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1日1つ物を整理する

余分なモノを取り除いて、
私たちの持ち物を必要最小限に留めることで、
より豊かで、
意味深い人生を送ることができるようになる。
 
余計なことに時間を費やすのを止めて、
ひとつの物事にじっくりと取り組む。
それは、
家族と過ごす、食事を取る、
散歩をする、映画を見る、読書、
風呂に入る、何でもよい。
ただ悠然と自分のリズムで人生を
生きる。

「生きていない」モノのために、
大切な時間を費やすという
横道に逸れないように。

高揚と進歩への歩みは
拒否することから始まる。
モノを後生大事に所持し続ける者の
富に比べると
拒否した者の貧しさは本物の富である。
たとえ一文無しであっても
世界中の大富豪よりも
遥かに富んでいられる。
この哲学は点々と旅する
禁欲主義者により実践済みである。
行く処どころで出会った良き友、
喜びと快適さは一時のものとして
愉しみ、
後はそれらに永遠に縛られないために
その場に置き去りにするのである

モノは多く所有すればするほど、
人を脆くする。
人は精神的に成長すると、
モノそして人さえも必要としなくなる。
物質的なモノを断つことは、
他のあらゆる分野においても気持を切り 離すことを可能にしてくれる。
人間関係においても同じ。

すべての「過剰」は人生の大切な瞬間、
本質から私たちを脇道に遠ざけようとす る。
これは私たちの心の一部を盗み、
本来持っている長所をも消してしまう。
常により多くを求める姿勢が、
本来の最良の自己から
自分を遠ざけてしまう。
 
モノ、人、機会に固執すればするほど
逆にそれらは逃げていく。
人間関係が終わりに来ていると
感じた場合、
在るがまま、
成せるがままに終息させる。
その人間関係が自分にもたらしてくれた
良きものすべてに感謝し、
次のステージに移る。

物質的なことにより多くの時間を
かけることは、
人や人間関係にかける時間が
それだけ少なくなることを意味する。
身の回りをすっきりさせることは、
他人との関係をより強固にすることに
直接貢献する。

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