「日向坂で会いましょう」から新たに学んだ大喜利の技術。


まずは以前も書いた通り、タイミングが大事である、ということ。
これは「そろそろ若様のご贔屓メンバーを決め直しましょう」回での上村ひなのさんの回答から学んだことだ。

そして新たに、前回の「アザトカワイくて何が悪いの?第2回ぶりっ子選手権!!後半」回での加藤史帆さんの回答から学んだことがある。

「自由ぶりっ子党のマニフェストとは」というお題に対して、加藤史帆さんは
「元号をめろめろにゃんにゃんにします」
という回答を一発目にされ、それに対して若林さんは
「一答目として最高」
「大喜利が始まるぞ、という空気を作る」

とコメントしていらした。

これにはとてもハッとさせられた。

「タイミングが大事である」という以前の学びは、思い付いたらすぐ出すのではなくタイミングを見計らって出すべし、といことだと解釈していた。
これは基本的には、タイミングを遅らせる方向になっていくと思う。

一方で今回のことからは、お題が出た直後に瞬発力で対応することの大切さだ。
これはつまりつまり早いタイミングで動くことの必要性である。

タイミングを見計らうとはすぐには出さないということだけでなく、すぐ出すべきときに出すことも大事だと学んだ。

ただこれにはとても技術を要する。
一答目は、やはり大喜利全体の流れを作ってしまうので、お題の筋を読み違えるとそのお題自体を壊すことになりかねない。
また空気をおかしくしてしまうと、お題すら跨いで悪影響を与える可能性もある。

かくに大喜利は難しい。

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