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【OTA編〜その2〜】

北兵庫、バーのある宿MATSUDAYA 松田屋の若旦那が、宿や地方のこと、マーケティングについてお話をするブログです。前回のOTAについてのお話がTwitterでプチバズったので、こちらのnoteに【OTA編】としてまとめていくことにしました。今日は〜その2〜をお話しします。

1.【CVRこそが鍵】アクセス数よりもCVRを見よう!CVRって何?

前回の投稿で小規模宿ほどOTAをガチりましょう。そしてOTA攻略において一番大事なのは一生ABテスト!と言いました。 ABテストをどのようにやっていくかの詳細はまたの機会にお話しするとして、今回はどのデータに着目すべきかについて話してみます。OTAによって管理画面が多少違いますが、本質的な部分は一緒です。

うちのRトラベルの管理画面を例にすると、着目すべき数値は【転換率】です。マーケティング用語で言うと、コンバージョンレート(CVR)ですね。 ちなみにコンバージョン(conversion:CV)とは、直訳すると、「変換」「転換」「転化」といった意味ですが、マーケティングの分野では、Webサイトにおける最終的な成果のことを指します。なので何をもってコンバージョンとするかは各Webサイトによって異なります。資料請求をコンバージョンとする場合もあれば、予約獲得をコンバージョンとする場合もあります。

2.【穴の空いたバケツに水を入れ続けても意味無し】

話が逸れましたが、なぜ【転換率】に着目するのか?【PV(ページビュー)】や【アクセス人数】の方が大事じゃないの?と思われるかもしれませんが、例えば1日のアクセス人数が100→1000に上昇したとして、予約数が0ならどうですか?そうなんです。アクセス数をどれだけ伸ばしたところで、予約に繋がっていなければ穴の空いたバケツに一生懸命水を入れてるのと同じことです。

3.【アクセス人数を増やすのは「広告」、CVR向上なら「ページの作り込み」】

そしてアクセス人数を増やすための施策と、転換率「CVR」を向上させる施策は基本的には異なります。アクセス人数を増やすための施策は【広告】、CVRを向上させるための施作は【ページの作り込み】です。つまりCVRはABテストを繰り返し、より良いページに育てていくことで向上が見込めます。ABテストについてはまた次回にお話しします。それでは今日はこの辺で。



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