「一般人メラニーさんによる第90回アカデミー賞予想」無茶苦茶おもしろい。

「RHYMESTER宇多丸のウィークエンドシャッフル」URLは23時台のコーナースタートの辺りからに設定
http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20180224230000

「インサイダー情報なし、公開情報だけで予想をする」「作品そのものは見ても見なくても構わない」というルールに基づくアカデミー各賞の(現時点での)予想。作品の内容などは基本的に関係なく、「アメリカ映画界の賞決定のメカニズム」から考える予想で、今年は日本でも公開済みの映画が多いから鑑賞をしているけど、それも内容そのものでなく、そこで描かれた内容が、その「賞決定のメカニズムにどう作用するか」を考える一要素でしかないという、恐ろしく「映画賞」にこだわった予想の1時間(番組後半の1時間を当てている)。
特に作品賞予想の説明の前半で出てくる、受賞作品が事前に取るべき賞から導き出される昨年の作品賞の結果の説明と、最後の最後に出てくる「もしダークホースとして受賞するとしたら」という作品の意外性とその根拠は、良質のミステリーのような構成力で語られる。というか、こんな人が「一般人のお友達」に埋もれている、スー姐人脈の恐ろしさwwwww
「一般人」ではあるものの、映画業界で働いていて、映画が大好きで、映画を鑑賞する目を持っていることは、冒頭のハーヴェイ・ワインシュタイン関連の話と、一番最後のジェームズ・アイヴォリーについて語るところでも十分わかるんだけど、そういう人があえてそういう要因を排して予想をするという知的ゲームの面白さ(,,゚Д゚)
ついさっき放送されたから、来週土曜夜までなので、どこかで1時間余裕作ってきいとくれ、おもしろいことは保証するから(,,゚Д゚)

しかし、確かに公開直後は「もう各賞作品賞は決まったようなもの」と扱われていたのに、結果的に一応アカデミーノミネートはされているけど、もう受賞はないだろうと言われている「ダンケルク」。別に作品に問題はないのに、なんでここまで(相対的ではあるが)評価下がっちゃったんだろうかねぇ(,,゚Д゚)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?