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榛名山に登ろう~鐘撞山、音羽山、三ツ峰山

枯山逍遥にて。

2023年12月3日(日)
群馬県…高崎市

小春日和となった今日はご近所の榛名山はるなさんで山遊び。
榛名山塊の南面に静座する鐘撞山かねつきやま音羽山おとわやまは2017年に歩いた事がありますが、今回は音羽山から薮尾根を辿って三ツ峰山に登り、西峰から南の尾根筋を下山しました。
山中では誰にも会わず、ポカポカ陽気の中で静かな薮尾根にとても癒されちゃいましたね。
ただね、登りは楽しい落ち葉踏みでしたが、下山ルートは問題アリアリだな!

🌤️晴れ 🌀平穏 🕕5h54m
🐾19,894歩 10.7km ⇅920m
♨️群馬温泉 やすらぎの湯 950円

7:40 駐車地⇒入山口⇒鐘撞山⇒音羽山⇒三ツ峰山⇒
西峰⇒県道126号線⇒林道東榛名山線⇒駐車地 13:34

7:40
駐車地
冷え込みもなく、朝から青空が広がっています。
気分は上々、ボチボチ行きましょう!

林道沿いの路肩に車を停めました。
入山口まで林道を歩いて行きます。
林道を歩いて5分、入山口となる作業林道に入ります。
入山口に道標やテープなどはありませんが、
すぐ前はすれ違いの為に路肩が広くなっています。
さて行こか!
植林地の作業道を進みます。
植林帯を抜けて雑木の尾根を辿れば、山頂まで少しですよ。

8:19
鐘撞山かねつきやま △838.7m

古い祠が祀られ、石碑が建っています。
△三角点の標石は見当たりませんね。
2017年以来、二度目の登頂となりました。
その時は音羽山まで登って、西の尾根筋を下山しましたが、
今日は三ツ峰山まで薮尾根を登りますよー。
写真の左側から幡矢岳、三ツ峰山、音羽山と、
いずれも木越しの展望で寂しいですね。
鐘撞山を後にして北方へ尾根を辿ります。
尾根には目印のテープが散見されます。
下草が多く、歩く人はそれ程多くないでしょうね。
登山道としては未整備ですが、歩くのに問題はないですよ。
小春日和の陽気で汗が出ます。
ホッ、ここからは岩尾根の急登かぁ!
ホイ、ホイ、ホイっと。
音羽山まであと少しかな。
笹が多いですが、細い踏み跡が続いています。
登頂〜!と思いきや山頂はお隣のピークですよ。

9:12
音羽山おとわやま △1014.8m

山頂は木に囲まれています。
△三等三角点
木越しに相馬山を眺めます。
静かな山頂に腰を下ろしてひと休み。
さて、三ツ峰山を目指して出発〜!
目印のピンクテープが賑やかでした。
小ピークから西の尾根に目印が付いています。
前回はここから下山しましたが、今回は尾根を北進します。
目印のテープはすっかり消えてしまいましたね。
細い踏み跡が続き、まったく問題無しですよ!
てか、気持ち良い登りが続きます。
ホイ、ホーイ♬
これはカモシカの糞だな!ちょいと余談になりますが、
今年の10月に自然保護団体の鹿糞調査に同行しまして、
専門家から鹿とカモシカの糞の違いなど教わりました。
鹿はパラパラと10数粒が散らばって、20粒以上が
まとまってあれば、カモシカで良いみたいですよ。
三峰山が見えてきましたよ。
んっ、違うか!あれは西峰かな?
本峰は右手のピークの向こう側だな!
よしっ!山頂は近いぜ。
東から上がってくる尾根に合流すると、
青色のテープが山頂まで付いていました。
多分、県道28号線からの尾根ルートでしょう?
薮ルートの好きな人がいる様ですね。
尾根の岩場から北方が開けて好展望がありました。
スカイラインに白銀の谷川連峰を遠望します。
ビバーク出来そうな岩屋発見!
崩れそうだったけどね。

10:48
三ツ峰山みつみねやま 1315m

山頂には誰もいなそうだな。
今日は終日誰にも会わず、静かな1日でした。
山頂は木に囲まれて展望はいまひとつ。
それでも、寂峰の雰囲気が好きなんだよなぁ。
今日のランチはこれで決まりだぜ!
謎肉まみれ〜!
豆大福旨し。

11:30
そろそろ行きましょか!

さて、西峰に向かって出発〜。
分岐を右折すれば榛名湖の外輪山のルートです。
快適だね〜♪
西峰まではそれ程時間はかからず、尾根を辿るだけです。
ホイ、ホイッと。

11:45
西峰

展望もなく、訪れるハイカーさんは少ないでしょう。
西峰から北へ刈り払いの尾根が下がります。
未踏なのでいつか歩いてみようかな。
下山は西峰から南の尾根筋に入ります。
薮はどうだろうか?行けるかな!?
あらっ、青色のテープ発見!
三ツ峰山の東尾根に目印を付けた人だな!
やはりこの人も薮ルート好きで確定じゃ。
⚠️ここからは要注意です。
南尾根の上部は岩場が多くて良くないね。
青色のテープは要所になく、あてに出来ません。
数カ所の岩峰群はとにかく西側を巻きながら降りて、
尾根から離れすぎない様に注意しましょう。
間違っても東側にルートを取ってはいけませんよ。
目印のテープは少ないですよ。
尾根上の岩峰から思わぬ展望に出会いました。
鐘撞山から音羽山へと歩いてきた尾根を一望します。
尾根上部の岩峰群から降りてくると歩きやすくなりました。
樹間に見えるピークはP1133です。

12:10
P1133

標石は見つかりませんね。
気持ち良いねぇ。
太尾根から東方に支尾根が分かれていきます。
そちらでも良さそうですが、このまま太尾根を下りました。
雑木の尾根から植林地へ降りてきましたよ。
植林地の作業道を進みます。

12:44
県道126号線

あとは駐車地まで車道歩き、のんびり行きましょか。
民家の庭に綺麗なヤマモミジ、失礼して写真をパシャリ!
てくてく。
林道前の沢線は鐘撞山と音羽山の登山口になります。
道標など無かったと思うので、入山には注意しましょう。

13:27
林道東榛名山線

県道126号線から林道榛名山線に入ります
てくてくと林道を歩いて数分で駐車地となります。

13:34
駐車地
ふぅ、と一息入れて終了となりました。

静かな薮尾根ルートはなかなか面白かったですね。
ズバリ紅葉期から冬枯れの頃がオススメで、薮山の雰囲気はこの頃が一番良いでしょうね。
西峰下の岩場はかなり悪いので注意が必要ですが、周回ルートを踏破すれば大満足の山行となるでしょう。

#402《おしまい》

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