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大源太山に登ろう

トンガリ山の空の青。

2023年8月14日(月)
新潟県南魚沼郡湯沢町/群馬県利根郡みなかみ町

新潟と群馬の県境に屹立する大源太山だいげんたさんはその姿から上越のマッターホルンと呼ばれ、容姿端麗な山容に感興を覚えます。
今日は台風7号の影響で関東地方から以西は雨予報、昨日も曇天の空模様に映画でも観てからスーパー銭湯で過ごそうかと登山は諦めモードでしたが、ちょいと新潟県の天気予報をチェックしてみると…
「あれっ、晴れじゃんか!」
大源太山は紅葉の良い頃に登る予定だったけどね、このタイミングは逃せませんね。
ギンギラギンの夏の陽射しに、ふぃ〜💦
いい汗かいたぜ!

⛅️晴れ 🌀軟風 🕗7h52m
🐾24,920歩 12.2km ⇅1230m
♨️土樽共同浴場 岩の湯 500円

6:40 旭原登山口⇒大源太山⇒七ツ小屋山
⇒旭原分岐⇒蓬ヒュッテ⇒旭原分岐⇒
シシゴヤノ頭⇒旭原登山口 14:32

6:40
旭原あさひばら登山口
旭原林道の終点に駐車場があります。
上手く停めれば10数台はいけるかな。

今日は先に2台の車が停まっていました。
お盆休みの終盤ですが、山の中は静かそうですね。
登山届けをポストに入れて「いざ、出発〜!」
今日も地下足袋で行ってみよう!
フッフフーン♬
キンミズヒキ
ミズヒキ
北沢の渡渉点を飛び石で渡ります。

7:00
謙信ゆかりの道入口

分岐を右に行けば蓬峠へ、帰りはそちらから下山予定です。
またまた北沢を渡ります。
ここを過ぎると水場は無いので、
しっかりと水を補給していきましょう。
水汲みのついでに小休止。
北沢を渡渉すると、急登が始まります。
長い、長い急登が続きます。
ナナカマド
ふぅ、ようやく急登が終わりました。
高木が少なくなり、展望がありますよ。
目指す大源太山の上空は曇天の空模様です。
ヤマガラシ?
オヤマリンドウ
尾根道から後ろを振り返ると、新潟県は晴れてました。
シシゴヤノ頭からコマノカミノ頭、遠方は雲の彼方へ。
コゴメグサ
ホッ、ホッ、ホッと。
Go up!
ジョウシュウオニアザミ

9:20
大源太山だいげんたさん 1598m

トンガリ山の頂上は平らで休憩するには丁度良いのです。
後景の七ツ小屋山は雲の中で天候はいまひとつですが、
新潟県側は青空が広がり、夏の陽射しがギンギラギンです。
この先は天気が読めないからね、ここは良い天気だし、
ちょっと早いけど、ここでランチにしましょうかね。
登って来た尾根道を振り返ります。
よ〜く見るとね、佐渡ヶ島が見えるんですよ。
謙信尾根の向こうの朝日岳は雲の中で、
谷川連峰を境に天気がハッキリと違います。

10:00
出発〜!

山頂から急降下します。
⚠️鎖場はゆっくり慎重に!
雲に消えていた谷川連峰が見えてきましたよー。
大源太山を振り返ってパシャリ!
オヤマリンドウ
何度も何度も振り返えっちゃうんだよなぁ。
ホント格好良いよね。
ちょっと薮が出てますが、問題無しよ。
ヤッホッホー!
アキノキリンソウ
ヤマハハコ
ヤマアジサイ
ハクサンオミナエシ
ウメバチソウ
ノコンギク
高山植物に足を止めながら、ペースはゆっくりだね
縦走路はアキノキリンソウが見頃でした。
七ツ小屋山の山頂が見えてきました。
馬蹄形の縦走路に出会えば、七ツ小屋山はすぐです。

11:11
七ツ小屋山ななつごややま △1674.7m

群馬県側は雲が多いですが、展望はまずまずでした。
△三等三角点
清水峠の白崩避難小屋を遠望します。
最近行けてないなぁ。
最高だぜーー!
アキノキリンソウ
ハクサンフウロ
この辺の池塘はもうギリギリのギリギリだね。
何とか干上がらずに残ってほしいものです。
あの丘を越えて行こうよ♫
笹の海を泳いで行こうよ♬
ワォ〜〜!
ウツボグサ

11:45
謙信ゆかりの道分岐

まだ時間があるので蓬ヒュッテを往復してきましょう。

11:52
よもぎヒュッテ

残念ながら小屋のご主人は不在でした。
ベンチに腰を下ろして、ちょいとひと休み。
武能岳まで行きたいけど、そこまで体力無いな。
さて、来た道を戻りましょう。

12:09
謙信ゆかりの道分岐

ここから下山ルートに入ります。
分岐に建つ道標にはぐんま県境稜線トレイルと
スノーカントリートレイルのマークがついています。
いつか両方ともスルーハイクしたいね。
展望の尾根道を気持ち良く下って行きます。
あ〜、最高だね。
大源太山の横顔を眺めながらの下山路です。
山容に横顔はちょっとおかしいかな?
シシゴヤノ頭までもう少しじゃ。

12:42
シシゴヤノ頭 △1472.6m

この先は樹林帯のルートを急降下します。
展望を楽しんでから下山しましょう。
△三等三角点
名残惜しいですが、大源太山とはお別れです。
さようなら、またいつか👋🏼
手前に見えるピークはコマノカミノ頭です。
来年の残雪期に土樽から登り、ここまで歩く予定です。
安全第一に計画しますが、困難が待っているでしょう。
さぁ、行こう!
クネクネと九十九折りの道を下って行きます。
ふぃ〜、水場で小休止。

14:18
謙信ゆかりの道入口

ここまで下りれば、もうひと頑張りです。
北沢を渡渉すれば、駐車場まであと少しですよ。

14:32
旭原登山口
終了〜!
車は自分のが一台だけでしたね。
先のハイカーさんはもう帰った後でした。

このルートは誰にでもオススメしたいですね。
急登、急降下が長い上に鎖場もあるので、簡単ではありませんが、何度でも歩きたいですね。
花の咲く頃から冬枯れの季節までいつだって良いでしょう。
今日は台風の影響で群馬県側は雲が多かったですが、新潟県側はよく晴れて、思いっきり夏山登山を楽しむことが出来ました。

〈おまけ〉
「新潟といやぁ酒よ、酒に決まってらぁ」
突然何が始まったのか、何弁なのかも分からんし、新潟のお土産は他にもいろいろとありますが、たまに出掛けたんだから日本酒を買って帰りましょう。
湯沢駅の『ぽんしゅ館』まで行けば、新潟の酒ならなんだってありますけども、通りすがりの小さな酒屋の『上村商店』さん…あっ!
すいません、"小さな"は失礼でしたね🙇🏻
ちゅう訳で(さっきから口調が…酔っ払い)
湯沢町の白瀧酒造「魚沼」でどうだい!
え〜、では最後に一言。
「酒は茶の代りになるが、茶は酒の代りにならぬ」
えっ!どういうこと。

プハァ、淡麗辛口でマグロに合うわぁ。

#397《おしまい》

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