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榛名山に登ろう/烏帽子ヶ岳,鬢櫛山,ヤガタ

是日也このひや天朗氣清てんあきらかにききよく惠風和暢けいふうわちやうせり

今日は朝から青空が広がってポカポカ陽気でしたが、天気予報は午後から下り坂、こんな日は近所の榛名山で山遊びがちょうど良いですね。
いくつものピークで形成される榛名山塊の踏み残しはヤガタ、烏帽子岩、鷹ノ巢山、黒岩、湯殿山のピークと、名無しの三角点峰がいくつかとなりました。
黒岩は県道28号線から西尾根を辿ればピークまで僅かで、隣りの鷹ノ巢山と合わせて今年中に歩こうかとルートを思案中です。
湯殿山は榛名山南麓の烏川沿いの小山で、登山というよりは散歩といった感じですね。
烏帽子岩は鬢櫛山北西の岩峰でヤガタの近くですが、今回は上手いことルート繋げられなかったので、またそのうちに登りましょう。

それにしても、二月だというのにこの暖かさです。
榛名湖は結氷せず、6期連続してワカサギの氷上釣りが中止になりました。
春の暖かさに感謝出来るのは、冬の厳しい寒さがあってこそだと思うのですがね。

2024年2月20日(火)
群馬県…吾妻郡東吾妻町/高崎市

⛅️晴れ時々曇り 🌀平穏 🕟4h32m
🐾15,877歩 9.75km ⇅675m
♨️榛名湖温泉 ゆうすげ元湯 520円

8:00 榛名湖高崎市営駐車場⇒烏帽子ヶ岳登山口
⇒烏帽子ヶ岳⇒鬢櫛山⇒ヤガタ⇒泉沢林道⇒P1196
⇒鬢櫛山登山口⇒榛名湖高崎市営駐車場 12:32

8:00
榛名湖高崎市営駐車場
冷え込みは無く、朝から春の暖かさでした。
ボチボチいきましょか!

駐車場には他の車は3台だけでした。
烏帽子ヶ岳の登山口まで車道を歩いていきます。
湖畔に降りてみました。
薄氷に朝日が反射して幻想的な風景でしたね。
静かな湖畔を歩いて行きましょう。

8:28
烏帽子ヶ岳登山口

Let's go!
ホイホ〜イ。

8:45
烏帽子ヶ岳/鬢櫛山鞍部

まずは烏帽子ヶ岳へ向かいましょう。

9:10
烏帽子ヶ岳えぼしがだけ 1363m
ふぅ、久しぶりの登頂となりました。

のっぺりとした山頂は木に囲まれて展望は寂しいです。
南の岩棚に立てば、爽快な展望が広がりますよ。
しばらく展望を楽しみました。
山頂を後にして、鞍部に戻りましょう。
鞍部から鬢櫛山へ向かいます。
P1196を直進します。
ヤガタのピークを踏んだ後は泉沢林道に降りて、
写真の右手から帰って来る予定です。

10:07
鬢櫛山びんぐしやま 1350m
山頂は木が多いですね。

〜 本日の豆知識 〜
鬢櫛びんぐしとは耳ぎわの髪をかきあげる櫛のこと。
山名は山の形に由来していると思われます。

木が多く、展望は寂しいですね。
さてさて、今日はここからが本番です。
ヤガタに向かう尾根に道はありません。
GPSを見ながら小笹を踏んで進みます。
支尾根がいくつか別れるので、気をつけましょう。
鬢櫛山の北側は日陰で雪が解けていませんでした。
目印みっけ!
小枝が邪魔して歩きにくいね。
木に赤ペンキが付いていました。
昔から歩く人は少なからずいるみたいね。
木越しにヤガタ(矢形)を望みます。
山体は綺麗な三角錐していて、
山名の由来となっているのでしょう。
鞍部に降りたら山頂までひと登りですよ。
熊棚発見!
ホッホッホッと。

10:46
ヤガタ(矢形)

木が多すぎて展望は皆無でした。
読めないね、気になって下山後に検索してみたら
"子ビングシ岳 1246m"とありました。
山名も標高も取り付けた方の見解かな?
ヤガタの山名も地形図にはないので、通称でしょう。
写真の左に烏帽子ヶ岳、右が鬢櫛山です。
メロンパン最高ー!
山頂には動物の休み場の跡がありました。
イノシシかなぁ?シカだろうな!?

11:10
下山開始

安全を優先すれば、来た道を戻るのが良いのでしょうが、
計画時に地形図を見ると、下の林道に降りれそうでした。
現場にて判断し、落ち葉の急斜面を下降しましたよ。
木越しに梓山が見えました。
林道が見えてきましね。

11:31
泉沢林道
ふぅ、林道に降り立ちました。
これでひと安心ですね。

さて、後は泉沢林道を辿って帰りましょう。
トボトボと林道歩きです。
泉沢林道の終点から山道に入ります。
P1196まで細道が続いています。

11:59
P1196

十時路を直進して、下山に向かいました。

12:15
榛名湖周遊道路

てくてく。
いつの間にか青空から曇天になってましたね。

12:32
榛名湖高崎市営駐車場
終了〜!
春の陽気の中、気持ち良いハイキングでしたね。

榛名湖の外輪山である烏帽子ヶ岳と鬢櫛山に登る人に比べれば、ヤガタまで足を延ばす人はほとんどいないと思われます。
鬢櫛山から支尾根を辿るルートには道標などは無く、目印は少ないので、道迷いに気をつけましょう。
またヤガタから泉沢林道へは急勾配の落ち葉の斜面を下る為にスリップ要注意です。
寂峰の雰囲気を味わうには良いルートと思いますが、薮山歩きに慣れた方の他は楽しめないでしょう。
あしからず。

#411《おしまい》

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