撤去期限が迫っているせいもあり、まだ主力店と見限った店で分かれてる印象です。
今回は意外と正解率は低めでした。

正解は「①・②・③」

並び順だと不安を感じて替える人もいたと思いますが私は結構こういうのはよくやるので注意してください笑

もっとわかりやすく大きなプラス調整～マイナス調整があればよかったのですが無双のプラス調整が私の地域ではお手上げでした。

①と②は正直どちらもマイナスで実践でも大差はありません。
それでも補助線を引くとやや①の方がプラス（マシ）ということで
①・②・③を答えとしました。

過去に出題したかなりわかりやすい寄り釘比較です。
（BEST順から良い順です）
判別の理屈は同じで「逆三角形」で見ることです。

今回の問題は
・①～②は僅差
・③は最悪

主に③を避けるというのが問題の主でした。

釘読みの上達には良いものを選ぶではなく「悪いものを避ける」

これはかなり良い調整でぜひ打ってみたい寄り釘ですが
結局プラス調整には上限がなくて、いくらでもプラスにできるもの
（ホールにあるかないかは別として）

しかし
マイナス調整には下限があります。

ここまでシメたらもう打ってはいけない、回るには絶望的レベルのイメージです。

それが③です。
これをひと目見て「ない！」とわかった方は釘読みはかなりできている人です。
プロでも、よほど誰が見てもわかるぐらいヘソが開いてれば一考ですが
「まずこれは打ちません」
真っ先にパスするぐらい悪い調整です。

釘を覚えたい！であればまずはこの調整を回避できることが大事です。
プラス調整は後からいくらでも学べるので、まず最悪な調整を回避できることが上達へのスタートラインです。

風車上見極めの基本をおさらい

イメージはこういう川（水の流れ）です。
上から流れた水は、必ず杭（風車）に当って分かれます。

この図なら右辺と左辺の広さは1：1
％で表すならなら左50％：右50％
左右均等に同じ量の水（玉）が分かれます。

逆三角形でいうならば「二等辺逆三角形」です
右辺左辺の長さが同じという意味です

この場合はどうでしょうか？
右辺の方が広いので水は右へ多く流れます。

・杭が左に寄っている
・左辺が狭い
・右辺が広い

いろんな言い方ができますが水の出口と杭を逆三角形で見れば
右辺の広い逆三角形とわかりますね

釘もまったく同じです。
水が玉になっただけで理屈は同じです。
釘と聞くと何か難しくて経験が必要で‥と思われがちですがまったくそんなことはなくてただ物理の話です。

もっとシンプルに考えれば良いわけです。
突き詰めればもっと細かいことも出てきますが導入はここからです。
ですので釘の話というより物理の話ということです。

マイナス調整の限界を知っておく

丸暗記で良いですが
左50：右50だったらマイナス調整の限界です（シメる下限）

コボシを回避してやっと風車までたどり着いたのに
半分も左へ流れてしまうわけですから回るわけがない最悪の調整です。

機種は違えど逆三角形で見ればわかるように
右辺・左辺がほぼ50％：50％になっていますね。
よほどヘソやステージが強いなどがない限り、満足できる回りは絶望的です。
ここまでシメられてたらパスする方が良いでしょう。
限界にマイナスにしてもここまでというラインです。

最悪よりも下、問題外の調整

今回の無双の③もです。
どう見ても左辺の方が広い調整ですね。

マイナス調整の限界を超えてるのでホールで見かけるのすら珍しいです。
調整者のウデもありますがここまでマイナスにするのは撤去前や絶対回したくない意思の表れともいえます。
極端にヘソが開いてれば考えますが試し打ちすることすらためらう問題外です。

①最悪の調整
②問題外の調整

最低でもこの2つは回避してください。

完璧にわからなくても良いので
一番悪いものを避ける！ますはここをクリアしてください。

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