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榛名山に登ろう 〜 二ツ岳

山の風穴は天然クーラー。

2023年7月20日(木)
群馬県…渋川市

盛夏の榛名山は暑くて、足の向かいハイカーさんが多いと思います。
今日は午後から野暮用があったので、サクッと登れる二ツ岳ふたつだけに出掛けた訳ですが、オンマ谷では風穴から噴き出す冷風に思わず笑顔になりました。
榛名山塊を構成する寄生火山の一つである二ツ岳は雄岳おだけ雌岳めだけと南方に孫岳まごだけを有しています。
太古の昔から繰り返した噴火の形跡を山中に残し、風穴から噴き出る風は一年中温度が変わらずに冬はやや暖かく、夏は冷涼な心地なのです。
そう、二ツ岳は夏にこそ歩くべきじゃ!

☀️晴れ 🌀平穏 🕔4h50m
🐾14,498歩 7.4km ⇅580m
♨️伊香保温泉 黄金の湯館 743円

8:00 伊香保森林公園⇒蒸し湯跡⇒オンマ谷
⇒孫岳⇒雄岳⇒雌岳⇒伊香保森林公園 12:50

8:00
伊香保森林公園
管理事務所前駐車場

駐車場には数台の車が停まっていました。
管理事務所の前から入山します。
アカツメクサ
入山するとすぐに"もみじの広場"です。
先ずはオンマ谷に向かいましょう。
今日は地下足袋でレッツゴー!
気持ち良い山の空気を一杯に吸い込んで深呼吸。
ヤマアジサイ
カラマツソウ
シチダンカ

8:17
蒸し湯跡

大正時代まで賑わいがあったそうです。
今にも倒れそうな東屋でした。
くれぐれも立ち入らない様にしましょうね。
木陰の道が気持ちいいですよ。
ホイホ〜イ♬
ベンチのある草地の展望地は良い雰囲気です。
内緒でテント張ったら怒られるかな!?
ニガナ

8:43
△1143.6m
展望地から僅かで、山道脇に標石がありました。

△四等三角点
相馬山への道は長らく通行止めとなっています。
雌岳への分岐からオンマ谷へ下ります。
ホッホッと。
ふぃ、谷間は涼しいですよ〜。
???
アカショウマ
谷間の道は夏の日差しも和らぎ、心地良いですね。
二ツ岳はバードウォッチングでも人気の山です。
山中では数人がカメラを構えていましたよ。
ヤマオダマキ

9:25
オンマ谷風穴駐車場

オンマ谷から風穴駐車場へ上がって来ました。
ヤセオネ峠からここまで車道が通じています。
清掃が良く行き届いて綺麗なトイレでした。
駐車場周辺では直に風穴の涼気を感じられますよ。
冷風が吹き出しています。
気持ちいい〜🌀
駐車場から苔の付いた石の道を登って行きます。
ホイサッサと。
登山道の途中から孫岳に寄り道してみましょう。
道標はありませんので、目印を見逃さない様に!
薄い踏み跡を辿ります。

9:53
孫岳まごたけ 1272m
北方が開け、雄岳と雌岳は目の前です。

雄岳の山頂にはテレビ局の中継塔が見えます。
雄岳と雌岳の鞍部には子持山が見えました。
コメツツジ
孫岳から戻り登山道を進みます。
道標の立つ鞍部から雄岳へ向かいましょう。
ホイサッサと。
オカトラノオ
クガイソウ
シモツケソウ
ホタルブクロ
雄岳の山頂部はテレビ局の中継塔に占拠されています。

10:28
雄岳おだけ 1343m

テレビ局の中継塔からひと登りで雄岳の山頂です。
ひっそりと石の祠が祀られています。
ハクサンオミナエシ
山頂から榛名湖を囲む外輪山を望みます。
山頂部の東側には展望の岩峰があります。
⚠️容易に登れますが、転落はNGですよ。
北方は子持山、上州武尊山が良い眺めです。
東方はトンガリの水沢山の向こうに赤城山。
雄岳を後にし、登って来た道を鞍部へ戻ります。

10:53
雄岳/雌岳鞍部

さて、雌岳に向かいましょう。
雌岳の下にある避難小屋は風雨を凌げる程度です。
野鳥の観察にはちょうど良いかもね!
途中にあった風穴の涼気に癒されました。
おっし!あともうちょいじゃ。

11:07
雌岳めだけ 1306m

雌岳の山頂は展望良好です。
東方には水沢山の向こうに赤城山を眺めます。
北方は小野子三山、子持山、谷川連峰と良い眺めですね。
さて、下山しましょうかね。

11:21
雄岳/雌岳鞍部

鞍部から山道を北へ辿ります。
まだまだ元気ですけどね、サクッと下山です。
道標からもみじの広場へ向かいます。
あ〜、腹減った。

12:01
もみじの広場
駐車場はすぐそこですけど、ここでランチタイムにしましょうかね。

ちょうど良いベンチがありました。
本日のメニューです。
いつもと変わらんか。
ふぅ〜、最高だぜ😋
ワッフルも👍🏼
ウマノアシガタ
もみじの広場から駐車場に戻ります。

12:50
伊香保森林公園
管理事務所前駐車場
オンマ谷では風穴の涼気が気持ち良かったです。
予想していなかったので、サプライズでしたね。
夏の二ツ岳はとってもオススメですよ。
どうぞ風穴の涼気を感じて下さいませ🙇🏻
さて、さっさと野暮用を済ませて伊香保温泉じゃ。
#396《おしまい》

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