは2回が平均となるでしょう。
2回のうち一回でも耐えること出来れば、勝率はぐんと上がります。
同型相手でも、ロストインパクトを耐えることによって、打点の差で勝てる可能性がとても高くなります。
このカード1枚で打点調整を簡単に崩せますので、必須級かなと思います。

その他カードの不採用理由

・ポケモンいれかえ
こっちのポケモンだけ入れ替えたい、という状況はあまり起こらず
あなぬけのひもで相手の後ろのポケモンにダメージを与えたほうが有効に働く場面が多くなる、そらをとぶピカチュウがいるため実質いれかえができるポケモンがいることから採用を見送りました。

・ロストスイーパー
手札コストが重いため不採用。スタジアムも割りたい時が少ないためいらないと思います。スタジアム3枚目の検討をした方が良さそう

・ともだちてちょう
複数回使用したいサポートは基本的に複数枚採用している。
また、ネオラントも入っていないため、必要な時に必要なサポートを持ってこれないのに山札に戻すのはあまり有効に使えないため不採用とした。

・ボスの司令3枚目
これが1番悩んだかもしれない。
ミュウVMAXやミライドン相手に2回以上使いたい場面がすごい多かった。
次でるのであれば、3枚目の採用を検討したい。

2.各対面での意識しているポイント

各対面にて、ここは意識しておかなければというポイントを記載します。

ミュウVMAX

ミュウ対面は、2-3-1か2-2-2を目指してポケモンを気絶させていきましょう。
ミュウVMAXはダメージを与えるとサイコジャンプで帰られてしまうので
倒す場合は出来る限りベルト+ロストインパクトorドラピオンVでワンパンを目指します。
アルセウスで攻撃する場合は、ベルト込みで倒せるゲノセクトをボスの司令や穴抜けでバトル場に出させて殴ることを意識してください。
この対面はジャッジマンは打たず、山札の純度を上げてツツジを打たれてもある程度問題ないようにするのが良いです。アクロマで不要札、特にたねポケモンをロストしておくのが良いでしょう。

ロストギラティナ

ロストギラティナはスターレクイエムをどうやって使わせるかを考えながら戦います。ツールジャマーとVガードがキチンとポケモンに貼れてるのであれば、空ピカで戦うのもありです。ツツジを上手く使うために、空ピカを献上したり、かがやくサーナイト+アルセウスを先に倒させてツツジを2回使う戦術もとても有効なため、臨機応変に立ち回りましょう。
最速の動きをされなければ、後攻でも全然間に合います。

一撃ルギア

ルギア対面は基本的に空ピカで戦うことになるので、空ピカにルギアの攻撃×2か、ルギア+アーケオスの攻撃で倒されないことを重視してください。
ノコッチが出てきた際は、空ピカではなく別のポケモンで倒すのも考えること。他のポケモンで倒す際には、いちげきエネルギーの枚数にも注意を払ってください。空ピカがキチンと起動し始めれば有利になるはずです。

ミライドン

このデッキがシェア率高いデッキの中ではやっかいです。
打点が高いため、vstarがワンパンされる可能性があり、先行はほぼ必須かもしれないです。
レジエレキVMAXのHPが310と低いため、ベルト+ロストインパクトで倒せます。これを意識して戦いましょう。

雪道を貼るタイミングが重要になると思います。雪道+ツツジで打点を低くし、2回攻撃できるようにする。レジエレキVMAXを2回倒すような動きをする等サイドをどういう風に取るかを意識することを特に考えてください。

アルセウス同型

先行を取る!!!!(笑)
先行して動かれると大分辛いです。
リスクを背負って戦うことを意識しましょう。
ツールジャマー+Vガードでの打点ずらし、ボスの司令でギラティナを優先して倒す等を心掛けてください。

最後に

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
アルギラピカはデッキとしての完成度はとても高く、色々なデッキに安定して6割取れるようなデッキになってると思います。
決められた行動が多く、長期戦にも合っているデッキかと思いますので、
CL愛知での候補デッキとして、いかがでしょうか

質問等ございましたら、気軽に聞いてください。

ありがとうございました。

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