Zoom飲みで「リモートすべり」反省記


昨日のZoom飲みで「リモートすべり」を経験したので報告する。

「リモートすべり」とは最近芸人さんがよく言う言葉で、リモート、つまりリモート収録とかビデオ通話とかに特有のスベり方だ。

これまでZoom含めオンライン通話は何度かやった。
しかしそれは、馴れ合いでゆるま湯でイージーな友人と緊張感のない1対1のものばかりだったので特に何ということはなかった。

それが昨日は、多人数かつちゃんとしたのを初めてやった。
そこで「リモートすべり」というものをガッチリ経験したので、ちょいとまとめてみる。

ちなみにスベってダメージを食らってはいるのだが、
「annkwとか『しくじり学園 お笑い研究部』とかでやっていたあれだ!」
というミーハー的嬉しさもあったのでお構いなく。

StayHome大喜利

おうち時間何をしてましたか、というやつ。
これが難しい。
みんなだいたい読書と運動に行き着くので被りがち。
被るだけでなくお互い同じことをしているので、相手の発言に新鮮なリアクションもできない。
正解の答えはまだ出ていない。

遅延による沈黙

自分の発言のあと、それが相手に届き、相手がそれに反応している動画が自分に返ってくるまで、2〜3秒開く。
普通の会話であれば多少テンポが乱れるだけでなんてことはないが、自分が決めに行っている発言の場合、この2〜3秒の遅れが
「あれ、スベった?」
という気分になりダメージを食らう。
実際には2〜3秒遅れでウケてたりするのだが、やはり発言した者の気分は言った瞬間の相手の表情で決まる節があるのでそこが真顔のままだとダメージになる。
ダメージを食らうとテンポが狂っていき、本当に面白くなくなっていく。

そういえば先日のエンゲイグランドスラムもリモートでやっていたが、一流の芸人さんの一流のネタばかりなのにスベってる感があった。
やっぱり生のリアクションをもらえないと面白くするのって難しいんだろうな。

誰が回すのか

リモートにやはり遅延はつきものである。
そうなると、お互いの発言が被ることがある。
被ることが怖くなり、お互い待つようになる。
そして誰も喋らない時間が生まれる。
スベった空気になる。

有吉弘行がおっしゃったそうだが、リモート収録は強い司会がしっかり回す番組のほうがうまくいくそうだ。
(ちょっとソースは見つけられなかったので本当かは分からない)

確かにリモートは被るのを恐れて止まった時間が生まれがちなので、しっかり回す人がいてうまく交通整理したほうがいいなぁ、と思った。

ただし、私に回す力はない。
だからスベりました。

一方でリモートならではのメリット

私、シャイ兄なもので、普段はなかなか人の目を見て話すことができない。
それがリモートでは、がっちり目線が合う、ということがないので、相手の表情の確認がしやすい。
それも、みんなが一画面に出ているのでみんなを見ることができる。
それをもとに自分のトークを調整できるのは良かったのではないかと。

まとめ

近頃話題の「リモートすべり」を経験した。
「リモートすべり」ってこういうものなんだ、と思うと同時に、

「ウケる、とはどういうことか」
「スベる、とはどういうことか」

を考える面白い経験だった。

いろいろ書いたけど楽しかったので、また誘ってください。


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